主演は嵐の相葉雅紀が務める。相葉は本作がゴールデンタイムの連続ドラマ初主演となり、『バーテンダー』以来の1年3カ月ぶりである。同枠への登板は『ぼくらの勇気 未満都市』以来、15年ぶりである。また、赤川次郎原作の作品のドラマ化は同枠では1998年の『三姉妹探偵団』以来14年ぶりである。共演のマツコ・デラックスは本作が連続ドラマ初レギュラー出演となる。
最終回のラストシーン・エピローグは「さよならホームズ…」と「おかえりホームズ!」2種類が撮影され、公式サイト・携帯サイト・データ放送で2012年6月23日にWエンディング投票が行われた。
※特撮番組『仮面ライダー龍騎スペシャル 13RIDERS』でも投票が行われている。
投票結果は「さよならホームズ…」が5156042票、「おかえりホームズ!」が5498048票であったため、最終回・ラストシーンのエピローグは「おかえりホームズ!」が放送された。
キャッチコピーは「謎が連鎖する体感型ミステリー。」
原作
『三毛猫ホームズシリーズ』(みけねこホームズシリーズ)は、赤川次郎による推理小説のシリーズである。赤川次郎特有の読み易さと、猫が主人公であるストーリーの奇抜さから、現在も新刊が刊行される人気シリーズである。既に本家シャーロック・ホームズシリーズを凌ぐ巻数になった。辻真先の迷犬ルパンシリーズの主役の面々と競演したこともある。
雑誌に連載した後(一部には書き下ろしもある)、「カッパ・ノベルス」で刊行され、後に光文社文庫、さらに二次文庫として角川文庫に入る(角川文庫の方が早い作品も一部ある)。
小説以外にも、赤川次郎のエッセイなどに「三毛猫ホームズ」のタイトルが付けられたものがある。
テレビドラマ
三毛猫ホームズシリーズは過去何回かドラマ化されている。
土曜ワイド劇場
1979年から1984年に放送(「土曜ワイド劇場」枠)
配役
片山義太郎:石立鉄男
吉塚雪子:坂口良子
片山晴美:千野弘美
石津刑事:赤塚真人
野島課長:内藤武敏
栗原警視:三橋達也
原作と異なり、片山義太郎とその恋人吉塚雪子がホームズとともに事件の謎に迫る設定に変更されている。そのため、シリーズ中に片山晴美と石津刑事も登場するがストーリーそのものには原作ほど絡んでいない。
火曜ミステリー劇場
1989年から1991年に放映(「火曜スーパーワイド」「火曜ミステリー劇場」枠)
配役
片山義太郎:三浦洋一
片山晴美:小林聡美
石津刑事:宍戸開
栗原課長:中条静夫→鈴木瑞穂
児島光枝:松尾嘉代
土曜ドラマ「三毛猫ホームズの推理」
概要
三毛猫ホームズの推理三毛猫ホームズの推理原作はシリーズ累計発行部数2600万部の超人気ミステリー。血が苦手で高所恐怖症な上、女性も幽霊も苦手なダメダメ刑事が、人間の言葉を理解し、時に抜群の推理力を発揮する不思議な三毛猫・ホームズと出会うことで変わっていく。
原作からの相違点
片山家の兄弟は、原作では義太郎と晴美の2人だけだが、ドラマでは義太郎の兄・ヒロシが追加され義太郎が片山家の次男という設定となっており、3人兄弟という構成となっている。また、晴美は原作では22歳だが、ドラマでは24歳の設定である。
ホームズが突然猫の化身(人間)として現れるなどドラマ特有のオリジナルが追加されている。
原作では苗字のみの登場人物(石津刑事、栗原一課長、根本刑事)が存在しており、ドラマでは石津良平、栗原肇、根本敏夫の名前が付けられている。また、この3人は原作では第2作目の「三毛猫ホームズの追跡」からの登場だが、ドラマでは第1話から登場している。
石津刑事は原作では猫が嫌いだが、ドラマではその設定が削除されている。
根本刑事はドラマでは義太郎への暴言などが強調されている。
南田検死官、義太郎の叔母・児島光枝はドラマには登場しない。
樋口刑事、村田刑事はドラマオリジナルキャラクターである。
キャスト
片山一家 捜査本部
片山 義太郎 (29) - 相葉雅紀(嵐)
