2013年10月01日

都市伝説の女 TOP

2012年4月13日から同年6月8日まで、テレビ朝日系列の金曜ナイトドラマ枠(23:15〜24:15)で連続ドラマとして放送された。全9話。主演は長澤まさみ。

PART2は、2013年10月11日から同年11月22日まで、同系列の同枠で放送された。全7話。


Part1
概要
都市伝説を信じてやまない都市伝説オタクの美人女刑事が、これまた一風変わった仲間たちと共に、突飛な推理と珍妙な捜査で数々の難事件を解決していく1話完結型のコメディー・ミステリー。

主演は今作がテレビ朝日の連続ドラマ初出演となる長澤まさみ。地上波での主演は2009年4月期にTBS系列で放送された『日曜劇場・ぼくの妹』以来となる。

キャッチコピーは「ワタシ、都市伝説を証明するために“刑事”になりました。」


ストーリー
警視庁捜査一課に着任した音無月子(長澤まさみ)は、昔気質の刑事・丹内市生(竹中直人)が率いる班に配属される。着任初日に刑事らしからぬミニスカートで現れ、脈絡なく都市伝説について熱弁し始める姿に、丹内らは茫然。事件の捜査現場でもその土地にまつわる怪しげな噂を信じて珍妙な行動をとるが、その美貌に鑑識課の勝浦洋人(溝端淳平)は一目惚れ。月子は事件のたびに都市伝説が絡んでいると睨んで独自の捜査にあたり、勝浦も月子に近づきたい一心で献身的に協力。その一味も二味も変わった捜査によって、事件の裏に隠された意外な事実が明らかにされていく!?


キャスト
メイン

音無 月子(おとなし つきこ)〈25→26〉
演 - 長澤まさみ(幼少期:篠川桃音)
警視庁捜査一課丹内班の新人刑事(巡査)。警視庁代々木警察署から異動する。基本マイペースな性格の上に、筋金入りの都市伝説オタクで幅広い知識を持つ。都市伝説の中には本物の史実を示す事実があり、色々な事件に都市伝説が関わっているという考えから、表に現れていない不可思議な出来事を証明するため刑事を志望したと話す。主に都市伝説の真贋を証明することに重きを置いた捜査をしている。都市伝説にまつわる事件に直面すると「来た」という口癖を言う。自他共に認める周りの目を惹く美貌の持ち主で、「利用できるものは利用する」と割り切って自らの美貌を武器にする。電話やメールの着信を事前に察知できる能力がある。自身も5歳の頃に天狗に誘拐され、3日間神隠しに遭った経験があるという。FBIとの人事交流のため、渡米する。

Part2:FBIから戻り、「非科学事件捜査班(Unscientific incident investigation unit(略称:UIU)」の設立を警視総監に昇任した武にせがんで設立する。

勝浦 洋人(かつうら ひろと)〈24→25〉
演 - 溝端淳平
警視庁鑑識課。初対面時より月子に一目惚れしアプローチするが、気にも留めてもらえず、月子の捜査に利用される。「散らかっている」「順番が乱れている」などといった状態が気になって仕方がなく、事件現場であっても勝手に整頓してしまうほど几帳面な性格の持ち主。また、整頓する前の状態を完璧に覚えられるほどの記憶力を持つ。

Part2:月子のためならUIUへの協力を惜しまない。

警視庁関係者
丹内 市生(たんない いちお)〈52→53〉
演 - 竹中直人
部下が3名しかいない警視庁捜査一課第七係丹内班主任。「鬼の丹内」と言われている昔気質の刑事。学生時代は歴史研究部に所属していた。月子の言動には終始青筋を立て怒っている。

Part2:設立された新部署「非科学事件捜査班(略称:UIU)」の名ばかり班長に就任する。

柴山 俊也(しばやま としや)〈33→34〉
演 - 平山浩行
警視庁捜査一課第七係丹内班。丹内に従順で心酔している。彼が最も嫌っている怪奇現象である座敷童子が見えてしまった事があった(第7話)。学生時代は山岳部に所属していた。

