骨董店に2人組の強盗が押し入り、売上金を奪って逃走した。そのうちのひとり・小林周平(梶原善)は昔ながらの町屋が立ち並ぶ細い路地に逃げ込んだところまではわかったが、その直後、こつ然と姿を消した…。
事件を聞いたおみやさん(渡瀬恒彦)は、かつて会社員・堀之内弘志(春田純一)が行方不明になった事件を思い出す。小林が逃げ込んだ界隈には、堀之内が失踪直前に訪れた愛人・根岸由美子(つみきみほ)の家があったのだ。
当時、堀之内は妻・楓(大家由祐子)と由美子の間でもめていた上、会社の金を横領しており、そのことから警察は彼が自らの意思で姿を消したと考え、事件性はないものと判断。行方不明者は7年が過ぎると失踪宣告の請求によって法的に死亡扱いとなるが、その期日もあと数日後に迫っていた。
部下のちはる(京野ことみ)を伴って、由美子のもとを訪ねたおみやさん。彼女は堀之内が失踪した後に息子・タケル(野澤柊)を出産し育てていたが、「あの人は7年前に死んだと思っている」と言い、失踪宣告にも無関心だった。一方の妻の楓は、失踪宣告により多額の生命保険金が入るのを見越してなのか、年下の画家と世界一周旅行を予定しているようだった。
何かが引っかかって、再び由美子のもとを訪ねた、おみやさんとちはる。だが、実はなんと小林はタケルを人質に、由美子の家に立てこもっていたのだ…! そうとは知らないおみやさんたちに、追い詰められた小林の魔の手が迫る!
小さな民家を舞台に、強盗、人質、そしておみやさんの息詰まる攻防が繰り広げられる!!さらにそのさなか、おみやさんは、由美子宅の庭の桜の木の根元に、掘り返した形跡があることに気づき…!?
第1話 2012年4月12日「vs京都地検の女!20年後に動き出した二重誘拐トリック!!息子に会いたい…母の叫びと復讐の銃弾!資料に裏切られたおみやさん」
第2話 2012年4月26日「敏腕女刑事登場で資料課の危機!!完璧すぎる殺人証言1×3=4の謎」
第4話 2012年5月10日「19年目の殺人連鎖!京都鴨川…父を待つ娘の愛と憎悪」
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