細身。捜査第一課殺人捜査第8係刑事。3人兄弟の次男で、洗濯、炊事、掃除など家事全般を完璧にこなし料理を作るのが趣味で得意である。
「一家に一刑事」という先祖代々伝わる、鉄の掟とかつて「名刑事」と謳われた祖父と父親の遺言通りに憧れでもあった刑事の職についたが、血を見ると失神してしまう。
高所恐怖症、女性恐怖症、究極の怖がりで幽霊恐怖症などあらゆる弱点により、「自分に刑事は向いていない。迷惑をかけてはいけない。」と辞表を提出するような日々を送っている。
また、何よりも人を疑うことが苦手でどんな人でも信じたいという自らの信念から、拳銃どころか手錠すら持ち歩いていない上に自分が刑事に向いていないという確固たる思いができてしまっている。
そんな反省を続けていたある日、不思議な三毛猫との出会いによって義太郎の人生に変化が訪れる。厳しくも温かい家族の後押しと、その三毛猫の力によって、次々と難事件を解決していくことになる。
刑事という職業に最も向かないと思っていた男が、悩み、苦しんだ犯人の心を溶かしていく。
片山 ヒロシ (39) - 藤木直人
独身。義太郎の兄。先祖から譲り受けたマンション賃貸を取り扱い一家の主な収入源とする。片山家の父親的存在で、不甲斐ない義太郎に手厳しく苦言を呈することもある。
自身は小説家を目指し自宅で鋭意執筆活動をしている。極度のミステリーマニアで、江戸川乱歩賞を目指しているが毎日一緒に過ごしている義太郎でさえもまともに一本の作品を書き上げた所を見たことがない。
だが、家族内で毎夕食時に行われる捜査会議ではその知識と推理好きを武器に中心人物となって事件解決に当たる。
幅広くミステリーをカバーしている為、時として捜査のヒントとなり得ることを言う。気分が高揚したりすると「クゥーッ!」と唸る癖がある。
石津 良平 (25) - 大倉忠義(関ジャニ∞)
捜査第一課殺人捜査第8係刑事。晴美の「自称」恋人。捜査一課内では根本と一緒に義太郎をないがしろにするような態度をとることもあるが、いざ義太郎と二人になると「お兄さん!」と呼んだりする明るい二枚舌である。
義太郎との捜査に対しても「晴美の喜ぶ顔をみるため、お兄さんに手柄をあげさせたい」という思いと、「自分が出世して片山家の『一家に一刑事』を継ぎ、晴美と幸せに暮らしたい」という思いの、二律背反した葛藤の狭間でいつも戦っている。自分の事を“スタイリッシュな二枚目”と思っているが周囲でそう思っている人間は一人もいない。
片山 晴美 (24) - 大政絢
義太郎の妹。聖清女子大学OB。アルバイトを転々として過ごしている。兄とは正反対でかなり鼻っ柱が強く行動力がある。
義太郎に対しても当たりが厳しく、兄と共に愛のある叱咤を繰り返している。末っ子特有の自由奔放さやわがまま頑固さがあり、どこか憎めない性格をしている。
社交的で甘え上手なため誰とでもすぐに仲良くなれる。興味のアンテナが立つと後先考えずに突っ走ってしまう無鉄砲さがあり、“事件”“謎”というような少し危険な香りのする事柄が大好きである。
ホームズを連れて勝手に事件調査へ乗り出す。
ホームズ - シュシュ / 猫の化身 - マツコ・デラックス
捜査の途中で義太郎と出会った一匹の三毛猫。何やら義太郎の捜査に対して決定的なヒントを与えてくれる。
時折、義太郎を驚かすように猫の化身として人間化し会話をする。しかしその姿は義太郎にしか見えていなく、様々な職業に扮して現れる。
なぜか片山家を元から知っているような素振りがあり、ただならぬ秘密を知っている様子である。一度片山家を追い出されて以来、ヒロシのことを毛嫌いしている。
アジの干物が好物でネコの時も非常に落ち着いた雰囲気を醸し出している。人間の言葉を理解する。基本的にその場を動かない。
警視庁捜査第一課
根本 敏夫 - 尾美としのり