Part2:未だに丹内班の一員として勤務する。

郷原 祐一(ごうはら ゆういち)〈40→41〉
演 - 宅間孝行
警視庁捜査一課郷原班主任。自身の手腕に自信を持っているため、丹内の事はあからさまに見下しており、小さい事件を押し付ける。反面、月子には甘い顔を見せる。

武 重治(たけ しげはる)〈57→58〉
演 - 伊武雅刀
警視庁副総監。月子とは互いに「月子ちゃん」「武ちゃん」と呼び合う仲で、月子に魅了されている。

Part2:警視総監に就任。一時帰国した月子の為に全国規模を対象にした都市伝説が絡んだ事件の謎を解く新部署「非科学事件捜査班(略称:UIU)」を設立する。

Part1
岩田 洋子〈36〉
演 - 安藤玉恵
警視庁捜査一課第七係丹内班刑事。

安藤 満〈28〉
演 - 良知真次
警視庁捜査一課第七係丹内班刑事。

渡辺 正康〈29〉
演 - 菅原卓磨
警視庁捜査一課郷原班刑事。

細江 真由〈26〉 / 板倉 由希美〈26〉
演 - 小林優美 / 篠原真衣
警視庁交通課の婦警。勝浦に気があり、彼を連れ回す月子を快く思っていない。

秋山 信二〈39〉
演 - 辻修
警視庁鑑識課。勝浦の上司。

Part2
高田 潤子(たかだ じゅんこ)〈40〉
演 - 大久保佳代子
警視庁鑑識課員。勝浦の新しい上司。月子や交通課の2人に対してライバル心を燃やし暴言を吐く。

浜中 彩乃(はまなか あやの)〈23〉
演 - 高月彩良
UIUに配属された新人刑事。パソコン関係に強く、ハッキング、パスワードロック解除、データ復元は得意。デジタル機器を駆使した捜査で、月子をサポートする。

田村 由貴(たむら ゆき) / 牧原 里奈(まきはら りな)
演 - 小泉麻耶 / 風間亜季
警視庁交通課の女性警察官。月子への嫉妬と勝浦への気持ちのため、月子に対して冷たい態度をとってしまう。

その他
音無 都子(おとなし みやこ)〈19→20〉
演 - 秋月成美
月子の妹。大学生。都市伝説には懐疑的だが、都市伝説好きの姉の対応には慣れている。

小栗 龍太郎〈75〉
演 - 宇津井健(特別出演 / Part1)
正体不明の紳士的な老人。都市伝説に関係する事件が起きると月子の前に現れる。

加賀 春樹
声 - オダギリジョー(Part1最終話・Part2最終話)
月子の元彼。都市伝説のことなら何でも知っている。月子と携帯電話のメールで何度かやり取りしているが、素性は謎に包まれている。

Part2:アメリカに渡ってから、行方不明になっていたが、彼のメールが月子の携帯電話に届く。溝端淳平
警視庁鑑識課。初対面時より月子に一目惚れしアプローチするが、気にも留めてもらえず、月子の捜査に利用される。「散らかっている」「順番が乱れている」などといった状態が気になって仕方がなく、事件現場であっても勝手に整頓してしまうほど几帳面な性格の持ち主。また、整頓する前の状態を完璧に覚えられるほどの記憶力を持つ。

警視庁関係者
丹内 市生 (52) - 竹中直人
部下が3名しかいない警視庁捜査一課第七係丹内班主任。「鬼の丹内」と言われていた昔気質の刑事。月子の言動には終始青筋を立て怒っている。

柴山 俊也 (33) - 平山浩行
警視庁捜査一課第七係丹内班。丹内に従順で心酔している。彼が最も嫌っている怪奇現象である座敷童子が見えてしまう。

郷原 祐一 (40) - 宅間孝行
警視庁捜査一課郷原班主任。自身の手腕に自信を持っているため、丹内の事はあからさまに見下しており、小さい事件を押し付ける。反面、月子には甘い顔を見せる。

