佐伯教授(松平健)の高校時代の恩師・伊達(竜雷太)が亡くなった。
新しく准教授となった中島(鈴木浩介)のお披露目勉強会に出席していた佐伯は、伊達が亡くなった知らせを受けるが、意に介さず酒宴を続ける。
祐太(草なぎ剛)は「佐伯の医療ミス」という疑念を持ち、瑞希(水川あさみ)に相談するが、「不用意なことは言わない方がいい」と釘をさされる。同じころ、伊達の担当医であった下田(八乙女光)は、責任の重さに押しつぶされそうになっていた。
一方、伊達の「死」に心ここにあらずの祐太は、一緒に暮らし始めたすずの体調まで目が行き届かなかい。そんな折、森下(田辺誠一)がすずを東央医科大学病院に緊急入院させ、博昭(志賀廣太郎)と佐和子(藤吉久美子)を呼び出す。そばにいながらすずの病状悪化に気づかなかったのかと博昭に責められ、言葉を失う祐太に、森下はすずと担当患者のこと以外、一切関わるなと警告する。
佐伯教授の医学部長選挙を間近に控え、中島を先頭に、伊達に関する情報にかん口令が敷かれる東央医科大学内科病棟。しかし、研修医たちを中心に動揺が広がっていた。そんななか、祐太は佐伯に呼び出される。医療ミスを指摘する祐太に対し、自分に落ち度はなかったと言い張る佐伯。そればかりか、入院させたすずの治療を持ち出して揺さぶりをかけ、祐太の口を封じようとする。
明くる日、祐太に問いただされた森下は、すずを盾に祐太を黙らせるよう佐伯に提案したと告白。自分は佐伯教授の後継者だと明かすと、「ここまで来て邪魔をされちゃ困るんだよ」と言い放つ。同じ頃、会議室では教授会が行われていた。その席上で、学部長選で佐伯の対抗馬と目される教授のスキャンダルが明るみに。動揺するライバルにほくそ笑む佐伯。
そんな中、由美恵(田島令子)が病院にやって来た。誤診を疑う由美恵を、発見が遅れたのは検査を拒んだ伊達のせいだと突っぱねる中島(鈴木浩介)と新見。と、そこに下田が現れ、中島に退職願を提出。病院を後にしようとする由美恵を「お話したいことがある」と引き留めて…。
第1話 2012年4月10日「僕は自分をやり直す為に医者になった」
第2話 2012年4月17日「医者も接客業です」
第3話 2012年4月24日「医者である前に、人である前に」
第4話 2012年5月1日「医者として僕はそこに線を引く」
第5話 2012年5月8日「医者から近くて遠い存在」
第6話 2012年5月15日「僕が医者になった本当の理由」
第7話 2012年5月22日「医者としてでなく人として僕は…」
第8話 2012年5月29日「医者と患者が向き合うことの意味」
第10話 2012年6月12日「医者が忘れてはいけないその重み」
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