吉野千明(小泉今日子)は、長倉和平(中井貴一)の弟・真平(坂口憲二)との交際をスタートさせる。デートに出かけた千明たちは、カフェでこっそりキスをしたり、お互いの初体験の話をしたりしながらデートを楽しんだ。
同じころ、和平も、部下の大橋知美(佐津川愛美)とデートしていた。が、行く先々で父娘だと勘違いされてしまう和平たち。知美は、とある洋服店で和平の服を選んだ。知美は、和平が試着している間に店員さんに頼み、和平のことを「彼氏さん」と呼ばせた。和平は、知美が気を遣ってそう仕向けたことをすぐに察し、父親に間違われたくらいで凹んだりしない、と苦笑する。
知美は、買った服に着替えた和平に、ツーショットの写メをとらせてほしい、と言い出す。シャッターの瞬間、隙をついて和平の頬にキスをした知美は、その写真をすぐさま母・秀子(美保純)に送った。知美の行動がいまいち理解できないでいる和平に、知美は、父が死んで秀子が女手ひとつで育ててくれたこと、一緒にいられる時間が少ないのでお互いに何でも話そうと約束したことを打ち明ける。
一方、万理子(内田有紀)は、千明とキスした夢を見てしまい、動揺する。いままではお互いに考えていることがわかった真平も、最近は万理子のことがわからないらしい。万理子は、そんな真平に、恋に関する気持ちはわからないのかもしれない、と告げ…。
知美や田所勉(松尾諭)とともに外国人観光客向けの案内用看板を設置していた和平は、散歩中の一条(織本順吉)と遭遇する。その際、一条は、和平と出会ったキャバクラの話を持ち出す。怒った知美は、さっそくその話を秀子にメールした。
和平は、知美たちとともに、ファミレスで打ち合わせがてら昼食をとることにする。するとそこにファミレスの制服を着た典子(飯島直子)の姿があった。さらに、店内には男子とデート中のえりな(白本彩奈)の姿が。和平は言葉を失った。
千明は、友人の荒木啓子(森口博子)、水野祥子(渡辺真起子)と回転ずし店で昼食をとる。そこで3人は、売れ残ってずっと回り続けている皿に自分たちの姿を重ね合わせ、切なくなっていた。
仕事を終えて帰宅した和平は、家の前でえりなが件の男子とキスしているところを目撃する。和平は、精一杯、理解ある父親を演じようと努めるが、さすがにショックは隠せない。
するとそこに、大橋母娘が食事をしにやってくる。『ナガクラ』の営業は終わっていたが、ふたりを迎え入れる真平。
同じころ、帰宅した千明は、典子と食事の準備を進めていた。典子は、今度はメル友募集サイトを始めたことを報告し、千明を呆れさせる。そんな話をしているうちに、料理する気力を失ったふたりは、長倉家へと押し掛けた。
大橋母娘が千明と和平の関係を疑ったり、典子が出会い系の話をしたり、和平がキャバクラの件で責められたりと話が錯綜するなか、千明は、とりあえず今日はみんなで飲もう、と提案する。
秀子たちは、飲み会が始まると、いつものように激しいトークバトルを繰り広げる千明と和平に圧倒される。千明と和平は、大橋母娘が帰った後もガンガン飲み続け、そのまま仲良くソファーで眠ってしまう。
あくる朝、二階から降りてきた万理子は、眠っている千明に近づき、至近距離で寝顔を見つめていた。千明は、そんな万理子を無意識に抱きよせてキスしてしまい…。
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