岩田 洋子 (36) - 安藤玉恵
警視庁捜査一課第七係丹内班刑事。

安藤 満 (28) - 良知真次
警視庁捜査一課第七係丹内班刑事。

渡辺 正康 (29) - 菅原卓磨
警視庁捜査一課郷原班刑事。

細江 真由 (26) - 小林優美 / 板倉 由希美 (26) - 篠原真衣
警視庁交通課の婦警。勝浦に気があり、彼を連れ回す月子を快く思っていない。

秋山 信二 (39) - 辻修
警視庁鑑識課。勝浦の上司。

武 重治 (57) - 伊武雅刀
警視庁副総監。月子とは互いに「月子ちゃん」「武ちゃん」と呼び合う仲で、月子に魅了されている。

その他
小栗 龍太郎 (75) - 宇津井健
月子の前に現れる老人。

音無 都子 (19) - 秋月成美
月子の妹。大学生。都市伝説には懐疑的だが、都市伝説好きの姉の対応には慣れている。

加賀 春樹 - オダギリジョー(最終話)
月子の元彼。都市伝説のことなら何でも知っており、素性は謎に包まれている。

スタッフ
音楽 - 池頼広
演出 - 星野和成、塚本連平、秋山純、小松隆志(Part2)
Part1
主題歌 - 木村カエラ「マミレル」(日本コロムビア)
オープニングテーマ - m-flo「Don't Stop Me Now」(rhythm zone)

Part2
主題歌 - Perfume「Sweet Refrain」(ユニバーサルJ)
オープニングテーマ - LUNA SEA「乱」(ユニバーサルJ)

監督補 - 吉原通克(Part1) / 府川亮介(Part2)
タイトルバック - 奥田圭一、相川はじめ
科学捜査監修 - 山崎昭(法科学鑑定研究所)
アクションコーディネーター - 大道寺俊典
プロデューサー - 横地郁英、遠田孝一、八巻薫(Part1) / 浅井千端(Part2)
AP - 峰島あゆみ、佐藤利佳(Part1) / 古草昌実、木曽貴美子(Part2)
制作 - テレビ朝日、MMJ


各話あらすじ(2012.4.13 - 2012.6.8)全9話 平均視聴率 9.73%
第1話 2012年4月13日「人気パワースポット首塚の祟り!?玉の輿で死んだ女」
 月子(長沢)が警視庁捜査1課に着任した日、ある電工会社の社員・藤沢(斉藤陽一郎)の遺体が見つかる。遺体発見現場は、その会社のビルに隣接した路地裏で、ビルの屋上には藤沢の靴がそろえられていた。会社の部長・萩野(柏原収史)によれば、融通の利かない性格だった藤沢は課長の吉田(大河内浩)ともうまくいっておらず、悩んでいたという。現場近くに遺書はなかったものの、飛び降り自殺の可能性が濃厚となる。だが、上司の刑事・丹内(竹中直人)、先輩刑事の柴山(平山浩行)と共に現場を検証した月子は、遺体の顔が、近くにあった平将門の首塚の方に向いていることを発見する。

第2話 2012年4月20日「実在!!400年呪われたダイヤ…!?結婚サギ殺人の謎」
 日本人形に囲まれた大邸宅内の自室で、資産家・福子(田根楽子)が殺害される。福子は後頭部を強打されており、発見したのは家政婦の松江(山村紅葉)。郷原(宅間孝行)ら捜査1課では、福子は現場に落ちていたつぼで殴打されたという見解。だが月子(長沢まさみ)は、福子が握っていた帯留めを見て、都市伝説が絡んだ事件かもしれないとにらむ。帯留めには、日光に照らされると赤く輝く青いダイヤモンドが付いており、そのダイヤが、手にした者に不幸をもたらすホープダイヤモンドのかけらかもしれないと考えたのだ。月子が話を聞いた福子の息子の一人・功(市川知宏)が、ホープダイヤモンドに興味を示す。しかし、功からは、月子の「呪いのダイヤ説」を覆すような証言が飛び出す。

