早海優梨子(松下奈緒)から、入江亜季(山口紗弥加)の息子・陽(須田琉雅)の父親は自分だと聞かされ、研二(要潤)は驚きのあまり言葉が続かない。研二は、2人の言い合いの声を聞いてやって来た恭一(井ノ原快彦)と恵太郎(船越英一郎)には、この件は言わないようにと口止めをして自分の部屋へ戻ってしまう。翌日、優梨子は研二に話してしまったことを亜季に謝罪する。
研二のことが気になって仕方がない優梨子だが、話しかけようにも研二が拒否して、まったく話せない。それでも食い下がってくる優梨子に、研二は本当に自分が父親かわからないと言い放つが、それを恵太郎が聞いていた。鬼の形相で追いかけてくる恵太郎から逃げながら、自分が知らない間に亜季が子供を産んでいたと経緯を説明する研二。恭一や馨(中丸雄一)や優三(森永悠希)も事情を聞き、驚くばかり。そんな状況でも責任を逃れようとする研二に、腹を立てた恭一は研二を叩く。
ある日、研二は帰宅途中に偶然亜季と陽に遭遇する。亜季は陽の父親が研二であることは認めながらも、自分で勝手にしたことだから何もして欲しいことはないときっぱりと言い切る。そんな中、優三は研二のことを相談するという口実で陽子(古手川祐子)に会いに行こうとしていた。恭一に連絡を入れながら、慌てて後を追う優梨子。ガラス工房に行くと、陽子が同僚の息子の小学生を笑顔で送り出すところだった。その姿にショックを受けた優三は、笑っていた陽子を責めて帰っていく。残った優梨子は、自分が早海家にいることを告げ、具体的な内容は言わずに研二が悩んでいるようだと相談を持ちかける。
亜季と陽に会いにパン屋にやってきた恵太郎は、2人の前で土下座する。亜季と喫茶店で話すことになり、恵太郎は研二に責任をとらせると訴えるが亜季がそれを拒否する。街を離れるという亜季に、それでも研二が2人にきちんと向き合うチャンスを与えてあげて欲しいと再び頭を下げる恵太郎。
亜季が街を離れることを研二に教える優梨子。わざとそっけない返事をする研二に、優梨子は陽子のアドバイスをもとに、研二にも野球以外で100点を取れる場所はあると訴えた。研二は陽との約束を守るため、そしてちゃんと亜季と話をするために2人を遊園地に誘う。
遊園地に行き、はしゃぐ陽や母親としての亜季を眺めながら父親になる決意を固める研二。帰り道、研二は父親として何かしてあげたいと訴えるが、亜季はその言葉だけで十分だから自分の人生を生きて欲しいと話した。
研二の報告を緊張して待つ早海家の面々。やがて帰ってきた研二はふられたと懸命に明るく報告する。研二が傷ついていることを察して、みんな明るく対応していたが、優梨子が間違って恵太郎が買っていた子供服やおもちゃがぎっしり詰め込まれていた箱を開けてしまった。それをきっかけにまたしても家族ケンカが始まり、にぎやかさを取り戻す。
ある日、岸本翼(松本隆志)を呼び出した優三は、バレンタインにチョコレートをくれたのが翼であることを確認して、理由を聞いた。翼は何かに悩んでいる優三が気になって仕方がなく、これはきっと好きなんだと話す。そんな翼に、優三は半ば投げやりな気持ちで付き合うことをOKする。同じ頃、パソコンに送られてきたメールに"絶対に儲かる"という文字を見た恵太郎は、誘導されるままにボタンをクリックしてしまい…。
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