捜査第一課殺人捜査第8係係長。片山の上司。刑事という仕事に誇りと信念、熱い情熱を持っているため「刑事を辞めたい」と常に言っている義太郎のことが気に入らず、馬鹿にしている。
捜査は足で行うタイプで、地道な努力で一歩ずつ犯人を割り出していく。一課の中では長的な役割を担っていることもあり、「このヤマ取るぞ!」と自分自身の力で事件を解決しようと意気込む。
巧みに太鼓持ちをしてくれる石津を部下として好み、片山が現場でミスをするたびに「なぁ石津ぅー!」と激怒する。
栗原 肇 - 石坂浩二
捜査第一課課長 警視。殉職した片山の父・真太郎とは同僚で、栗原もたたきあげの実力派刑事であった。その過去を知るものからは信頼が厚い。
いつも飄々としていて一見昼行灯の様に見える。あと数年で定年を迎える。職場で使用している机は趣味で集めている絵画など美術品で溢れている。美術展に幾度となく出品しており、片山や晴美を無理矢理誘うこともある。
片山からは辞表を受け取っているが、美術展のパンフレットで埋まった机の引き出しに仕舞い込みどこかに失くしてしまったり、メモがわりに使って捨ててしまったりと毎回紛失しその度にごまかしている。
樋口刑事 - 植木夏十
捜査第一課殺人捜査第8係 巡査。
村田 直哉 - 君沢ユウキ
捜査第一課殺人捜査第8係 巡査。
小林 康秀 - 升毅(第5・10 - 最終話)
捜査第一課第四強行犯捜査管理官 警部。本郷西署管内で起きた連続殺人事件の陣頭指揮を執る。
黒川 隆一 - 神尾佑(第10話)
捜査第一課殺人捜査第7係。
片山 正太郎 - 平岳大(第10話)
捜査第一課 警部。義太郎の父親。 23年前、銀行に押し入った金田の説得に失敗し、殉職する。
警察関係者
津川 旬子 - 吉瀬美智子(第4 - 6話)(少女期:脇菜々香)
八王子中央署所轄刑事。女性恐怖症の義太郎が初対面で唯一緊張しなかった女性である。
薬物殺害事件の重要参考人として神田勇一を追っていた。義太郎と相棒を組み、事件を追うなかで刑事としての職責の大切さを義太郎に気付かせる切っ掛けを作る。
スタッフ
原作:赤川次郎 「三毛猫ホームズ」シリーズ(光文社刊/角川文庫刊)
脚本 / 脚本協力:大宮エリー、高橋悠也、山浦雅大
脚本 / プロット協力:宮本武史
演出補:松永洋一、伊藤大輔
演出:中島悟、南雲聖一、菅原伸太郎、松永洋一
音楽:金子隆博
サウンドデザイン:石井和之
ミステリーコンサルタント:樹林伸
ブレイン:根本ノンジ
警察監修:チーム五社
医療監修:堀エリカ(医療コーディネータージャパン)
アクションコーディネート:佐々木修平
ガンエフェクト:パイロテック
モーションデザイン:熊本直樹、寺島圭佑
タイトルバック:熊本直樹、竹久正記
特殊造型:梅沢壮一
特殊効果:星野伸
劇中料理:赤堀博美
シニアチーフクリエイター(第1 - 7話)→統括プロデューサー(第8 - ):櫨山裕子
チーフプロデューサー(第8 - ):大平太
プロデューサー補:小林美穂
アシスタントプロデューサー:大護彰子、森嶋淳(オフィスクレッシェンド)
プロデューサー:池田健司、秋元孝之(オフィスクレッシェンド)、福井雄太
制作協力:オフィスクレッシェンド
製作著作:日本テレビ
主題歌
嵐「Your Eyes」(ジェイ・ストーム)
各話あらすじ(2012.4.14 - 2012.6.23)全11話 平均視聴率 12.62%
第1話 2012年4月14日「天才化け猫&ダメ刑事VS密室殺人」 30分拡大(21:00 - 22:24)
警視庁捜査1課の刑事・義太郎(相葉)は、女性や高い所、血が苦手で、事件の現場検証もまともにできない。兄・ヒロシ(藤木直人)と妹・晴美(大政絢)に叱咤(しった)激励されながらも、自分に刑事は向いていないと思い、何度も辞表を出すような日々を過ごしていた。そんな折、義太郎は、栗原課長(石坂浩二)の頼みで、後輩の石津(大倉忠義)と共に女子大学へ向かう。そこでは、前日に殺人事件が起こったため、多くの刑事が捜査に当たっていた。しかし、義太郎と石津は、学内で広がっていた詐欺事件を捜査することに。大学に着いた義太郎が、女性ばかりの光景を見てふらふらしていると、学内に居着いていた不思議な三毛猫と出合う。
