京都市内の河原で、釣り船の中に横たわった女性の死体が発見された。遺体は女子刑務所の元刑務官・久保由加里(川俣しのぶ)で、後頭部を殴られた後、放置されて凍死したらしく、マリコ(沢口靖子)たち科捜研が調べたところ彼女のコートから弦楽器の手入れなどに使われる"松脂"の成分が検出される。
また、毛髪に温泉の成分が付着していたことから、由加里は川の上流に位置する温泉地に宿泊していた事実が判明。旅館に残されていたカバンには、500万円の現金と"バイオリンソナタ"の古い楽譜が入っていた。
まもなく、楽譜には14年前、傷害事件を起こした小島涼子(松本蘭)という女性の指紋が付いていることがわかった。涼子は不倫相手のバイオリニスト・辻沢紘一(鈴木一真)の妻にケガを負わせて逮捕され、服役中に女児を出産。産後すぐに病死していた。どうやら、由加里は涼子の担当刑務官だったようだ…。
事件の手がかりを求めて、土門刑事(内藤剛志)とマリコは、辻沢を訪ねる。辻沢は当時、新進気鋭の奏者として注目を集めていたが、傷害事件により人生が暗転。現在は、小さな音楽教室を開いていた…。
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