一度完結していたが、『SPA!』2008年1月15日号に読み切りとして復活。その後、『SPA!』上で不定期に新作が掲載されている。
2012年1月4日から同年3月21日まで、テレビ東京系列においてテレビドラマが放送された。全12話。
2012年10月10日から同年12月26日まで、第2期が放送された。全12話。
2013年7月10日から同年9月25日まで、『孤独のグルメSeason3』が放送された。全12話。
2014年7月9日から同年9月24日まで、『孤独のグルメSeason4』が放送された。全12話。
2015年10月2日から同年12月18日まで、『孤独のグルメSeason5』が放送された。全12話。毎週金曜日深夜枠に時間帯が変更された。
2017年4月7日から同年6月30日まで、『孤独のグルメSeason6』が放送された。全12話。
2018年4月6日から同年6月29日まで、『孤独のグルメ Season7』が放送された。全12話。
2019年10月4日から同年12月20日まで、『孤独のグルメ Season8』が放送。全12話。
2021年7月9日から同年9月24日まで、『孤独のグルメ Season9』が放送。全12話。
2022年10月7日から同年12月23日まで、『孤独のグルメ Season10』が放送。全12話。
2024年10月4日から同年12月20日まで、『それぞれの孤独のグルメ(Season11)』が放送。全12話。
原作概要
個人で雑貨輸入商を営んでいる井之頭五郎(いのがしら ごろう)が、仕事の合間に立ち寄った店で食事をする様を描いたグルメ漫画。主人公が訪れる場所は高級料理屋などではなく、大衆食堂のような店が殆どである。料理の薀蓄を述べるのではなくひたすらに主人公の中年男の食事シーンと心理描写を綴っているのが特徴。ドラマティックな展開などはほとんどなく、あたかもドキュメンタリーのごとく淡々とストーリーが流れていく。
1996年連載終了時までの作品(1話 - 18話)をまとめた単行本が出版されている。発売後、文庫版が出るなど時間が経ってからネット上で火がつき人気を博している。文庫版は21刷、8万8千部とロングセラーになっており、女性読者が4割を占める。2008年には新装版が出版され、10年ぶりの新作(特別編)も掲載された。2008年の読みきり復活後の作品(19話 - )は未出版。
イタリア・フランスでも翻訳版が発売されており、久住昌之が自身のブログで言及した所によれば、イタリアでは10万部が売り上げられたという。また、韓国、「アメリカもしくはブラジル」でも翻訳版の発売が決定している。
連載時の担当編集者は壱岐真也(現en-taxiエンタクシー編集長)。
テレビドラマ
1期
2012年1月4日から同年3月21日まで、テレビ東京系列において、毎週水曜日の24:43 - 25:13(JST)の時間帯でテレビドラマ化。主演は松重豊。番組はドラマ本編と、終盤に原作者久住昌之がその日のドラマに登場した店を実際に訪れるミニコーナー「ふらっとQUSUMI」で構成されている。近年テレビ東京制作の連続ドラマ作品のほとんどが製作委員会方式を採用しているがこの作品は珍しく製作委員会方式をとらずテレビ東京製作著作となっている。
基本的にあえて原作を使わず、全てドラマオリジナルの話となっているが、第八話のように原作に近いエピソードや、第四話のように原作(19話)の延長にあるエピソードもまれに存在する。
2期
『孤独のグルメSeason2』と題した第二期が、2012年10月10日から同年12月26日まで、1期同様テレビ東京系列にて毎週水曜23:58 - 24:45に放送された。
