タイトルロゴでは「Dragon Braves」（ドラゴン・ブレイブス）の英文が表記されている。
概要
とある地方都市を舞台に、東京に出現したドラゴンを退治する青年たちの姿をゆるく描く、地域密着型冒険ファンタジー。
安田章大は本作が連続ドラマ単独初主演、三木孝浩は連続ドラマ初演出となる。
キャッチコピーは、「オレたちが“光の戦士”!? いったん整理させて。」
ストーリー
東京の上空に突如ドラゴンが出現し、首都圏では大騒ぎになっていた。その頃、東京から少し離れた富士山の麓にある地方都市・光山町では、幼なじみのヨシオ・ケンジ・タモツがヨーコの働く喫茶チロルで他人事のようにドラゴン出現を伝えるテレビ中継を見ていた。しかしヨシオが古本屋で手に入れた謎の巻物に、かつて闇の世界から現れたドラゴンを倒し世界を救った光の戦士の存在が記されていた。さらに巻物に描かれた紋章と同じ形のあざがヨシオ・ケンジ・タモツ・ヨーコの体にあり、彼らが光の戦士の末裔であることが判明する。光山町の至るところに残されていた光の戦士の町だった証拠や龍にまつわるシンボルを目にしたヨシオたちは、世界を救うべくドラゴンを倒す決意をする。
キャスト
光山町
光山町青年団
ヨシオ - 安田章大（関ジャニ∞）（幼少期：斎藤拳匠）
コンビニでバイトするフリーター。かつてミュージシャンを志して一度は上京したが、夢破れて光山町に戻ってきた。光山町生まれではなく、2歳の時に光山町に引っ越してきた。左の尻にある紋章形のあざと思われていたものは、幼少期に尻を出してふざけて転倒した際、紋章形のマンホールで火傷した痕で、光の戦士の末裔ではなかった。
ケンジ - 遠藤要（幼少期：有永雅久）
光の戦士末裔の証：左腕に紋章形のあざ / アイテム：風のクリスタル。実家の電気店を継いだヨシオの親友。商店街の近くに開業するプラズマモール光山に大手家電量販店・ビックダ電機が出店することで経営難に陥るのではないかと危機感を募らせている。
タモツ - 本多力（幼少期：高田愛斗）
光の戦士末裔の証：左腕に紋章形のあざ / アイテム：大地のクリスタル。元ヤンキー。ヨシオの親友でバイク店勤務。光山町3丁目在住。ユカに振られても諦められずにいたが、導きの種を奪ったユカに自分の思いを伝え、ヨリを戻している。
団長 - ユースケ・サンタマリア
光の戦士末裔の証：左腕に紋章形のあざ。光山町青年団長。地域振興に熱心でイベント好き。ヒカリ通り商店街をライトアップする計画「ピッカリエプロジェクト」を推進している。例会をさぼってばかりのヨシオたちに面倒な仕事を押しつけていたが、ドラゴンと勇者のことを知り、光山町の町興しに使えるとヨシオたちの意向も無視して「ドラゴン青年団」を結成する。挙句、他の団員にも紋章形のあざがあった為（実は光山町町民にとっては珍しくないものではなかった）、「ピッカリプロジェクト」をヨシオたちに押し付け、他の青年団員達とドラゴン退治に乗り出す。
喫茶チロル
ヨーコ - 蓮佛美沙子（幼少期：中村葵 / 小学6年生：池戸優音）
光の戦士末裔の証：左腕に紋章形のあざ / アイテム：火のクリスタル。ヨシオたちの同級生で、喫茶チロルの店主の娘。幼少期、文房具屋の2階でドラゴニア文字を習ったことで解読ができる。団長から「ピッカリエプロジェクト」のキャンペーンガールに任命される。
ユカ - 新木優子
ヨーコの妹でタモツの元彼女。東京に憧れている女の子。カズキの紹介で映画のヒロインオーディションを受けたり、グラビアの仕事をするために上京するが、ドラゴン出現でなかなか実現できない苛立ちから、導きの種を奪うが、タモツにこの世の終わりになっても一緒にいると思いを告げられ、ヨリを戻す。ヨーコに替わり、団長から「ピッカリエプロジェクト」のキャンペーンガールに任命される。
東京
カズキ - 大東駿介（幼少期：溝口怜冴）
光の戦士末裔の証：左腕に紋章形のあざ/ アイテム：水のクリスタル。ヨシオたちの同級生でエリートビジネスマン。週1回ペースで「東京だより」と題したメールをヨーコに送っている。勤めている会社がドラゴンで便乗商売を行い、自分も勇者として密かにドラゴンの情報を集めていた。
TVリポーター - 魚住りえ（本人役）
東京タワーに出現したドラゴンの様子をリポートしている。人々がドラゴンに慣れるにつれその報道も減り、彼女も巨大ウサギのリポートなどを行うようになってしまう。
ゲスト
第1話
古本屋・木本書店の店主 - 成瀬労
消防団員 - 藤一平（第9話）
銭湯・人参湯の番台 - 緑川美津恵
第2話
マントのおっちゃん（風の民） - 赤星昇一郎
光山町内会長 - 越村公一（第9話）
第3話
光山小学校用務員 - 蛭子能収
光山小学校元音楽教師（ママさんコーラスメンバー） - 小貫加恵
光山町婦人会会長（ママさんコーラスリーダー） - 兎本有紀（第9話）