第3話 2012年4月27日「衝撃の伝説!自分と同じ顔の人に会うと…死ぬ!?花嫁が失踪!!」
 結婚式の直前、新婦の美紀(釈由美子)が控室から姿を消すという騒動が起こる。月子(長沢まさみ)らが現場へ向かうと、美紀が消えた室内は鏡台の鏡が割れ、数滴の血痕が残されていた。同時に美紀のバッグもなくなっており、完全に「事件性あり」とは断定できない。美紀と同じ美容室に勤め、式当日のヘアメークも担当していた幸恵(黒坂真美)は「美紀は今日ずっと幸せそうに笑っていた」と証言するが、新郎の丸山(金子貴俊)が前夜に会った美紀は泣いていたらしい。最近、美紀は不審なメールのせいで、神経質になっていたようだ。そんな中、幸恵が1枚の写真を出す。そこに写った美紀の背後には、黒い服を着た美紀そっくりな女の姿があった。「自分と同じ顔の人間に会ってしまうと死ぬ」といううわさを信じていた美紀はおびえていたという。今度こそ都市伝説が犯人である可能性が高いと、月子は意気揚々とする。

第4話 2012年5月4日「高尾山…パワースポットの伝説!!禁断の愛で死んだ高校教師!?」
 月子(長沢まさみ)と勝浦(溝端淳平)は、てんぐがすんでいるといわれる東京・高尾山を訪れる。そのまま近くの村に行くと、ざわめくような声が聞こえてきた。何かに呼ばれるように林の中を突き進んだ月子は、ぽつんとたたずむ男の子と、首をつって死んでいる男性を見つける。男の子は自分の名前すら思い出せない様子で、足元には黒い羽根が落ちていた。それを見た月子は、男の子がてんぐに遭い記憶を消されたのだと確信する。死んでいた男性が約3カ月前に失踪した元高校教師・大久保(三上市朗)で、男の子は大久保の息子・順(平松来馬)だということが分かる。さらに、大久保が3年前に女子高生が絞殺された事件の重要参考人だったということも判明する。

第5話 2012年5月11日「ミニスカ議員がおじ様を殺してしまった!!極秘!?国会に棲む霊」
 警視庁副総監・武(伊武雅刀)が、月子(長沢まさみ)と丹内(竹中直人)に極秘捜査を依頼する。国会議事堂の中央塔8階にあるホールで、新聞記者が刺殺されたと言う。その8階ホールは、女の泣き声が聞こえるようになったため、開かずの間として閉鎖されているといわれている。声の主は、かつて国会職員のダンス練習場として使われていたころ、ホールで出会った男との恋に破れ、8階から身投げした女の霊らしい。この事件には都市伝説が絡んでいる、とにらむ月子に武は、自首してきた人物も「ドレスを着た女の霊のせいで、殺人を犯した」と証言していると告げる。

第6話 2012年5月18日「衝撃!スカイツリーと東京タワーの伝説!!女3人…TV局殺人」
 テレビ局の局員・須貝(神保悟志)が局内で真夜中に殺害される。頭部には殴られた痕があるが、凶器が何なのか、どこで殴られたのかは不明。月子(長沢まさみ)は事件現場へ行き、須貝が最後に見ていた東京タワーと東京スカイツリーの映像を目にする。東京タワーは都市伝説もある都内有数のミステリースポット。さらに、東京スカイツリーがオープンすることで東京の結界が崩れる、とのうわさもある。この事件に、都市伝説が絡んでいるとにらんだ月子は、上司の丹内(竹中直人)らと共に、須貝の妻・佐代子(遠藤久美子)や須貝の弟で同じテレビ局に勤める博幸(長谷川朝晴)ら関係者の話を聞きに行く。

第7話 2012年5月25日「幸運が訪れる伝説!!座敷わらしは見た…!?離婚夫婦の密室殺人」
 ある夜、目を覚ました月子(長沢まさみ)は、部屋の隅に座敷わらしのような女の子を見つける。女の子が窓の外を指さした瞬間、助けを求める女性の悲鳴が聞こえる。月子が声のした石橋家に駆け付けると、応対した文江(佐々木すみ江)が「男が家に押し入った」と言う。家の中には、頭から血を流して意識不明状態にある嫁・祥子(筒井真理子)と、傍らで泣いている祥子の娘・凛(未来穂香)、警察へ通報している凛の友人・美夏(相楽樹)の姿があった。この事件は、座敷わらしが石橋家を去ったために起きた不幸だと確信した月子は、勝浦(溝端淳平)を巻き込んで座敷わらしを捜し、呼び戻そうとする。