放送時間が30分から47分間に拡大。第一期でも見られたが、メインの食事の前にカフェや甘味処に寄るのが定番となった。また、season1と同じく本編終了後に原作者・久住昌之がドラマで登場した街のグルメを紹介する「ふらっとQUSUMI」も引き続き放送されている。
3期
2013年7月10日から9月25日まで『孤独のグルメSeason3』が放送された。「ふらっとQUSUMI」も引き続き放送された。
キャスト
松重豊/井之頭五郎役
輸入雑貨商。仕事の合間に雰囲気のある食堂で食事を取ることを楽しみとしている。酒は飲めない。
主なゲスト
Season1
カフェの店長 - 山村美智(第1話)
焼き鳥屋の女将 - ふくまつみ(第1話)
みかんを差し出したおばあさん - 宮内順子(第1話)
建築職人系の男 - 木下隆行(TKO)(第2話、友情出演)
モデルルーム店長 - 有賀さつき(第3話、友情出演)
女性スタッフ - 下宮里穂子(第3話)
中華料理店店員 - 安藤亮司(第3話)
小雪 - 目黒真希(第4話)
カフェの女店長 - 宮前希依(第4話)
怪しい釣り師 - 螢雪次朗(第5話)
五郎の常連客 - 境博(第5話)
怒っている男 - 塚田龍二(第5話)
イケメンのバイト - 横井翔二郎(第5話)
吉野 - 田中要次(第6話)
とんかつ屋のマスター - 野添義弘(第6話)
ジャズ喫茶のマスター - うじきつよし(第7話)
占い師 - 梅垣義明(第7話)
喫茶店のウェイトレス - 下石奈緒美(第7話)
韓流アイドル風の男 - アレン・キボム(第8話)
マネージャー風の男 - 高山聖史(第8話)
中村(関西弁の客) - 天田博之(第8話)
後から来た一匹狼の客 - 坂本芳文(第8話)
篠宮(劇団の新人女優) - 朝倉あき(第9話)
劇団主宰者・吉原 - 佐藤正宏(第9話)
八百屋の奥さん - 松居直美(第10話)
業界人・安田 - 窪龍司(第10話)
居酒屋の若女将 - 美保純(第11話)
マキ - 小沢真珠(第11話)
酔っ払い客 - モト冬樹(第11話)
居酒屋の女将 - 市川千恵子(第11話)
青山奈々 - 南沢奈央(第12話)
カウンター男性客 - 久住昌之(第12話)
ベビーカーをひく主婦 - 久本雅美(第12話)
女性店員 - 富田理生(第12話)
店長 - ダイアモンド☆ユカイ(第12話)
Season2
第一話
マスター(中華料理三ちゃん) - 斉藤暁
西園寺(井之頭の商談相手) - 佐藤藍子
美香(西園寺Danceスタジオインストラクター) - 石川詩織
不詳客1 - 井上博一(おぼんこぼん)
不詳客2 - 馬場添良一(おぼんこぼん)
常連客1(タケシ) - 亀井達也(第2話)
第二話
女将(天ぷら中山) - 根岸季衣
店主(天ぷら中山) - 若林哲行
息子(天ぷら中山) - 元氣安
女性客1(森乃園) - 和希優美
女性客2(森乃園) - 対木理恵
ジョセフィーヌ(井之頭の知り合い) - ヒラリー・ハリソン
第三話
真田 香織(井之頭の商談相手) - 中山エミリ
真田 良子(香織の母親・洋服店を経営) - 大島蓉子
マスター(焼肉平和苑) - 鈴木正幸
商談相手 - 恩田括
カフェ従業員 - 牧野綾花
焼肉店従業員 - 塩谷恵子
第四話
片岡 慎一(井之頭の商談相手) - 相島一之
片岡 サンドラ(慎一の妻) - スズキジル
片岡 梨沙(慎一の娘) - 鎌田楓子
第五話
白石教授(井之頭の商談相手) - 入江雅人
老男性(珈琲文明の客) - 斉木しげる
