京都市内の寺で、不動産会社社員の久野透(山本道俊)の刺殺体が見つかった。現場には、四つ葉のクローバーの形のバッジが落ちていた。
それを聞いたおみやさん(渡瀬恒彦)は、児童養護施設"心風園"の理事長変死事件を思い出す。18年前、心風園の理事長・内藤栄太(加藤寛治)が園内の遊戯室で就寝中、石油ストーブが不完全燃焼し一酸化酸素中毒で死亡した事件が起きたのだが、その心風園の紋章が同じ四つ葉のバッジだったのだ。だが、普段は施設に顔を見せることのなかった内藤がなぜその夜に限って泊まっていたのかなど、いくつか謎が残ったままになっていた。
心風園は3年前、廃園になっており、おみやさんとちはる(京野ことみ)は最後の園長を務めた真壁敦則(布川敏和)を訪ねる。現在、学習塾を営む真壁は18年前の事件当日は休暇で青森の実家に帰省しており、わからないという。
続いて、おみやさんは施設出身の青年・房田春雄(森廉)を訪ねる。春雄は当時5歳で、内藤が変死した夜、遊戯室まで人形を取りに行き、室内のアコーディオンカーテンを閉めた子供だった。そのカーテンでスペースを狭めてしまったからこそ内藤は酸欠状態になり命を落としたのだが、春雄は何も覚えていないと言うばかりだった…。
一方、刑事課は、久野がたびたび立ち寄っていたおばんざい屋の店員・宮家佑香(逢沢りな)を取り調べていた。佑香は久野にしつこくデートに誘われ、付きまとわれていたと話すが、容疑は否認…。
そんな中、久野が心風園について調査していたことがわかるが、いったい何を調べていたのか。はたして18年前の変死事件の真相は…!? そして久野を殺害した犯人は誰なのか…!?
第1話 2012年4月12日「vs京都地検の女!20年後に動き出した二重誘拐トリック!!息子に会いたい…母の叫びと復讐の銃弾!資料に裏切られたおみやさん」
第2話 2012年4月26日「敏腕女刑事登場で資料課の危機!!完璧すぎる殺人証言1×3=4の謎」
第3話 2012年5月3日「三度、殺された夫!京都西陣…監禁状態で試された母子の絆!!」
第4話 2012年5月10日「19年目の殺人連鎖!京都鴨川…父を待つ娘の愛と憎悪」
第6話 2012年5月24日ん「利用された夫婦愛!祇園祭に消えた美女の殺人計画!!」
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