古美門研介(堺雅人)、黛真知子(新垣結衣)、服部(里見浩太朗)が事務所でくつろいでいると、テレビに天才子役・安永メイ(吉田里琴)のドラマが流れる。感動的な親子再会のシーンに、素直に涙する黛。しかし、いつものことながら古美門は冷めている。
その頃、メイは母親の留美子(小沢真珠)が出かけたのを良いことに、まだ12歳の子供にもかかわらず、ビールを飲み、男友達を家に連れ込む。結果、急性アルコール中毒になったメイは病院へ搬送されてしまう。病院の廊下では留美子とマネジャーの梶原(おかやまはじめ)が、今回の件のマスコミ対応で口論となる。その間に、メイは病室から抜け出してしまった。
マスコミにメイの荒れた私生活が暴かれるなか、古美門と黛はホテルのスイートルームに呼び出された。そこで待っていたのはメイ。メイは無敗の古美門の噂を聞いて依頼したいと言う。依頼内容は、留美子と親子の縁を切らせて欲しいというものだった。黛は反対するのだが、古美門は引き受けてしまう。
メイの訴えを受けた留美子は三木長一郎(生瀬勝久)に弁護を頼む。三木は、この弁護に最終兵器としてある男を引きずり出した。家事審判廷で顔を合わす古美門と三木たち。すると三木がひとりの男を呼び入れる。この男こそ、三木の用意した最終兵器で名前は古美門清蔵(中村敦夫)。何を隠そう、断絶状態にある古美門の父だ。古美門と清蔵の弁護は真っ向対立。幼い頃、厳しく育てられた清蔵に反逆心を持つ古美門は、メイを自分に重ねた代理戦争のような泥沼となってしまう。
古美門は梶原に、留美子にとって不利となるような証言を依頼。しかし、すでに三木の手が回っていた。審判廷では、手のひらを返したように留美子側につく梶原。だが、古美門は次の手を用意していた。ホストクラブで今回の審判の前祝を行う留美子の映像を持ち出す。忍び込ませた加賀蘭丸(田口淳之介)の撮影だ。梶原は観念して発言を控えてしまう。留美子も言い訳の仕様がない。
最終審問。証言をためらうメイを古美門が代弁する。メイに依存するあまり、留美子が自殺未遂を冒していたと古美門。それに気づいたメイは、自分が一緒にいると留美子が更生できないために縁を切ろうとしているのだ…と。古美門に後押しされたメイも留美子への思いを語る。もはや、留美子に返す言葉はなくメイの主張通り結審した。
第1話 2012年4月17日「最高でもサイテーの弁護士、愛も法も嘘をつく!?」
第2話 2012年4月24日「著作権裁判はカネになる!?」
第3話 2012年5月1日「初恋かストーカーか?号泣の恋愛裁判!?」
第4話 2012年5月8日「太陽を返せ!マンション裁判仁義なき戦い」
第5話 2012年5月15日「期限は7日!金か命か!?悪徳政治家を守れ」
第6話 2012年5月22日「DV?二股?流血の結婚裁判、刺客は元妻」
第7話 2012年5月29日「骨肉の相続争い!醤油一族に潜む秘密と嘘」
第9話 2012年6月12日「恩讐の村人よ…美しき故郷を取り戻せ!!」
リーガル・ハイ TOPへ
各話視聴率へ
2012年春ドラマ(4-6月)TOPへ
2012年春ドラマ視聴率一覧へ
タグ:リーガル・ハイ