カップル男(キッチン友の客) - 上野直人
カップル女(キッチン友の客) - 篠田光里
第六話
珍々お母さん(四川家庭料理) - 山下容莉枝
息子(お母さんの子供) - 茨木真之介
常連客男 - 山崎大輔
常連客女 - ヴァチスト太田(セクシー寄席)
高東(東工写真スタジオ) - 森下能幸
ケーキ屋店員(ラトリエ・ドゥ・シュクル) - 小松彩夏
ケーキ屋ママ客 - 高橋佑果
嫁 - 宇都宮五月
お母さん(増田屋の客) - 沖中千英乃
女の子(増田屋の客) - 丹羽絵理香
赤ちゃん(家族写真) - 田中優誠
お見合い写真女性 - 兵頭有紀(セクシー寄席)
女性客1 - 吉川靖子
女性客2 - 中村はるな
新しい常連客 - 大西武志
第七話
ベテラン漁師(銚子漁港) - ガッツ石松
車掌(銚子電鉄) - 斎藤清六
新米漁師 - 仲井真徹
女将(岸壁荘) - 土屋美穂子
お母さん1(つちや食堂) - 上杉二美
お母さん2(つちや食堂) - 五味多恵子
お母さん3(つちや食堂) - 片岡富枝
サーファー1 - 伊藤鉄
サーファー2 - 桃山莉乃
男の子 - 間中颯良
父 - 今野哲治
母 - 夕花里咲
第八話
横山 大輔(井之頭の商談相手) - 長江英和
横山 美奈子(理髪店タカハシ理容師) - 阿南敦子
國技堂店員 - 速水啓二
大将(ちゃんこ割烹大内) - 佐伯新
森田さん(ちゃんこ割烹大内店員) - 渡辺杉枝
大女将(ちゃんこ割烹大内) - 伊藤榮子
第九話
服部 久美子(井之頭の商談相手) - ともさかりえ
とんパチで飲む男性 - 吉田類
店員1(珈琲道場侍) - 三浦誠己
店員2(珈琲道場侍) - 飯田芳
外国人1 - ERICA
外国人2 - ローランス由美
竹沢商店店員 - ジョイフル和田
亀田(珈琲道場侍の客) - 温水洋一
第十話
茶髪母(大衆割烹田や従業員) - 松金よね子
黒髪母(大衆割烹田や従業員) - 川俣しのぶ
学生客1 - 辻本優人
学生客2 - ALISA(Lucky Color's)
家族・次女(だるまや客) - 樋口舞
母(だるまや餅菓子店) - 山口美也子
菅沼(菅沼提灯店主人) - 嶋田久作
第十一話
鈴本(タイ料理ライカノ客) - 長谷川博己
女性店員A(ライカノ) - 佐津川愛美
女性店員B(ライカノ) - 上野なつひ
OL(1) - 茉里美
OL(2) - 菅原夕
女性客(1) - 清水ひとみ(セクシー寄席)
女性客(2) - 平林靖子
女性客(3) - 稲森みき
女性客(4) - 間宮夕貴
吉田 美由紀(五郎の友人) - とよた真帆
ふらっとQUSUMIゲスト
なぎら健壱(新丸子)
幅允孝(沼袋)
阿曽山大噴火(白楽)
かせきさいだぁ(京成小岩)
白崎映美(両国 / 上々颱風)
斎藤清六(十条)
Season3
第一話
黒田 真理子 - 広田レオナ(友情出演)
スナックママ - 清水ミチコ
南木(着物屋主人) - 千本松喜兵衛
友人・東谷 - 高橋修
着物屋・娘さん - 衣咲真音
プチモンド・店員 - 上杉美浩
中年男性客 - 石倉三郎
第二話
第一亭・店員(妹) - あめくみちこ
常連客 - 不破万作
坂上 栞 - 遊井亮子
女性スタッフ・田畑 - 吉川まりあ
第一亭・店員(姉) - 杉野なつ実
サラリーマン客(1) - 大友久志
持ち帰りする男性客 - 堀田勝
第三話
かどや・お父さん - 渡辺哲
佐々木 義輝 - 小島康志
かわづ・女性従業員 - 真下有紀
かどや・お母さん - 三谷悦代
かどや・おばさん - 中島奏
茶屋店員 - おぐちえりこ
おばちゃん(1) - 松山尚子
