幼稚園で交通安全の寸劇をする事になり、その準備に忙しい黒川、白石、赤木。そこに交通課の緑谷がストーカー被害に遭っている島洋子と、その容疑者の井波を連れてやってくる。洋子は井波にストーキングされていると訴えるが、井波は偶然会っただけと認めようとしない。洋子は証拠がないために何もできない警察に呆れて帰ろうとする。すると、黒川は井波のつきまとい行為に対して警告を与え、つきまとわれた場合は証拠を残して欲しいと洋子に伝える。
翌朝、勤め先の幼稚園に向かう洋子の前に平然と現れる井波。島が怯えていると、そこに黒川がやってくる。黒川が待ち伏せ行為を注意すると、井波は偶然通っただけと逆ギレ。黒川は洋子の職場に近寄らない事、彼女の半径10メートル以内に立ち入らない事という書面を井波に見せて警告する。洋子は前の街でも井波につきまとわれた事を黒川に打ち明ける。警察に届け出を出しても取り合ってもらえなかったという。会社を辞め、彼氏とも別れ、何もかも捨てて引っ越した洋子。だが、井波にすぐに見つけられてしまったという。黒川は警察が守れなかった事を謝罪し、井波にストーカーを止めさせる事を約束するが…。
この後、洋子は園児たちと遊んでいる時、落としたハンカチが井波から届けられる。洋子は家へ帰って証拠確保のため、ハンカチを保管しようとして、赤い糸で文字が刺繍されている事に気付く。そこには「キミと ボクは 結ばれる 永遠に」と書かれていた。
翌日、黒川は白石、赤木と共に洋子の部屋を捜査。洋子はそんな生活に疲れ切っていた。黒川はふと何かを思いついたように誕生日を洋子に確認。そして誕生日当日、白石は井波が現れた時に備え、島の自宅前の植え込みに身を潜めて待機。島は部屋を暗くし、布団を被って震えていた。そんな島の前にハッピーバースデートゥーユーを歌いながら突然現れる井波。島はバースデーケーキを持ったコスプレ姿の井波を見て悲鳴を上げる。
白石は島の悲鳴を聞いて部屋に駆け付ける。白石は住居不法侵入で逮捕しようとするが、井波はケーキを白石に投げつけて逃走。翌朝、黒川たちは井波の部屋を家宅捜索する事に。。そして、黒川たちが家宅捜査中に1本の電話が入る。それは井波が自殺したという連絡だった。黒川は住居不法侵入を犯した理由に気付いて納得。井波は自殺するつもりだったのだ。
井波はビルの屋上から飛び降り自殺。現場にはたくさんの白い米粒が散らばっていて、米には青酸カリが付着していた。事故の目撃者は、井波が「君と僕はこれで結ばれる。永遠に。そう伝えて」と微笑みながら息絶えたと証言する。事件が解決したと呑気に考える白石だったが、黒川は終わったのではなく、今始まったと考える。黒川は井波が島を殺害するため、青酸カリという罠を仕掛けた後、自殺したと推理。井波が言い残した言葉は殺人予告だったのだ。
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