第2話 2012年4月21日「家出猫はミタ!亡霊殺人事件」
義太郎(相葉雅紀)は女性恐怖症を克服するため、晴美(大政絢)の勧めで恋愛セミナーを受講する。だが、講師の山室(平沼紀久)が授業中に刺殺される。義太郎と石津(大倉忠義)が、受講者名簿と教室にいた人を照合していると、金崎沢子(うえむらちか)という受講者だけ確認できなかった。調べた結果、沢子は2年前に自殺していたことが判明する。幽霊が苦手な義太郎は、亡くなった沢子の霊が現れたと考えて震える。栗原(石坂浩二)から事件を任された義太郎は、沢子の妹・涼子(瀧本美織)から話を聞く。義太郎は、生前、沢子が何者かに苦しめられていたという情報を聞き出し、今回の殺人事件は幽霊の仕業だという思いを強くする。
第3話 2012年4月28日「猫消失!?古城監禁殺人ツアー」
義太郎(相葉雅紀)は、指名手配犯を逮捕した褒美として、栗原(石坂浩二)から古城への旅を勧められて大喜びする。だが、ヒロシ(藤木直人)と晴美(大政絢)から、旅の目的が栗原の知人で、財閥として知られる永江家の長男・和哉(山口馬木也)たちの警護だと知らされて驚く。義太郎はヒロシ、晴美、石津(大倉忠義)、猫のホームズと一緒に山奥の古城へ。和哉の父・英哉(榎木孝明)は、2年前に婚約者の智美(春日井静奈)を殺害した犯人を捜すために、子供たちを城に集めたと語る。英哉に協力することになった義太郎は、ホームズに助けを求める。しかし、古城へ無理やり連れてこられたホームズは不機嫌で、彼の言うことを聞こうとしない。
第4話 2012年5月5日「古城連続殺人!真犯人の涙…」
永江財閥の古城で起こった連続殺人事件に巻き込まれた義太郎(相葉雅紀)。有恵(北川弘美)らが殺害され、義太郎は「これ以上、犠牲者は出さない」と決意する。しかし、猫のホームズには愛想を尽かされ、ヒロシ(藤木直人)と晴美(大政絢)には、そのふがいなさをあきれられ、石津(大倉忠義)も病に倒れ、義太郎は孤立してしまう。一方、永江家の人々は英哉(榎木孝明)の死を悲しむこともなく、財産を手に入れようと英哉の遺言状を探していた。義太郎は人を疑うことが何よりも嫌いだが、必死に推理していく中で、古城の執事・梶本(長江英和)に容疑を掛ける。
第5話 2012年5月12日「回る殺人の怪!?初恋の義太郎」
義太郎(相葉雅紀)は、レストランで栗原(石坂浩二)から、退職届が受理されたと告げられる。その矢先、レストランで客が殺される事件が発生。現場に駆け付けた石津(大倉忠義)は、客の1人がラジオ界のカリスマDJ・石井(長谷川朝晴)だと気付く。一方、義太郎は被害者が所持していた女子高生の写真に注目。石津と神田の部屋を訪ねると、別件で神田をマークしていた八王子署の旬子(吉瀬美智子)と遭遇する。
第6話 2012年5月19日「復讐の卒業写真…涙の女刑事」
連続殺人事件の捜査から外された上、結婚を考えた旬子(吉瀬美智子)に振られた義太郎(相葉雅紀)のために、ヒロシ(藤木直人)と晴美(大政絢)は、捜査会議を開く。ヒロシの推理で、義太郎と共に捜査をしていた旬子が事件の鍵を握っているという疑いが強まる。旬子への思いを引きずる義太郎は、彼女が犯人だと疑うことができず、部屋に閉じこもる。そんな義太郎の前に三毛猫・ホームズの化身(マツコデラックス)が現れ、容疑者の久保山(赤木伸輔)と被害者たちの共通の出身地である八王子へ行くように尻をたたく。一方、晴美と石津(大倉忠義)は、事件現場に残された写真に写る女性・ゆかり(肘井美佳)と久保山の接点を突き止める。ホームズを連れて八王子へ向かった義太郎は、そこで旬子と再会する。
第7話 2012年5月26日「完全犯罪!?放火の真実を追え」