おばちゃん(2) - 工藤時子
おばちゃん(3) - よしのよしこ
カップル・男 - 長尾祐哉
カップル・女 - 奥田恭子
第四話
魚谷・奥さん - 濱田マリ
碁盤店・主人 - 蛭子能収
大谷 - 田上ひろし
魚谷・大将 - 大内厚雄
中年サラリーマンA - 右近良之
中年サラリーマンB - 赤堀二英
母親 - 渋谷優
子供 - 間中斗環
中年サラリーマンC - 今野哲治
中年サラリーマンD - 渡部遼介
魚谷・娘(中学生) - 涼香
魚谷・娘(小学生) - 増田あゆ葉
第五話
時田 実 - 石丸謙二郎
キャラバンサライ陶芸家風のオヤジ - 大槻修治
キャラバンサライ女性店員 - 久下恵美
キャラバンサライ店員 - 小林俊
ヒッピー風の客 - 岸本福美、富山聡子、清水葉月、長谷川裕
カップル・女 - 岡村英莉
女性客(1) - 加納莉奈
女性客(2) - 竹内美音
第六話
山源店員・お母さん - 角替和枝
甲把 静香 - 安藤玉恵
山源店員・娘 - 滝沢涼子
パン屋お母さん - なるせ華
山源店員・息子 - 浜田和幸
山源店員・お父さん - 渡辺健
若い女性客A - 熱田久美
若い女性客B - 伊藤南咲
サラリーマンA - 山崎竜也
タケさん - 原田17才
後輩 - チェリー吉武
第七話
店主・木山 - 山田キヌヲ
ボラーチョお母さん - 松浦佐知子
40代夫婦・夫 - 久ヶ沢徹
女子高校生 - 安藤まなみ、鈴木花純
若いコックさん - 梅田喬
カップル客 - 中澤一馬
女子客 - 対木理恵
中年男性客 - 中澤健太郎、宮村政和
40代夫婦・妻 - いわせ弘子
第八話
長沼 - 大杉漣
喜多 - マギー
柴 - 深沢敦
幸代 - 宮本裕子
植竹 - 堀文明
安保 - 堀田勝
喫茶店マスター - 藏内秀樹
中年男性客A - 秦野敦崇
第九話
町田 陽子 - 筒井真理子
女性店員(1) - 近野成美
女性店員(2) - 芳野友美
男性店員 - 矢澤祐輔
ママ友客(1) - 牧本幸子
ママ友客(2) - 松田並子
OL風女性客 - 神代リカ
妊婦客 - 馬渕史香
第十話
沖田 正義 - 田山涼成
どん平・主人 - 林泰文
常連客 - 山中聡
どん平・奥さん - 良田麻美
お婆さん - 吉田幸矢
孫・瞳 - 吉田亜子
家族客・父 - 中島智彦
家族客・母 - 浅見奈生子
家族客・娘 - 仲愛理
男性客(1) - 魚谷としお
看護師客(1) - 高橋茉琴
看護師客(2) - 宮内かれん
看護師客(3) - 清家とも子
遊園地客・父 - 足立りょう太
遊園地客・母 - 日下部浩子
遊園地客・娘 - 小杉ゆん
ふく扇・主人 - 川倉けいぞう
第十一話
大熊 秀行 - 小倉久寛
木村屋店員 - 家納ジュンコ
蔵 お父さん - 伊藤幸純
蔵 お母さん - 勝倉けい子
ライダー客(1) - 加藤裕
ライダー客(2) - 島隆一
年寄り客(1) - 足立建夫
年寄り客(2) - 井原幹雄
50代夫婦客夫 - 尾花かんじ
50代夫婦客妻 - 藤牧ゆうこ
トラック運転手客 - 高山謙二
第十二話
猫カフェオーナー田中 - 松澤一之
だるまやご主人 - ベンガル
だるまや奥さん - 朝加真由美
サラリーマン客 - 高橋洋
臚雷亭女性店員(2) - 森田彩華
猫カフェ女性店員 - 寺川里奈
30代OL客(1) - 松村真知子
30代OL客(2) - 結城さなえ
だるまや中年男性客 - 三遊亭道楽
スタッフ
原作 - 作・久住昌之 / 画・谷口ジロー『孤独のグルメ』(扶桑社刊)
脚本 - 田口佳宏、板坂尚 / 児玉頼子(Season2 - 3)
