捜査一課の唐沢(橘慶太)が大手総合商社の爆弾テロ事件の送致書を「最優先で」と検証捜査係へやってきた。さっそく晶(観月ありさ)は送致書を長谷部(五十嵐隼士)に読ませると、大手商社の本社ビルで何者かが仕掛けた爆弾が爆発、社長は難を逃れたが、来客として同社を訪れていた治子(泉晶子)が重傷を負ったという。爆弾のタイマーとして使用された市販のデジタル時計の購入者から、土井(忍成修吾)という自然保護活動に参加するカメラマンが浮上。東南アジアで天然木の違法伐採を続ける商社に対して怒りを露にしていたらしい。
しかし、任意同行を求めるため、自宅を訪ねた捜査一課の永友(田辺誠一)らは、室内で土井の遺体を発見。毒物摂取による急性中毒死だったが、「爆弾が無関係の人を傷つけてしまった」という遺書が残されていたことで自殺と断定。部屋に時限爆弾や脅迫メールなどもあり、唐沢によると、共犯がいた形跡もなかったことから、土井の単独犯として送致書が作成されたという。
しかし、土井が購入したデジタル時計は3つ。爆発した爆弾、部屋にあった爆弾で2つ使用されたのはわかるが、もう一つの行方に疑問を持った晶は事件の検証に動き出す。
永友や鑑識の話では、爆弾は500時間分のタイマーセットが可能な仕組みになっていたという。もし土井が爆破テストをしていなければ、3つ目の爆弾が存在し、最大で2週間後に爆発する可能性もある。しかし、警戒する晶に対して永友は土井が末期がんに冒されていたことを明かす。死を悟ったからこその爆弾テロだったのだろうか?しかし、晶は自然保護を訴える土井が爆弾テロで自然を守るということに不自然さを感じていた。石井の本当の目的は別にあるのではないか…?
そこで礼子(安めぐみ)から話を聞くと、石井と会ったことは認めたものの、その時の会話の内容を聞くとなぜか歯切れが悪い。礼子は何かを隠しているのか?果たして3つ目の爆弾の行方は?!
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