マンションの一室で、元コンパニオンの菊池恭子(かでなれおん)が絞殺された。発見者のパート従業員・栗原絹子(石田えり)は、被害者の部屋から五重塔を撮影させてもらおうと思って図々しく上がり込んで死体を見つけたらしく、遺体の手には2010年の祇園祭の際に喫茶店で配布した"冷やし飴"の無料券が握られていたという。それを聞いたおみやさん(渡瀬恒彦)は、2年前に起きたある事故を思い出す。
2年前の祇園祭の宵山の日、マンションの建設現場から鉄パイプが落下、通行人を直撃し、1人が死亡、1人が負傷した事故が起きたのだが、そのとき亡くなった男性・栗原誠(大高洋夫)が同じ冷やし飴のサービス券を所持していたのだ。事故現場には氏名不詳の長い髪の女がいたが、その女は事情を聞こうとした警察官を振り切って姿を消したという。
絹子のもとを訪ねたおみやさんとちはる(京野ことみ)は、彼女が2年前に事故死した栗原の妻だったことを知る。しかも、実は絹子は"京極精工所"という精密機械メーカーの創始者の孫で、鳥居家とは3代にわたって親交のある古い家柄の出である"お嬢様"だともわかる。さらに、京極精工所の経理課係長だった栗原が事故死の直後、懲戒免職されていたことも判明した。
そんな中、京極精工所専務の守屋健三(国広富之)と恭子が共に写った写真が見つかるが、守屋は恭子とはパーティーの席で会ったことがあるだけと言い、事件当日は研究員の田中春樹(阿南健治)と一緒に酒を飲んでいたと話す。その田中という男は、2年前の事故のとき、現場に居合わせ、負傷した人物だった…。はたして絞殺事件の犯人、そして2年前の事故の真相は…!?
第1話 2012年4月12日「vs京都地検の女!20年後に動き出した二重誘拐トリック!!息子に会いたい…母の叫びと復讐の銃弾!資料に裏切られたおみやさん」
第2話 2012年4月26日「敏腕女刑事登場で資料課の危機!!完璧すぎる殺人証言1×3=4の謎」
第3話 2012年5月3日「三度、殺された夫!京都西陣…監禁状態で試された母子の絆!!」
第4話 2012年5月10日「19年目の殺人連鎖!京都鴨川…父を待つ娘の愛と憎悪」
第5話 2012年5月17日「vs心理学を操る男!!京都〜青森1000キロの遠隔殺人18年目の罠」
第7話 2012年5月31日「京都嵐山に潜む殺人計画!当選金1億に翻弄された男と女!!」
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