第6話ストーリー
桑潟(佐藤隆太)は、見知らぬ小屋のリビングで目を覚ます。同じように小屋で意識を取り戻した木村部長(倉科カナ)と沼袋(渡部秀)も状況が分からないという。窓から外を見ると一面の大海原で、携帯は通じず、出入り口は固く閉ざされている。
監禁されていることに気づいた3人が慌てていると、そこに謎の声が聞こえてきた。"ミスターたらちね"と名乗るその人物は、3人の裏の顔を知っていると語り、「汚れ切った罪人に、裁きの鉄槌を下す」と宣言。今からする質問に答えられなかったり、嘘をついた場合、大切なモノをひとつずつ消していくという。
最初の質問は、木村部長に妹の名前を聞くという簡単ものだった。しかし、木村部長には何か差し迫った事情があるらしく答えられない。それによって"大切なモノ"がひとつ消され、それを目のあたりにした3人は、あまりの恐ろしさに慄然とするのだった。いっぽうその頃、仁美(桜庭ななみ)をはじめとするミス研の面々は、桑潟と木村部長の姿が見えないことを気にしながらも、部室でおしゃべりに興じていた。その雑談の中で、2年前のこの日が丁度、学内で"赤いたらちね2・26事件"と呼ばれる凄惨な出来事が起きた日だと気づく。
IQ540の天才で臨床心理学の権威だった敷島教授(吉田鋼太郎)は、研究熱が高じて、2年前のこの日、学生たちを監禁して極限状態の心理実験を行った。結果、精神のバランスを崩した学生の一人が、火だるまになって校舎の屋上から飛び降りるという事件が発生。その事実が明るみに出ることを恐れた大学側は、敷島を学内のどこかに監禁したという。話を聞いた仁美は、不穏な空気を感じ、敷島の監禁場所を知ると思われる人物と連絡を取る。
いっぽう、小屋では桑潟たちに、ミスターたらちねからの質問が続いていた。そうこうするうち、小屋から"大切なモノ"が次々消えていき、3人は次第に追い詰められていく。さらに小屋にはもう一人、思いも寄らない人物が監禁されていたことが分かり…!?
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