第8話 2012年6月1日「満月の夜は事件が起きる!!美人占い師が…殺人予言」
 占い師の千尋(西原亜希)が、ベランダから侵入した何者かに襲われた。占い師が襲われる事件は4件目で、先の被害者3人は首を絞められて殺害されている。しかも、3人は全員が千尋の師匠だった。月子(長沢まさみ)は、事件が全て満月の夜に起きていることに着目する。この連続殺人事件は、満月の力で引き起こされたものと力説した月子は、現場に落ちていた獣の毛を引き合いに出し、「オオカミ男の仕業かもしれない」と言いだす。

最終話 2012年6月8日「さよなら月子!!最後の伝説…徳川埋蔵金で死す!?」
 占い師の千尋(西原亜希)から不吉な予言をされて以来、月子(長沢まさみ)は連日、危ない目に遭う。そんな中、東京・上野の公園で会社員・新堀(ノゾエ征爾)の他殺体が見つかった。遺体の周りには日光東照宮などに印が付けられた古地図や古文書が散乱しており、地面には「つるか」というダイイングメッセージが残されていた。その状況を確認した月子は、童謡「かごめかごめ」を歌う。歌詞にある「鶴と亀」は、徳川埋蔵金の隠し場所を示している、とのうわさがあり、一般的には鶴と亀が対になって飾られている日光東照宮を暗示している説が有力視されている。月子は「この事件、徳川埋蔵金が絡んでいるのかもしれない」と宣言する。

各話視聴率


番組公式サイト
(都市伝説の女 - Wikipedia)

Part2


概要
都市伝説の女都市伝説の女長澤まさみ扮する“都市伝説オタク”の刑事・音無月子の活躍を描く話題作の続編。昨年4月期にパート1が放送された同作は、未解決事件と都市伝説の関係を立証するために警視庁捜査1課の刑事・月子が珍妙な捜査を展開するミステリーコメディー。
好き放題の推理にも関わらず、なぜか事件を解決してしまう月子を演じた長澤のはじけぶりが若者を中心に評判を博した。今作では、月子が警視庁内に設立された非科学事件捜査班・通称UIUの一員となり、さらに勝手な“妄想捜査”を繰り広げていく。


ストーリー
異例の抜てきでFBIに出向することになり、米ニューヨークに渡った音無月子(長澤まさみ)が一時帰国した。警視総監になった武重治(伊武雅刀)はそんな月子のため、都市伝説が絡んだ全国の事件を追うことを目的とした非科学事件捜査班・通称UIUを警視庁内に立ち上げ、丹内市生(竹中直人)を形だけの班長に任命する。
UIUの設立に合わせて警視庁に復帰した月子は、自分に恋心を抱く鑑識課員・勝浦洋人(溝端淳平)も巻き込みながら、これまで以上に堂々と珍捜査にまい進していく。


キャスト
長澤まさみ/音無月子役
警視庁捜査1課の刑事。都市伝説を立証するために刑事になったことを公言する都市伝説オタク。天然の“人たらし”で、周囲の男性たちからは大事にされ、事件関係者の心も図らずも開いていく。アメリカから帰国し、非科学事件捜査班(UIU)を立ち上げる。

溝端淳平/勝浦洋人役
警視庁鑑識課員。月子のルックスに心底ほれており、彼女のためなら無茶な捜査にも率先して付き合う。几帳面な性格のため、犯行現場で物の配置の乱れをつい直してしまうことも。月子の帰国で浮かれている。

