白戸修（千葉雄大）は、就職浪人中の24歳。何事も頼まれたら断れないお人好しの性格で、なぜか阿佐ヶ谷界隈で起きた様々な事件を呼び込んでしまう困った性格。
ある日、白戸がお気に入りのウエイトレス・赤川莉央（中村静香）目当てでいつものカフェに行くと、幼馴染の黒崎仁志（本郷奏多）から声をかけられる。
6年ぶりに再会した二つ年下の幼馴染は、相変わらずの上から目線で白戸を呼び捨てにする。そして衝撃的な告白をあっさりとする。「殺人容疑で警察に追われている」のだと…。
阿佐ヶ谷の古書店で起きた店主強盗殺人事件の容疑者に挙がっているらしい黒崎は、白戸に「真犯人を見つけてくれ！」と懇願する。「1人じゃ何も出来ない」と言う白戸だが、黒崎は強力な相棒を紹介すると強引に二人を引き合わせる。
その相棒とは、元警察官の山野井（寺島進）。白戸は、とても元警察官には見えない山野井と共に、犯人と思われるスリの桑田（大西武志）の行方を探し始める。
そんな中、山野井は事件現場の証拠や目撃情報から、黒崎が警察から身を隠せるのも三日が限界だと予想。刻一刻とタイムリミットが迫る中、白戸と山野井は何とか桑田を目前の所まで追い詰める。
しかし…。白戸が突然、背後から何者かに殴られてしまう。
果たして、白戸修は桑田を捕まえて、黒崎の無実を証明できるのか！？
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