2012年03月18日

早海さんと呼ばれる日 第10話(最終話)

vol.10「何より大事なものができました」 2012年3月18日  21:00〜21:54

早海優梨子(松下奈緒)が家を出て行った。恭一(井ノ原快彦)は、優梨子の実家や知り合いに連絡をとってみるがどこにもいない。研二(要潤)や馨(中丸雄一)や優三(森永悠希)も心配するが、恭一の様子もおかしく、不安を募らせる。その頃、優梨子は高級ホテルにいた。買い物やエステなど贅沢をしてみるが、気分は晴れるどころか沈む一方。心配する恭一ら家族からのメールや留守電を聞いて、電話をかけようとするが恭一の言葉を思い出し手が止まってしまう。

リフォーム詐欺を仕掛けた椎名が強面の男たちを引き連れて集金にやってきた。優三から連絡を受け、恭一が駆けつけると、男たちと恵太郎(船越英一郎)と研二と馨が対峙していた。恭一はすぐに50万円を渡し、これで引き取るように冷静に訴える。椎名が札を数え始めるが、研二はすぐさま封筒を取り返した。それでも封筒を渡そうとする恭一と取り返そうとする研二はケンカになるが、椎名は封筒を手にそそくさと出て行った。

お金を渡したことを責める研二に、恭一は根に持たれる方が怖いと訴えるが、お金を払ったことで恵太郎が本当に詐欺にあったことになるという研二の言葉にハッとする。さらに優梨子との出来事に触れ、普段ガマンしているから最悪の言葉を最悪のタイミングで言うことになると言われた恭一は、兄弟の前では逆ギレしながらもすっかり落ち込む。

それぞれの方法で優梨子を探す早海家の兄弟たち。研二から優梨子が家を出たことを聞いた陽子(古手川祐子)は、優梨子を訪ねてホテルへやってくる。陽子は、すっかり落ち込み、反省している優梨子にそのままでいいんだと話す。同じ頃、早海家には優梨子を心配した金井満智子(かとうかず子)と拡(中原丈雄)が訪ねて来た。2人を前に恵太郎は、優梨子が早海家を明るくしてくれたとほめ、どこか自分に言い聞かせるように、恭一に嫁を手放すなとしかりつけた。

恭一に呼び出され、結婚式をあげた教会にやってきた優梨子。恭一は、傷つけたことを謝りつつ、自分は優梨子が思うような男じゃないとうなだれた。恭一の言葉を遮るように優梨子はそういうところも含めて好きで、一番大切に思っていると話す。恭一がいないと寂しいと泣き出した優梨子に慌てながらも、呼び出した理由は、以前ちゃんとプロポーズできなかったことを後悔していたからだと告げ、改めてプロポーズをする恭一。「はい」と返事しながら、今度はうれしさに泣き出す優梨子と恭一。

研二は入江亜季(山口紗弥加)と会うため、陽(須田琉雅)が通う保育園まで来た。仕事が決まったことや少年野球のコーチを始めたことを話し、戸惑う亜季に100回振られても諦めないと笑顔を見せた。

優三は岸本翼(松本隆志)に好きだけど恋愛感情とは違うと素直に話す。優三が気にやまないようにと冗談だと笑い飛ばす翼。

優梨子と一緒に家に帰ってきた恭一。荒れた部屋を想像していたが、恵太郎の言いつけにより研二や優三が片付けをしていた。また、「ガテマラ」には陽子が訪ねてきた。昔のように、こだわりのコーヒーを入れて差し出す恵太郎。4人の子供たちの近況を話しながら、自分がいかに陽子に支えられていたかがわかったと素直に話し、またコーヒーだけでも飲みに来て欲しいと話す。静かに微笑み帰っていく陽子。

2人の会話を聞いていた優梨子と恭一たちだが、優三が陽子を追いかけて家を飛び出した。優三は陽子を呼び止めて帰ってきて欲しいと訴え、優三の後を追ってきた優梨子も早海家には陽子の席があることを話す。

