宝町税務署に、計画倒産についてのタレコミが届く。
ネット広告などを扱う株式会社ホツミが、ネットショップを開くための初期費用60万円を大勢の契約者から集め、それを踏み倒したまま巧妙な手口で倒産しようとしているというのだ。
明らかな詐欺行為だが、裁判所が正式に倒産を認めてしまうと、税務署は手出しができなくなってしまう。
ホツミの滞納税400万円を徴収できなくなるのだ。
鏡(北村有起哉)は今すぐホツミをSしろと鈴宮(井上真央)に命じる。
それを聞いた金子(池田鉄洋)は「まず計画倒産を食い止めて、契約者を助けてくれ」と鈴宮に懇願する。
実は金子の妻がホツミの罠にはまり、60万円の初期費用を支払っていたのだ。
ホツミの偵察に向かった鈴宮は、代表と思われる男・幾嶋と弁護士がコソコソ相談しているのを目撃する。
彼らは明らかに近々裁判所に破産の申し立てをしようとしていた。
一方、金子は幾嶋が過去に同様の手口で、数件の会社を倒産させている悪徳業者であることを突き止める。
鈴宮は東京地方裁判所に赴き、主任書記官の帯刀(嶋田久作)に事情を話し協力を求めるが、「我々は法に則って手続きをするだけ」と門前払いを喰らってしまう。
ならば方法はひとつ。ホツミをSし、隠し財産の証拠を突き止めて、破産手続きを止めるしかない。鈴宮はひとりでホツミに乗り込み、強面の男たちに囲まれながら気丈に差押えを行う。
そして押収した帳簿と取引先リストから、隠し口座の存在を探ろうとするが、なかなか手応えがない。
鈴宮はホツミに騙された被害者からの情報を得て、ようやく隠し口座と現金を発見する。
だが、すでに裁判所では破産手続きが開始されていた……。
鈴宮は計画倒産を食い止め、被害にあった人々を助けることができるのか――?!
第1話 2012年7月4日「わたしの仕事は嫌われている…気弱な徴収官ぐ〜子が毒舌上司ハスキーに振り回され税金滞納者たちと対決」
第2話 2012年7月11日「思い出の差し押さえはやめて!隠し財産は私が暴きます!」
第3話 2012年7月18日「やらせてください潜入調査!私のこと腰掛けなんて言わせません」
第4話 2012年7月25日「友達に裏切られ…愛人と消えた3億円の行方…真実を暴きオトシマエつけてみせます!」
第5話 2012年8月15日「親友が結婚詐欺に?美人教師を差し押さえ貢いだ金を取り戻せ」
第7話 2012年8月29日「悪徳ガールズ・バー楽して稼げる裏バイト売り上げ偽装の巧妙手口を暴け!」
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