谷崎玲(武井咲)は、祖父・夏目周作(北大路欣也)からの申し出を受け入れ、北海道で暮らすことを決意する。玲は、母・葉子(木村佳乃)や妹の麻央(小芝風花)だけでなく、『パティスリー・シャルロット』の安倍川衣里(橋本麗香)らにまで迷惑をかけてしまったことに、これ以上耐えられなかったのだ。樹山龍一郎(江口洋介)に会った玲は、この町を離れることにした、と伝えた。が、樹山の顔を見ているうちに、堪えていた思いが溢れ、「助けて…」と彼にすがってしまう玲。樹山は、そんな玲を優しく受け止め、大切にしているものを見失わないでほしい、とアドバイスした。
帰宅した玲は、携帯電話に鮎川宏基(要潤)からの着信があったことに気づく。鮎川に電話すると、彼はいま小樽にいるという。玲は、DNA鑑定をして娘ではないことを証明したい、と鮎川に告げる。鮎川も、玲のため、そして自分のためにもはっきりさせよう、と応え、明日東京へ向かうと約束する。
あくる日、玲は、心配してついてきてくれた樹山とともに鮎川を待った。しかし鮎川は、約束の時間を過ぎても姿を現さない。電話をかけると一旦つながったものの、鮎川の声は聞こえなかった。実は鮎川は、空港に到着後、突然腹部に激痛を覚え、意識を失ってしまっていた。勇気をもって鮎川と真剣に向き合おうと思っていた玲は、彼が姿を現さなかったことに失望する。
するとそこに、片岡亜沙美(霧島れいか)が息子の直人(笹原尚季)を連れてやってくる。亜沙美は、「ウチの人がいつもお世話になっています」と玲に挨拶した。
翌日、玲のもとに、衣里から電話が入る。客から、玲にバースデーケーキを作って欲しい、という注文が入ったのだという。玲は、『パティスリー・シャルロット』での最後の仕事としてそれを引き受けるが…。
第1話 2012年7月10日「無戸籍…存在しない少女と罪を背負った男、衝撃の夏が今始まる」
第2話 2012年7月17日「今夜衝撃の告白!母の壮絶な秘密が今私を襲う」
第3話 2012年7月24日「母娘哀しき断絶!そして新たな悲劇開幕」
第4話 2012年7月31日「直接対決!いま襲い掛かる同情という名の悪意」
第5話 2012年8月7日「最悪の悪夢がやって来た…あの男がついに」
第6話 2012年8月14日「19年の秘密…すべてを切り裂く訪問者」
第7話 2012年8月21日「私は誰の子?惨劇の一夜」
第8話 2012年8月28日「一編の記事が全てを壊す…今はただ抱きしめて」
第10話 2012年9月11日「天国か地獄か…ついに明かされる出生の真相!」
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