『ハラペコキッチン』メンバー解散の危機!壊れた男の友情・・・更に決定的な賢太(塚本高史)の裏切り!葛藤する英介(向井理)に、麻生(稲垣吾郎)の次なる陰謀が!!
英介(向井理)と大ゲンカの末、賢太(塚本高史)と剛(川畑要/CHEMISTRY)が店を辞め、『ハラペコキッチン』は人手が足りずに困っていた。そんな中、以前、賢太から落選したと聞かされていたロックのミリオンフェスのオーディションに、実は自分たちが合格していたことを知った英介は、真相を確かめようと賢太のもとへ。
賢太は、剛以外の自分と英介と拓(三浦翔平)の3人で、別のバンドとしてデビューする話を持ちかけられたと告白。しかし、独断でその話を断ったという。それを聞いた英介は賢太に掴みかかり、怒りを露わにするが、その反面、自分にとってロックの道は、もはや遠い世界になりつつあると感じていた。
そんなある日、賢太の彼女・桃子(藤井美菜)が両親を連れて店にやって来る。英介は、ようやく結婚を認めてもらえた賢太のために、くれぐれも失礼がないよう細心の注意を払おうとするが、そんな日に限って店は大忙し。するとそこへ、『ガステレア』のシェフで、かつて母親の華子(片平なぎさ)の店で働いていた東(田山涼成)が客として来店。英介が困っている姿を見た東は、厨房の手伝いを申し出る。おかげで店は大盛況、桃子の両親も料理に満足して帰っていくが、その一方で、千絵(瀧本美織)が腱鞘炎になってしまい、翌日から店の手伝いができなくなる。
その晩、麻生(稲垣吾郎)から『ガステレア』の厨房でワインを飲まないかと誘われた英介。賢太や剛が出て行ったままだと知った麻生は、英介に「君もいっそ・・・僕のものにならないか?」と持ちかけるが、次の瞬間、冷蔵室のドアが閉まり、2人は中に閉じ込められてしまう。誰にも連絡がつかないまま、携帯電話の電池も切れ、寒さに身を寄せ合う英介と麻生。
そんな中、賢太や剛と一緒にいたら、シェフとしての感性が狂うと麻生に忠告された英介は、自分は2人と一緒に店をやりたいんだと麻生の言葉を一蹴。助けに駆けつけた賢太と剛に、「店に帰ってきてくれ」と頼み込む。そして、店のコンセプトを変えるのをやめ、『ハラペコキッチン』をみんなの夢にしようと誓い合う。
数日後、麻生は大楠農園を訪れ、千絵の父・義明(橋本じゅん)に、すべての野菜を麻生コーポレーションに売ってほしいと交渉。そんなこととは知らない千絵は、店にやって来たまりあ(国仲涼子)に、「私・・・英介さんが好きです」と告げる。
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