「ガテマラ」では、馨が恵太郎に黙々と作っていたハンバーグの試食をお願いする。店に出すランチ用だといい、自分が「ガテマラ」を継ぐと言う馨の言葉に喜ぶ恵太郎。

優三が同性愛に目覚めたと心配した恵太郎は、陽子を見送り帰ってきた優三にいきなりキスをする。気持ち悪さを訴えたつもりだが、何も知らない周りはビックリし、当の優三もわけもわからずファーストキスを奪われがく然とする。さらにキスされそうになり逃げ回る優三、追いかける恵太郎を止めようと優梨子、恭一、研二、馨が参加し、いつものにぎやかなケンカが始まり…。


第1話 2012年1月15日「夫婦になることは家族になること」21:00〜21:54
OLの優梨子(松下奈緒)は一人っ子で、一流会社役員の父の拡(中原丈雄)と専業主婦の母の満智子(かとうかず子)に大切に育てられた。性格は気さくで美人の上に仕事もでき、会社内でも評判の存在だ。そんな彼女の夢は幸せな結婚をすること。核家族の典型のような家庭に育った優梨子は、まるで恋人のように仲の良い両親に憧れ、自分もできるだけ早くそんな家庭を築きたいと願っていた。そんな中、優梨子は会社の同僚で恋人の早海恭一(井ノ原快彦)にプロポーズされ、結婚することに。恭一は4人兄弟の長男で、両親と6人暮らしだった。優梨子は両親と共に両家の対面の席に出席するが、恭一の一家はなぜか家族全員で現れる。

第2話 2012年1月22日「家族のお世話してるつもりでいい気になりました」
義母・陽子(古手川祐子)の失踪を知り、優梨子(松下奈緒)は早海家の嫁として義父・恵太郎(船越英一郎)と恭一(井ノ原快彦)の兄弟の面倒をみることを決意。強引に引っ越してきた優梨子に恵太郎らは戸惑い気味で、恭一も彼女がやっていけるのかと心配する。そんな中、優梨子が早海家で暮らすことを許せない母・満智子(かとうかず子)が苦情を言いにやって来る。早海家を見下す満智子に恵太郎は激怒し、優梨子は母親を追い返すが…。

第3話 2012年1月29日「お義母さんは、なぜ家族を捨てたの?」
優梨子(松下奈緒)は家族会議で、お金が足りなくなったのは自分の金銭感覚が足りなかったからだと指摘される。買い物をする際、値段を見たことがなかった優梨子は反省し、10日間を1万円で乗り切ってみせると宣言する。優梨子は買い物に自転車を使ったり、スーパーの特売セールを利用したりと節約に奮闘。そんな中、家ではなぜか研二(要潤)や馨(中丸雄一)の大事にしていた本などが紛失していた。また、義母・陽子(古手川祐子)が付けていた家計簿を見ていた優梨子は、毎月2万8千円の入金があることを知る。調べると、陽子が内職をして家計の足しにしていたことが判明する。

第4話 2012年2月5日「馨さんが就職決まらないのは家のせい?」
就職活動中の馨(中丸雄一)は面接の帰り道、多数の不採用メールを見ながら帰宅。すると、優梨子(松下奈緒)からパン店の面接に受かり、パートに出ることを聞かされ、馨はさらに落ち込む。夕食時にも、何社も落ちていることを恵太郎(船越英一郎)や兄弟から責められ、馨はいら立ちを募らせる。研二(要潤)は、会社役員の優梨子の父・拡(中原丈雄)に就職を頼めないかとまで言いだし、馨は優梨子に余計なことはしないでほしいとテーブルを離れる。優梨子や恭一(井ノ原快彦)は、少しでも馨の力になろうとするが、馨はますます複雑な気持ちになる。そんな中、恵太郎は珍しくスーツを着てどこかに出掛けていく。