第4話
等々力工務店棟梁（土の民） - 阿藤快
光山町7丁目ソフトボールチーム助っ人 - パンチ佐藤（本人役）
第6話
スナックフェアリーママ（水の妖精） - 入山法子
スナックフェアリーの客 - 久保酎吉（第9話）
ラーメン小堀店主 - 奥山ばらば
山本 慎太郎（ヨシオたちの小学生時代の同級生・あだ名：闇本） - 眼鏡太郎
山本の兄 - 黒石高大
第7話
玉田 守（市役所公園緑地課・神殿神官） - 松尾諭
ヤンキー - みーたん・あゆみん・りえぷー（HappyGirls）
第8 - 9話
光山町青年団員 - 永野宗典、石田剛太、松尾英太郎
第9話
光山町婦人会員 - しのへけい子
最終話
銀河帝国代表 - 亀梨和也（KAT-TUN / 特別出演）
スタッフ
脚本・監督：上田誠
監督：三木孝浩、松居大悟
音楽：井内竜次
企画・プロデュース：蔵本憲昭（電通）
プロデューサー：花田聖、田中良明、中沢晋、竹園元
アソシエイトプロデューサー：井澤秀治、村上出、深迫康之
撮影：高原晃太郎
照明：山口泰一郎
美術プロデューサー：津留啓亮
録音：古川裕志
VE：吉岡辰沖
タイトルバック：熊本直樹
VFX：木村康次郎
助監督：山田光広
制作担当：篠宮隆浩
協力：CAPCOM、ジャニーズ事務所
特別協力：NTTドコモ
制作協力：ヨーロッパ企画
制作プロダクション：オフィスクレッシェンド
製作：『ドラゴン青年団』製作委員会（電通、テイチクエンタテインメント） / MBS
主題歌
KAT-TUN「不滅のスクラム」（J-One Records）
各話あらすじ（2012.07.17 - 2012.09.25）全10話 平均視聴率 1.27％
第1話 2012年7月17日「旅立ちの喫茶店」 視聴率 1.1％
地方都市・光山町を舞台に繰り広げられるファンタジー。突如、東京上空にドラゴンが出現。光山町に住むヨシオ（安田章大）は、その状況をテレビで見ていた。そんなある日、彼は古本屋で謎の巻物を見つける。
第2話 2012年7月24日「風の団地」 視聴率 1.2％
巻物に書かれていたドラゴンを倒すためのアイテムの隠し場所が、町の銭湯の壁画に描かれていたことを発見したヨシオ（安田章大）たち。そのアイテムを獲得しようと喫茶店「チロル」で作戦会議にいそしむ。
※2012年7月31日は「ＮＥＷＳ２３クロス」を放送のため、休止。
※2012年8月7日は「ロンドンオリンピック２０１２ サッカー男子・準決勝「日本×メキシコ」」を放送のため、休止。
第3話 2012年8月14日「火の小学校」 視聴率 1.0％
無事に風のクリスタルを手に入れたヨシオ（安田章大）たち。現在の地図に照らし合わせると、通っていた小学校の焼却炉に火のクリスタルがあることが分かる。
第4話 2012年8月14日「大地のグラウンド」 視聴率 0.7％
近所のグラウンドの隅に「お石様」と呼ばれ大事にされている石碑がある。その岩を動かそうとするが微動だにしない。４人はタモツの町内の棟梁が力持ちで、いつも身につけている腕輪が力の秘密だと目をつける。
※TBS・MBS・HBC・SBSは、3話・4話連続放映。
第5話 2012年8月21日「水の市民プール」 視聴率 0.9％
残りの水のクリスタルに簡単に近づくことができず、出直すことにしたヨシオ（安田章大）たち。チロルに戻ると、カズキ（大東駿介）が東京から戻ってきていた。
第6話 2012年8月28日「妖精のスナック街」 視聴率 1.9％
入手した水のクリスタルは偽物だった。途方に暮れるヨシオ（安田章大）たちはスナック街を訪れ、水割りを飲む。この水割りは水のクリスタルと関係があり…。
第7話 2012年9月4日「雷の高架下」 0.8％
ヨシオ（安田章大）の熱のこもった歌により、水のクリスタルを手に入れた4人。残すドラゴンスレイヤーは、公園の上空に浮かんでいる島にあるようなのだが…。
第8話 2012年9月11日「天空の公園」 視聴率 1.9％
クリスタルをなくしてしまったヨシオ（安田章大）たち。店中を探していると団長（ユースケ・サンタマリア）がクリスタルを手に現れ、ヨシオたちに説明を迫る。
第9話 2012年9月18日「嘆きの自宅」 視聴率 1.7％
光の戦士の末えいではないと知ったヨシオ（安田章大）は、明るく振舞うが傷心していた。代わりに団長（ユースケ・サンタマリア）がドラゴン退治をすることになる。
最終話 2012年9月25日「光の商店街」 （※25:04〜25:34） 視聴率 1.5％
クリスタルを求めるドラゴンを止める方法を考えるヨシオ（安田章大）ら。ドラゴンが電線に接触して動きが鈍くなったと知ったヨシオは、ある作戦を思いつく。
番組公式サイト
(ドラゴン青年団 - Wikipedia)
タグ：ドラゴン青年団
