鈴宮(井上真央)たちは女子高の音楽教師・桑原演美(小島聖)の徴収に向かう。彼女は父親からマンションを相続し、それを売却した際の譲渡所得税500万円を滞納していた。鈴宮から演美の名前を聞いた木綿子(鈴木砂羽)は驚き、同行を願い出る。
演美は木綿子の高校の同級生で、同じオーケストラ部に所属していた友人だったのだ。真面目な演美はプロのバイオリニストを目指していたが、途中であきらめて教師になったという。
木綿子は鈴宮の同席のもと、演美をレストランに呼び出す。久しぶりの再会に会話を弾ませる演美と木綿子。
演美は高校時代から使っているバイオリンを持ち歩いていた。
値段は1,000万円ほどで人気バイオリニスト川瀬瞳の1億円のバイオリンに比べれば安価だが、演美にとってはそれ以上の価値がある大切なものだった。
そして木綿子は演美に用件を切り出す。演美は「お金は知り合いに貸している。
明日、給料が入ったら必ず少しでも税金を払いに行く」と約束する。
だが翌日、演美から「親戚が入院してどうしてもお金がいるので、返せなくなった」と電話が入った。
不審に思った木綿子は演美を尾行し、演美が紳士風の男・中西(鈴木一真)と会い、彼に現金の入った封筒を渡したことを突き止める。
再び演美を訪ねた木綿子たちは事情を聞く。
中西は実業家でバイオリン教室を開こうと構想しており、演美にそこの講師になって欲しいと声をかけていた。だが資金が足りなくなり、演美は彼にお金を貸していたのだ。その額は3千万円近くにもなると言う。
契約書も借用書もないが演美は中西から「教室が軌道に乗ったら結婚しようと言われている」と嬉しそうに話す。だが鏡は容赦なく、演美の大切なバイオリンを差し押さえる。
怒った演美は木綿子に「私が結婚して幸せになるのが悔しいんでしょ!」と絶縁宣言をする。二人の友情を心配する鈴宮に、木綿子は「嫌われるのも徴収官の仕事だ」と言うのだった。
しかし割り切れない思いの鈴宮は木綿子に「中西を調べてみよう」と持ちかける。
すると驚くべき事実が明らかになり――?!
第1話 2012年7月4日「わたしの仕事は嫌われている…気弱な徴収官ぐ〜子が毒舌上司ハスキーに振り回され税金滞納者たちと対決」
第2話 2012年7月11日「思い出の差し押さえはやめて!隠し財産は私が暴きます!」
第3話 2012年7月18日「やらせてください潜入調査!私のこと腰掛けなんて言わせません」
第4話 2012年7月25日「友達に裏切られ…愛人と消えた3億円の行方…真実を暴きオトシマエつけてみせます!」
第6話 2012年8月22日「徴収官VS裁判官…悪事を法が守るなんて許さない!私が食い止めます!」
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