脚本協力 - 田口佳宏
音楽 - The Screen Tones(久住昌之、フクムラサトシ、河野文彦、Shake、栗木健、戸田高弘)
音楽録音 - 戸田高弘
監督 - 溝口憲司、宝来忠昭 / 井川尊史(Season3)
演出補 - 宝来忠昭、井川尊史、北畑龍一
タイトルバック
「荒野のグルメ」(作曲:久住昌之、フクムラサトシ / Season1 - 2)
「孤独のツンドラ」(作曲:久住昌之 / Season3)
オープニングナレーション - 柏木厚志
ナレーター - 植草朋樹(テレビ東京アナウンサー)
オープニングCG - GASP
音響効果 - 金子寛史(フローレス)
プロデューサー - 川村庄子、吉見健士(共同テレビ) / 阿部真士(Season2)
編成 - 井関勇人(テレビ東京)
AD - 村上遥香(Season1 - 2) / 田端綾子、北尾賢人(Season3)
制作協力 - 共同テレビ
製作著作 - テレビ東京
楽曲
オープニングテーマ
「JIRO'sTitle」(作曲:久住昌之)
ドラマ本編エンディング曲
松重“五郎”豊のテーマ 「STAY ALONE」(作曲:久住 昌之、フクムラサトシ)
エンディングテーマ
「五郎の12PM」(作曲:久住昌之 歌:伝美)
概要
原作・久住昌之、作画・谷口ジローによる異色のグルメマンガ「孤独のグルメ」のテレビドラマ化。実在する店を舞台に、輸入雑貨商の中年男性が仕事の合間に訪れた食堂で食事をする姿と、そこで起きるささやかなドラマをドキュメンタリー・タッチで淡々とつづっていく。
ストーリー
輸入雑貨の貿易商を個人で営む井之頭五郎(松重豊)は食について人一倍のこだわりがある。商売でさまざまな街を訪れ、自身の経験から「旨い店を探すなら川のそばを攻めろ」をモットーに、大衆食堂のような店を渡り歩き、ひたすら食べる。酒が飲めない五郎にとって最高の癒やしは、誰にも邪魔されず、気を使わずにものを食べ、今日も独りで静かに豊かな時間を過ごすことだった。
各話あらすじ(2012.1.4 - 2012.3.21)全12話
第一話 2012年1月4日「江東区 門前仲町のやきとりと焼きめし」ラテ欄「門前仲町のやきとりと焼き飯・人気漫画の待望ドラマ化」
商用で「門前仲町」のとあるカフェを訪れた井之頭五郎。
明るすぎる女性店長に疲れを感じた五郎だが、その後ふらりと入った素敵なアンティークショップに立ち寄り、癒される。
その後門前仲町をぶらりと歩きながら見つけた今日のグルメは、小さな居酒屋のやきとり、そして焼きめしであった。
第二話 2012年1月11日「豊島区 駒込の煮魚定食」ラテ欄「駒込の煮魚定食に舌鼓!人気漫画が情報ドラマに」
五郎(松重豊)は、古くからの得意客である画廊のオーナーを訪ねて駒込にやって来た。オーナーの友達が個展を開くことになったので、その中にカフェスペースを作るための協力をして欲しいというのだ。カフェで使うティーカップなどの選定を任された五郎だが、個展の絵はとても理解しがたいもので困ってしまう。難しい宿題を抱えて帰り道を歩いていると、公園で将棋を打っているおじいさんたちに遭遇し、一緒に駒を並べることに。その後、すっかり気疲れして腹をすかせた五郎は、商店街に家庭料理の店を発見。ゴクリとつばを飲み「魚か肉か…」とつぶやきながら店の中へ入る。
第三話 2012年1月18日「豊島区 池袋の汁なし担々麺」ラテ欄「汁なし坦々麺に池袋が悲鳴!モデルルームの女」
