「摩子(武井咲)には双子の妹がいた」
与兵衛(寺田農)から衝撃の事実を明かされたさつき(武井咲・二役)。そんなさつきに与兵衛は「和辻家の財産、会社の実権などすべての利権を引き継ぐのにもっとも相応しいのは誰だと思う?」と問う。その場ははぐらかしたものの、「心に汚れのない、純真無垢なお前に言葉が聞きたい」という与兵衛の言葉を思い出したさつきは、高らかに笑い飛ばすのだった。
一方の摩子は『マスカレード』のダンサーたちからの嫌がらせにも静かに耐えていた。
「あたしは女を武器になんかしない。実力で勝負する」という綺羅々(福田沙紀)の強い思いを知った摩子は、そんな綺羅々に対して「そういう仕事に対する厳しい思い、わたしは好きです」と発言。思いもよらない言葉に、バカにしたように鼻で笑う綺羅々だったが、「わたしは、前のわたしとは違う」と摩子なりの強い決意を胸に秘めていたのだ…
そんな摩子の元に弓坂(桐谷健太)がやってくる。“倉沢さつき”の過去を調べ上げた弓坂は、摩子を警察に呼び、そのことについて問いただす。だがさつきの悲しい過去を聞いた摩子は、その境遇を哀れみ、静かに涙を。これまでのさつきとは違った様子に、戸惑う弓坂だったが…?
そんな中、さつきから摩子に連絡が。与兵衛から双子の妹の話を聞いたさつきは、自分と摩子の関係を探ろうと、生物学に詳しい人物の元を訪れようしていたのだ。医大生の浅川(橋爪遼)にDNA鑑定を依頼したさつきは、衝撃の事実を知ることに。鑑定の結果、やはりさつきと摩子は一卵性双生児だったことが判明したのだ! そして、これまでの自分の人生を振り返り、どうしようもない怒りがこみ上げてくるのを感じる…。和辻家から死んだことにされている自分に対し、幸せで満ち足りた日々を過ごしてきた摩子。
「あたし、生きてんだけど…」
冷めた目でさつきはひとりそうつぶやくのだった。
さらに淑枝(若村麻由美)からも、思いもよらない告白を受けるさつき。なんと淑枝は、和辻家の財産相続を放棄し、道彦(中村俊介)と摩子、3人で家を出ようと言うのだ! 苦労し続けた20年を帳消しにするため、和辻家の財産をすべて自分のものにしようとしていたさつきは、その言葉に怒りを…。その矢先とんでもない事件が和辻家を襲う!
第1話 2012年4月27日「身代わり殺人!?2000億アリバイ売る女」
第2話 2012年5月3日「夏樹静子作〜資産2000億の女帝」
第4話 2012年5月17日「富豪一族の殺人偽装トリック!!」
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