15年前、機動捜査隊・初動捜査担当の新米刑事だった沢(北村一輝)は、舞子(栗山千明)の母・真理子(奥貫薫)が亡くなった事故を担当していた。現場検証の結果、居眠り運転か決意の自殺…いわゆる“捨て山”だと判断された真理子の事故。Nシステムの映像を見る限り、真理子が自殺するようには見えず、沢は腑に落ちなかったが、真理子が目を開けて運転していたこと、ブレーキを踏んでいなかったことから、決意の自殺である可能性が高いという結論に達していた。自殺するようには見えなかったが自殺にした・・・舞子に負い目があったから捜査一課に引き抜いたと当時を思い出しながら舞子に話した沢。
すると、アタル(中居正広)が「目を開けていた、居眠り運転、ブレーキ踏まなかった」と突然呟いた。沢が「もう調査はするな」と3回言ってもアップデートせず、「事件にもう苦しまなくていいんだ」と言い聞かせても言うことを聞かないアタル。舞子は沢に、母の死に父・達夫(利重剛)が関係しているのかと訪ねると、少なくとも宝井真美(広澤草)の殺人には関係しているかも知れないと言う。
捜査一課を訪ねていた舞子に昇(玉森裕太)から連絡が入る。アタルが帝都医大にやってきて、「マリコ、お墓、どこ」と昇にたずねているというのだ。なぜアタルは舞子の母の名前を知っていたのか・・・。蛯名家のお墓で合流した舞子、昇、達夫、アタル。すると、アタルは墓石から大きい骨壷を取り出し、骨壷の中の遺骨を出して並べ始め、「ありません、ありません」と言い始めた。すると、達夫が「母さんは、私が殺した!」と叫び走り去った。家に戻った舞子は、人の捨て山は平気で調べていたが、自分の捨て山を調べるのが怖くなったと涙を流した。その時、そばにいたアタルは・・・。
第1話 2012年4月15日「謎の青年が呟く殺人事件のキーワード!世界初の新感覚ミステリ登場」
第2話 2012年4月22日「証拠ゼロの殺人!完全犯罪を突き崩せ!!」
第3話 2012年4月29日「身勝手な男心VS奇妙な女心」
第4話 2012年5月6日「最大の危機!!チョコザイ拉致&天才鑑定士の罠」
第5話 2012年5月13日「本当にあった透明人間事件」
第6話 2012年5月20日「絶対音感の知られざる殺意」
第7話 2012年5月27日「さらば男達の絆!!殺人刑事」
第8話 2012年6月3日「チョコザイの正体と目的!!」
第9話 2012年6月10日「幼児虐待!!でもママが好き」
第10話 2012年6月17日「父だけが知っていた殺人手法」
ATARUお正月SP 2013年1月6日
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