五郎(松重豊)はモデルルームの担当者との約束で朝早く池袋にやって来た。担当者は若い夫婦向けに家を売り出すため、華やかな食器を揃えたいという。五郎はリビングや部屋を見て回り、イメージに合ったワイングラスなどを提案してモデルルームを後にする。その後、お気に入りの中華食材の店に入り、どんどんとかごに商品を入れる五郎。昼飯前にもう一仕事しようと意気込むが、中華料理のことで頭がいっぱいになり、仕事を切り上げてしまう。「広東、上海、北京、四川…」と悩んでいた五郎は、真っ赤な店構えの、いかにも中華らしい食堂に出合う。
第四話 2012年1月25日「千葉県 浦安市の静岡おでん」ラテ欄「千葉県浦安でなぜか静岡おでんと元カノに浸る男」
結婚式場の調度品の打ち合わせで、浦安市を訪れた五郎。
駅から一歩出て、その西海岸のようなヤシの木と金髪女性に唖然。気分もほころび顔もほころんでいたのか、なぜか結婚式場で結婚を控えた客に間違われた。結婚間近の新婦のウエディング姿を見ているうちに、ふと、昔の恋人、小雪(さゆき)のことを思い出すのだった。
お腹がすいた五郎は店を探すが立派な家ばかりで一向に見つからない。
やっと見つかったのは、おしゃれなカフェ。メニューを見ると、なぜか「静岡おでん」が・・・。
美しい女性店長が静岡の出身ということで、ランチメニューになっているとのこと。以前に食べ逃した静岡おでんの味はすばらしかった。
人気という牛スジも頼んでみるがこれもまた何ともいえず美味しい。
真っ黒な静岡おでんの美味しさにまいった五郎であった。
第五話 2012年2月1日「杉並区 永福の親子丼と焼うどん」ラテ欄「永福の親子丼焼うどんに癒し謎の釣り師の名言」
商談が次々とキャンセルになるなど、良くないことが続いた五郎(松重豊)は、東京・杉並大宮八幡宮で厄払いをする。その後、和田堀公園の釣り堀で釣りをしていると「食事処」の文字が目に飛び込んでくる。
第六話 2012年2月8日「中野区鷺ノ宮のロースにんにく焼き」ラテ欄「ロースにんにく焼きミックスカツと旧友の再会」
東京・鷺ノ宮を訪れた五郎(松重豊)は、恩人ともいえる旧友の吉野(田中要次)に会いに行く。以前とだいぶ雰囲気の変わった吉野と別れた後、五郎はブタの看板に釣られ、あるとんかつ店ののれんをくぐる。
第七話 2012年2月15日「武蔵野市 吉祥寺 喫茶店のナポリタン」ラテ欄「吉祥寺メンチカツに懐かしケチャップナポリタン」
五郎(松重豊)はジャズ喫茶のマスター(うじきつよし)に呼ばれて、東京・吉祥寺を訪れる。しかし、さまざまな店が乱立する、吉祥寺の独特の雰囲気に、五郎は何を食べるかいつも以上に迷ってしまうが…。
第八話 2012年2月22日「神奈川県 川崎市 八丁畷の一人焼肉」ラテ欄「圧巻!川崎市工場地帯で一人焼肉に火を噴く男と謎の美少年」
井之頭五郎は愛車で空港からの帰りふと川崎に立ち寄った。案の定お腹のすいた五郎は、一軒の焼肉屋に無性に惹かれるのだが残念ながら、満員だった。その時、韓流アイドル風の少年が出て来て…。
第九話 2012年2月29日「世田谷区下北沢の広島風お好み焼き」ラテ欄「鉄板で踊る海の幸に広島風お好焼!下北沢グルメを美女に捧ぐ」
五郎(松重豊)は、東京・下北沢で知人の吉原(佐藤正宏)の劇団の芝居を観劇。その後、ひょんなことから劇団女優・篠宮(朝倉あき)の悩みを知る。篠宮と別れた五郎は「広島のお好み焼き」の看板を見つける。
第十話 2012年3月7日「豊島区東長崎のしょうが焼目玉丼」ラテ欄「ガッツリしょうが焼目玉丼!感涙390円ランチにウインナー楊」
東京・東長崎駅に降り立った五郎(松重豊)は、旧知の業界関係者と映画の小道具の打ち合わせをする。その後、近くで見つけた二つの料理店の前で、どちらに入るか悩む五郎だが、何とか入る店を決める。