第5話 2012年2月12日「私も、死んで帰らないから!」
 手応えを感じた面接が不採用だった馨(中丸雄一)は、恭一(井ノ原快彦)から優しい言葉で励まされ、今まで抑えていた不満を爆発させる。優梨子(松下奈緒)は、そんな彼の頬を思わずたたいてしまう。恵太郎(船越英一郎)も「そんなに家が嫌なら出ていけばいい」と馨に言い放ち、馨は勢いのまま家を出ていってしまう。心配になって馨のアルバイト先まで足を運んだ優梨子は、帰りたくないという馨を自分の実家に連れていく。優梨子の母・満智子(かとうかず子)は突然の訪問に戸惑うが、馨を泊めることを許す。そんな折、バレンタインの準備に悩む満智子に馨は「ドーナツを作ってみたらどうか」と提案する。

第6話 2012年2月19日「家族に言えない研二さんの秘密」
 優梨子(松下奈緒)と研二(要潤)は、亜季(山口紗弥加)と息子の陽(須田琉雅)と遭遇。亜季と研二は高校時代の同級生で、二人は再会に驚く。父親がいない陽は、自分はパパに似ていて、そのパパはジュリーというのだと優梨子に話す。夕食の際、恵太郎(船越英一郎)は、かつて高校野球で全国3位になった研二の輝かしい過去を誇らしげに話す。しかし、契約社員である現状を心配する恭一(井ノ原快彦)から、そろそろ落ち着くべきだと言われた研二は、早々に食卓を後にする。優梨子は、研二がジュリーと呼ばれていたことを知り、陽の話を思い出す。一方、優三(森永悠希)は「T・K」とイニシャルの入ったバレンタインチョコレートをもらう。

第7話 2012年2月26日「父親としての責任はどうするんですか?」
亜季(山口紗弥加)と陽(須田琉雅)のことが頭から離れない研二(要潤)は、仕事場でミスを連発。そこへ、亜季から携帯電話に話がしたいから時間を取ってくれというメッセージが入る。その夜、研二は優梨子(松下奈緒)に、陽を息子だと言うのはDNA鑑定をしてからだと言い放つ。その瞬間、傍らに恵太郎(船越英一郎)がいて、研二はごまかそうとするが、恵太郎の勢いに押され、事実を打ち明ける。それを聞いた、恭一(井ノ原快彦)ら兄弟は予想外の告白に驚く。後日、亜季は研二に、陽の父親は研二だが、関係があったのは昔のことだし、自分たちのことは気にしないでくれと伝える。同じころ、研二のことを気に病んだ優三(森永悠希)が、家出中の母・陽子(古手川祐子)の所へ相談に行くと言って家を出る。

第8話 2012年3月4日「夫婦が壊れるなんて信じたくありません」
企画部に異動したばかりの恭一(井ノ原快彦)は、新商品開発会議にチーフとして参加する。しかし、慣れない環境で良いアイデアが浮かばず、他人の意見をメモするだけの自分に落ち込む。「ガテマラ」では、常連たちが恵太郎(船越英一郎)に、恒例行事のガテマラ祭りをやろうと持ち掛けていた。優梨子(松下奈緒)は、全く気乗りがしない恵太郎に代わり、自分がガテマラ祭りを実現させると宣言する。その夜、恭一の仕事を心配した優梨子は協力を申し出るが、恭一は自分で頑張るからと断る。

第9話 2012年3月11日「恭一さん、私の前で無理して笑わないで」
「ガテマラ」に、リフォーム会社の営業担当者・椎名(尾上寛之)が訪ねて来る。恵太郎(船越英一郎)が送ったメールを見たという椎名は、店を見回すと、これまでの例を挙げながらリフォームのアイデアを出し、さらに、モニターになればリフォーム金額の7割を会社が負担すると言う。一方、優梨子(松下奈緒)はデザイナーの鳥谷(高橋一生)に呼び出され、彼の事務所を訪ねる。鳥谷は、優梨子の夫とは知らずに、恭一(井ノ原快彦)に対する愚痴をこぼす。そんな中、リフォームモニターの審査のため、椎名が作業員を連れてガテマラにやって来る。床下検査の結果、水道管やガス管の傷みが激しいことが分かり、恵太郎は補修工事を勧められる。


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