託された念書を手に美濃を目指すおりん。一度は念書を狙う最強の刺客集団・剣草から念書を奪われてしまったものの、美濃八幡藩士・望月誠之助とともに取り戻し、再び美濃を目指し始めていた。しかし、誠之助は念書の宛書に記されていた「残月」という文字を見て以来ひどく動揺していた…。
そんな中、おりんと誠之助は塩尻峠へと差し掛かる。しかし、峠を越え茶屋へと立ち寄ったところ、誠之助はあやうく店の者に扮した剣草の刺客・刺草から毒を盛られそうになってしまう。おりんの機転により何とか逃げおおせた誠之助だったが、村へと辿りつき井戸の水を飲んだところ、村の男・嘉平から井戸の水を飲んだ村の者が腹痛に苦しんでいると聞かされる。
嘉平の家には、同じように腹痛に苦しむ村人たちが、嘉平に助けを求めてやって来ていた。おりんは腹痛に苦しむ誠之助を介抱しながら、薬草に詳しいという嘉平を手伝い、沢から水を汲んでこようとする。
しかし、おりんが沢までやって来た時には、既に沢の水も飲めないものになっていた…。全ては自分たちを狙う剣草の仕業だと感じたおりんは、山に入っては薬草を採り村人たちを助けようと奔走する。
しかし、念書の宛名を見て以来どことなく様子がおかしい誠之助は、回復するやいなやすぐに出立しようとして、村に残り村人を助けたいおりんと意見が食い違ってしまう。そして翌朝、誠之助はそのままおりんを置いて旅立とうとするが…。
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