謎の男・チョコザイ(中居正広)を、父が所有するアパートでひとまず預かることとなった舞子(栗山千明)だが、彼の行動・言動などまったく理解できないでいた…。
ある朝、舞子がアパートへ向かうと、何も言わずに部屋を飛び出したチョコザイ。何事かと追いかけた舞子と合流した沢(北村一輝)がたどり着いたのは、とある花屋だった。チョコザイは花を探して店内でウロウロしていたが、沢と舞子にはチョコザイの求める花が分からない。すると突然、傍で花束を作ってもらっていた男・早乙女(神尾祐)が店を飛び出し、路上で嘔吐し倒れた。そして、「青いバラ」と言い残し早乙女は息を引き取った。
連絡を受け、野崎(千原せいじ)や松島(庄野崎謙)らが現場検証に入るが、検視の結果「心不全による突然死の可能性が高く、病死である」という結果が出たため、捜査一課は引き上げることに。舞子がアパートに戻り、チョコザイにホットドックを食べさせていると、沢が早乙女の資料を持ってやってきた。死亡した早乙女の妻・信子(坂井真紀)と連絡が付いたこと、早乙女が心臓の持病で通院していたこと、担当医師からの裏も取れたこと、そして所轄が司法解剖無しの「病死」で処理したことを沢は舞子に伝えた。すると、チョコザイは早乙女の写真を指差し、「違います!」と言ってアパートを飛び出し花屋へと向かった。
そんな時、所轄に荘田美咲(陽月華)という女性が駆け込んできた。早乙女が勤めていた紳士服店のエリアマネージャーで、早乙女が亡くなったと聞き駆けつけたという。美咲の話を聞くうちに、舞子はある事が気にかかり、早乙女を行政解剖して欲しいと沢に頼むが…。
一方、警視庁・照合センターの犬飼(中村靖日)は、警察無線に度々入る違法無線のノイズが気になっていると沢に話す。全ての会話が英語でなされており、“アタル”という言葉が出てくることから、限られた人間の会話だと推測でき、しかも頻繁に周波数を変えているという。何か事件に関係するものなのか…!?
第1話 2012年4月15日「謎の青年が呟く殺人事件のキーワード!世界初の新感覚ミステリ登場」
第3話 2012年4月29日「身勝手な男心VS奇妙な女心」
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