義太郎(相葉雅紀)は石津(大倉忠義)と共にアパート火災の現場へ駆け付け、貞吉(織本順吉)・とよ(森康子)夫婦を救い出す。この火災が、老朽化した住宅を狙う連続放火事件と関連しているとみられることから、義太郎たち捜査1課が出動する。やじ馬を撮った写真から、週刊誌の編集長・令子(紺野まひる)が容疑者として浮上する。だが、令子は容疑を否認した上、事件が起きてから捜査を始める警察に「事件を未然に防ぐ気はないのか」と怒りをぶつける。義太郎は、彼女の言葉に心を打たれる。
第8話 2012年6月2日「死の仮面舞踏!!さらば三毛猫」
捜査1課の栗原課長(石坂浩二)に言われ、義太郎(相葉雅紀)は女性恐怖症にもかかわらず女子大学で講義をすることになる。しかし本当の目的は、学内で薬物を売りさばいている疑いのある学生・友美(岡本玲)を探る特命捜査。義太郎が緊張しながら講義を始めた時、講堂の天井から学生・牧子(梶原ひかり)の遺体がつり下げられた状態で見つかり、薬物が検出される。遺体を見て気を失う義太郎。その様子を撮影した映像が動画サイトに投稿され、映像を見た人々から非難が集まる。この件が警視庁内で問題になり、義太郎を捜査1課から異動させるという話が出る。それを知ったヒロシ(藤木直人)と晴美(大政絢)は、難事件を解決してきた義太郎の功績が認められていないと、抗議しに行こうとする。義太郎は二人に、事件を解決してきたのは猫のホームズのおかげだと秘密を打ち明ける。そしてホームズとの別れを決意した義太郎が、そのことを告げに行くと、逆にホームズから衝撃の一言を告げられてしまう。
第9話 2012年6月9日「刑事失格!?三毛猫最後の教え」
女子大学で起きた連続殺人事件と学内の薬物汚染を追う義太郎(相葉雅紀)は、奈良教授(松沢一之)殺害の容疑で逮捕された友美(岡本玲)の無実を証明しようと捜査を続ける。だが、捜査1課が一連の犯人と見ていた明日香(有村架純)は姿をくらましていた。さらに義太郎が、犯人の一人と思われた堀口(東根作寿英)を目の前で取り逃がしてしまい、捜査は暗礁に乗り上げる。
第10話 2012年6月16日「最終章!!脱獄犯は片山家の仇」
23年前の銀行強盗事件で警察官を射殺し、服役していた金田(陣内孝則)が脱獄した。金田の居場所を特定した捜査1課は、ある廃工場へ向かう。拳銃を所持していた金田を栗原(石坂浩二)が発見、銃撃戦となる。鳴り響く銃声を聞いた義太郎(相葉雅紀)たちが駆け付けると、栗原と刑事の村田(君沢ユウキ)が倒れており、既に金田は逃走した後だった。二人は病院へ運ばれるが、栗原は意識不明となり、村田は間もなく死亡する。金田の捜査が強化される中、義太郎は金田から直接連絡を受け、「刑事を殺したのは自分ではない」と告げられる。一方、ヒロシ(藤木直人)は晴美(大政絢)に、23年前、金田が射殺した警察官というのは、自分たちの父親だと打ち明ける。
最終話 2012年6月23日「ダメ刑事と三毛猫最後の奇跡&視聴者投票ラスト」 15分拡大(21:00 - 22:09)放送
義太郎(相葉雅紀)はヒロシ(藤木直人)と晴美(大政絢)から、父・正太郎(平岳大)を殺害した犯人は金田(陣内孝則)だと聞かされる。そんな中、拳銃を所持し逃走を続けていた金田が現れる。驚く義太郎たちに、金田は拳銃を置き捨て「自分は誰も殺していない」と無実を主張。信じられず怒りをぶつけるヒロシと晴美に対して、義太郎だけは金田の言葉を信じる。そして義太郎は、金田と共に捜査を進めることに。一方、ヒロシと晴美は生前に父が残したノートを発見。父が警察内部の不正について調べていたことを知る。その時、見知らぬ男たちが現れ、ヒロシと晴美を連れ去ってしまう。
各話視聴率
番組公式サイト
(三毛猫ホームズシリーズ - Wikipedia)
タグ:三毛猫ホームズの推理
昔、仮面ライダー龍騎でやりましたよ?
ホームズが初めてではありません。