命がけで自分を助けてくれた女おみねから、死際に美濃まで念書を届けて欲しいと託されたおりん。一路美濃を目指し、わずか3日で坂本の宿にまでさしかかるが、その後を美濃の八幡藩士・望月誠之助から追われ、さらには念書を狙う最強の刺客集団・剣草の蘇芳から命を狙われていた。
そんな中、おりんは物盗りにあいそうになる。しかし、物盗りを働こうとした若い男は4日も何も食べていないらしく、腹を空かせて倒れてしまう…。彼の名は桜木陽太郎。兄を殺した仇・中村甚之丞を探して美濃大垣藩から仇討ちの旅に出てきていた。左肘に大きなアザがあるという中村甚之丞を探し続けていたが、なかなか見つけられずに5年が経つのだという。
その後、陽太郎と共に飯屋におりんがいたところ、偶然にもそこへ誠之助が入ってくる。その際、誠之助の左肘に大きな左アザがあるのを見た陽太郎は、誠之助を兄の仇だと思い込んでしまう。しかし誠之助のアザは、蘇芳から襲われた際に、かばおうとしたおりんが突き飛ばして出来たものだった。
さらに、誠之助の美濃の方言も災いし、陽太郎はますます誠之助が仇であると誤解してしまう。脱兎の如く逃げ出した誠之助の後を追い、なんとしても仇を討とうと躍起になる陽太郎。そんな陽太郎に何故か蘇芳が接近してきて…!
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