木下圭介(豊川悦司)は、娘の美雨(芦田愛菜)を預けている沼津の義父母、一夫(浜田晃)と愛子(岩本多代)のもとへ、引っ越しや転校の手続きに必要な書類を送った。圭介は、その封筒の中に、美雨への手紙も同封した。手紙の中で圭介は、夏休みの最後の日に迎えに行くがそのときに大事な話があるから聞いてほしい、と綴っていた。
その矢先、圭介の携帯電話に一夫から連絡が入る。美雨が、東京に帰る、と書き置きして、ひとりでバスに乗ってしまったのだという。前夜、美雨は、一夫と愛子が見ていた書類の中に自分の名前があることに気づき、それは何かと尋ねた。愛子は困惑しながらも、ウソを言うわけにもいかず、美雨はこのまま沼津に住むことを話してしまったらしい。
バスターミナルに駆けつけた圭介は、美雨を見つけ、とりあえず家に連れ帰る。圭介は、美雨に自分の病気のことを正直に打ち明け、明日の朝、バスで沼津まで送っていく、と告げた。そして、中村産業の社長・中村富美夫(蟹江敬三)と妻の千恵子(丘みつ子)に、美雨が落ち着くまで沼津にいたいから夏休みを取らせてほしい、と申し出る。
あくる朝、圭介は、美雨を起こそうとする。が、美雨は、部屋の入口にバリケードを作り、沼津行きを拒否した。それを知ったアカネ(中谷美紀)は、説得役を買って出て、美雨に声をかける。部屋に入れてもらったアカネは、圭介と同じ病気にかかった義母を看病していたときの話を美雨に聞かせた。美雨に辛い思いをさせたくないから沼津で暮らした方がいいと圭介は思ったのではないか、と諭すアカネ。すると美雨は、辛くて苦しいのは父ちゃんと離れて暮らすことだ、と返し…。
第1話 2012年7月1日「最近、父ちゃんは忘れ物が多い…」
第2話 2012年7月8日「記憶を失うとき一番大切な人を傷つける」
第3話 2012年7月15日「…父ちゃん、アルツハイマーってなに?」
第4話 2012年7月22日「母が遺した贈り物…父娘の切ない約束」
第5話 2012年7月29日「忘れたくない…父と娘の夏の思い出」
第6話 2012年8月5日「親子だからこそ…、言えない秘密」
第7話 2012年8月12日「二人で暮らせない!?辛い父の決断…」
第8話 2012年8月19日「親なのに、離れる。親だから、離れる」
第9話 2012年8月26日「娘の未来のために…今、伝えるべき真実」
第11話 2012年9月9日「残された時間、娘のために今できること」
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