竹中直人/丹内市生役
警視庁捜査1課の刑事。月子が渡米して以降、成績は下降線をたどっていたが、彼女の帰国に伴い、UIUの班長に就任することになる。

平山浩行/柴山俊也役
かつて名刑事といわれた丹内に心酔する警視庁捜査1課・丹内班の刑事。月子の突飛な捜査に戸惑いながらも、尊敬する丹内と行動を共にできることに喜びを感じている。

大久保佳代子/高田潤子役
警視庁鑑識課員。勝浦の上司。容姿に自信をもっており、勝浦のことを狙い、月子にライバル心をもっている。

伊武雅刀/武重治役
月子とは「月子ちゃん」「武ちゃん」と呼び合う仲だが、いつから親しい間柄になったかは不明。この程、警視総監に昇進し、月子のためにUIUを設立する。


各話あらすじ(2013.10.11 - 2013.11.22)全7話 平均視聴率 7.51%
第1話 2013年10月11日「富士山編」ラテ欄「富士山の伝説!!No.1パワースポット殺人!?樹海の女」  視聴率 8.4%
 米連邦捜査局(FBI)に出向していた刑事・月子(長沢)が一時帰国した。月子の目的は、富士山に関する都市伝説を語り合うシンポジウムに参加することで、早速、会場となる富士山麓へ向かう。そこへ警視総監になったばかりの武(伊武雅刀)が現れる。武は警視庁内に都市伝説が絡んだ全国の事件を追う「非科学事件捜査班(UIU)」を設立し、丹内(竹中直人)を班長に任命。月子はそれに合わせ、警視庁に復帰する。シンポジウム当日の朝、25年かけてたどり着いた富士山の謎の真実を発表する予定だった中野(瀬川亮)の遺体が、本栖湖の湖畔で発見される。

第2話 2013年10月18日「UFO編」ラテ欄「UFOは実在!?東京〜神戸500キロ、死体が飛んだ!?」
 兵庫・六甲山で車中から流星群を見ていた神戸市在住の岩崎(金子賢)・沙知(酒井美紀)夫妻が、翌朝、東京・羽田空港近くの路上で見つかる。しかも発見時、岩崎夫妻が乗っていた車の後部座席には、沙知の友人・美加子(長沢奈央)の刺殺体があった。ところが、岩崎夫妻は流星群を見始めてからの記憶を失っており、東京まで来た理由と方法、そして美加子の遺体についても、全く身に覚えがないという。月子(長沢まさみ)は、羽田空港周辺と六甲山はともに、未確認飛行物体(UFO)の目撃多発地帯だったことから、この事件は非科学事件捜査班(UIU)が担当すべき事件だと考える。

第3話 2013年10月25日「13日の金曜日編」ラテ欄「13日の金曜日は事件が!?温泉の連続殺人…仮面の女」
 13日の金曜日、都市伝説オタクの刑事・月子(長沢まさみ)ら非科学事件捜査班(UIU)のメンバーが乗る車が、目的地であるキャンプ場に到着する前に故障してしまう。やっとのことでキャンプ場に到着すると、13番ロッジに宿泊していたディレクター・清水(小島よしお)が頭部を殴られ死亡しているのが発見される。清水はバラエティー番組のロケで来ていたようで、遺体発見現場には血で書かれた「あしべアイ」というダイイングメッセージが残されていた。そのため捜査1課の郷原(宅間孝行)は、アシスタントディレクターの芦部(夙川アトム)が犯人だと断定。一方、月子は「キリストに魔女として追われたフリッグが13日の金曜日に他の魔女を集めて悪事を働いていた」という都市伝説から、清水も魔女フリッグに殺害されたのだと推理し、証拠を探そうとする。

