第3話ストーリー
たらちね国際女子大学のほど近く。権田市郊外の"たらちね遺跡"で不可思議なミステリーサークルが発見された。多くの報道陣や野次馬が詰め掛ける騒動の中、桑潟(佐藤隆太)は、"たらちね"の語源にもなっている地元の名士・垂乳根権蔵(麿赤兒)から謎の解明を依頼される。ミステリー研究会が作った"名探偵・桑潟"のHPを見たらしい。もろもろの騒ぎが面倒になった桑潟は、思いつきで遺跡の採掘を提案。すると中から桑潟の名が刻まれた奇妙な石板が出土した。
権蔵の屋敷に招かれた桑潟は、そこで改めて"たらちね"の歴史を聞かされる。この地方には、2000年前に現れた"たらちね様"と呼ばれる神様の伝説が残されていて、その血を引くといわれる垂乳根家では代々、50年に一度の祭りで信仰対象となる、新たなたらちね様を輩出しているという。その選定方法が特殊で、本家と分家、それぞれの代表が"ある儀式"で競いあい、勝った方がたらちね様を継ぐらしい。
間近に迫った50年ぶりの祭りでは、分家からたらちね様相続を狙う雪絵(松永玲子)が推す息子の虎之助(加治将樹)が参戦。本家では、権蔵の子・スケキヨが代表になるはずだったが、出土した石板を"神の予言"と捉えた権蔵は、桑潟に本家の代表になってくれないかと持ち掛ける。最初は腰が引けていた桑潟だったが、周囲から"たらちね様候補"として祭り上げられるうち、次第にその気に。
しかし、仁美(桜庭ななみ)だけは、一連の出来事にそこはかとない胡散臭さを感じていた。そんな中、桑潟から預かった石板を置いていた仁美のダンボールハウスが、何者かによって襲撃される事件が発生し……!?
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