第4話 2013年11月1日「三億円事件編」ラテ欄「3億円事件の伝説!!真犯人は死んだあとで30億を!?」
 白バイ隊員に変装した犯人が、現金輸送車から約3億円を強奪するという昭和の未解決事件「三億円事件」が発生した東京・府中刑務所裏の学園通りで、車に乗った弁護士・矢島(遠藤たつお)が刺殺された。矢島は、資産家の陽三郎(太田裕)から預かったばかりの現金964万1605円を持っていた。しかし、その現金が入ったかばんは犯人に持ち去られており、なぜか矢島は旧紙幣の五百円札を握っていた。それを知った月子(長沢まさみ)は、矢島の手にあった五百円札が、三億円事件で盗まれた紙幣のうちの1枚かもしれないと推理する。月子はさらに「三億円事件で強奪された金額を語呂合わせで読み解くと、犯人からのメッセージが出てくる」という都市伝説に絡め、今回奪われた金額にも事件の謎を解くメッセージが含まれていると確信。ところが、その直後、陽三郎が病死してしまう。

第5話 2013年11月8日「トイレの花子さん編」ラテ欄「トイレの花子さんの呪い!?アイドル女子高3階の個室で死ぬ…」
 鑑識課の勝浦(溝端淳平)は、ある夜、叫び声を聞いて入った芸能コースがある女子校内で、アイドルユニット「六本木55」に所属する実希(上間美緒)の刺殺体を発見する。勝浦から連絡を受け、現場へ向かった月子(長沢まさみ)は、実希の担任・優奈(安達祐実)から事情を聴く。事件発生時は芸能コースの3年生で毎年結成する特別ユニットのライブリハーサル中だったという。さらに月子は、遺体発見現場が3階トイレの3番目の個室だと知ると「実希はトイレの花子さんに呪い殺された」と予測する。この女子校でも、花子さんが出るとのうわさがあり、その正体はトイレで自殺した生徒の霊だともささやかれていた。だが、実希はそれを信じず、例のトイレを時折使っていたという。そんな中、実希とは犬猿の仲で六本木55のライバルグループに所属するユイ(清水富美加)が、月子の仮説を一蹴する。

第6話 2013年11月15日「ロボット編」ラテ欄「ロボットが殺した!?ガンダムを愛した男の秘密!!」
 休日の東京・上井草駅で「ガンダム詣で」に興じていた刑事の月子(長沢まさみ)と鑑識課員の勝浦(溝端淳平)は、井本(山本浩司)という男性に声を掛けられる。井本は、ガンダムオタク仲間でロボット工学の教授・貝原(矢柴俊博)が姿を見せないというのだ。嫌な予感がした月子が貝原の家へ向かうと、浴槽の中で死亡している貝原の姿があった。浴槽の壁には赤い文字で犯行声明が残されていた。壁に固定したパソコンが落下し、漏電したことによる感電死だと知った月子は、非科学事件捜査班(UIU)のメンバー・彩乃(高月彩良)にパソコンのデータを復元してもらい「これより先の領域に触れてはならない」というメールを発見する。それは、感情を持つロボットの開発に成功して死亡したといわれるロシアの科学者ボリコフの遺書と同じ文章だった。そこで月子は、貝原が人造人間の開発に成功したと推測、さらにフランケンシュタインのように自らが開発した人造人間に殺害されたのだと考える。そんな中、同じような犯行声明を伴う感電死事件が全国各地で起こっていたことが分かる。

最終話 2013年11月22日「ドラキュラ編」ラテ欄「さよなら美人刑事!!吸血鬼に殺される!?」
 ミュージカル「ドラキュラ」の初日を控えた劇場の楽屋で、ヒロイン役の女優・りえ(大谷英子)の死体をメーク担当の真央(東風万智子)が発見。月子(長澤まさみ)は、首筋に傷があるのに血が一滴も流れていないため‘ドラキュラ’の仕業を疑う。ドラキュラ役の俳優・大河内(高嶋政宏)はりえの恋人だったが、別れ話が持ち上がっていた。一方、りえの代役に急きょ選ばれた諒子(小沢真珠)の台詞の完璧さに丹内(竹中直人)は不審を抱く。

各話視聴率


番組公式サイト
(都市伝説の女 - Wikipedia)

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Excerpt: 「都市伝説の女」第4話 天狗たちが住んでいると言われる高尾山を訪ねて深い森の中を歩く月子(長澤まさみ)と鑑識・勝浦(溝端淳平)・・。 そこに立ち尽くす少年と首つり死体・・・。 月子が拾っ..
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