第十一話 2012年3月14日「文京区根津 飲み屋さんの特辛カレー」ラテ欄「根津の鳥煮込とばあちゃんの特辛カレー」
五郎(松重豊)は東京・根津にある知人の織物教室を訪れる。その後、偶然入った居酒屋でカレーを頼む五郎だが、そこに酔っ払った客(モト冬樹)が入ってくる。絡んでくる客に、五郎は表に出るよう言い…。
最終話 2012年3月21日「目黒区中目黒 ソーキそばとアグー豚の天然塩焼き」ラテ欄「沖縄豚の天然塩焼」
井之頭五郎は新規の顧客、中目黒の古着屋さんを訪れると、想像していなかった少女のような店長さんが迎えた。そしていつものように腹が減り街を歩いていてふと気になった沖縄料理店をのぞくと、そこではイケメン店長が待っていた。
Season2 各話あらすじ(2012.10.10 - 2012.12.26)全12話
第1話 2012年10月10日「神奈川県川崎市新丸子のネギ肉イタメ」
深夜に腹ペコ要注意!穴場超ウマ飯教えます川崎…激混み大衆食堂絶品肉炒め&あんみつ
商用で神奈川・川崎市新丸子のダンススタジオを訪れた五郎(松重豊)は、依頼者の到着が遅れると聞き、近くの甘味店へ。その後、依頼者から‘発表会用のバラを生けるものを’という注文を受けるが、花瓶でなくても自分が思ったままのものを選んでほしいと言われ戸惑う。スタジオを出た後、食事をする店を探す五郎だが、先ほどの「思うままに」という言葉に導かれるかのように、気になっていた大衆食堂に入る。
第2話 2012年10月17日「中央区日本橋人形町の黒天丼」
発見“人情の町…人形町”路地裏(秘)てんぷら屋!!謎のサクサク黒天丼&限定かき揚&ぜんざい
フィンランドに住む、出産を控えた友人女性から、東京・水天宮の腹帯を頼まれた五郎(松重豊)。日本びいきの彼女から、ほかにも日本文化を感じるものをと頼まれ、五郎は人形町を訪れる。何を買うべきか悩む中、途中、甘味店で休憩。再び街に出た五郎は、つづらや三味線を扱う店に入る。三味線の音を聴きながら、人形町で何を食べようかと考えを巡らせる五郎だったが、やがて考えを決めると、店を探し始める。
第3話 2012年10月24日「中野区沼袋のわさびカルビと卵かけご飯」
穴場中野の七輪焼き肉店!!カルビにわさびの衝撃卵かけご飯&(秘)タルト沼袋アンティークの女
商用で東京・中野区沼袋を訪ねた五郎(松重豊)は、カフェで商談を1件成立させる。その後、良子(大島蓉子)・香織(中山エミリ)母娘との商談をこなした五郎は、無性に空腹を覚える。やがて住宅街の真ん中で焼き肉店を発見、その店で「わさびカルビ」と出合う。
第4話 2012年10月31日「群馬県邑楽郡大泉町のブラジル料理」
群馬これぞ“男気”肉祭り衝撃!南米料理と遭遇溢れる肉汁シュラスコ熱ッ!甘ッ!チュロス
かつての先輩・片岡(相島一之)から依頼を受けた五郎(松重豊)は、群馬・大泉町へ。彼の娘・梨沙(鎌田楓子)に案内してもらいスーパーを満喫した五郎は、胃袋にも南米の陽気さを詰め込もうと、レストランへ。そこでシュラスコなど本格的なブラジル料理と出合う。
第5話 2012年11月7日「横浜市白楽の豚肉と玉ねぎのにんにく焼き」
横浜学生街懐かし玉ねぎと豚肉のにんにく焼き!!女学生とソフト!?青空広がるほっこりカフェ
大学教授・白石(入江雅人)に依頼された品を届けに神奈川・横浜市白楽へとやって来た五郎(松重豊)。商用の帰りに昭和レトロな商店街を満喫した彼は、ここで昼食も食べていこうという気分に。そして、昔ながらの洋食店の「豚肉玉ねぎスペシャル焼き」と出合う。
第6話 2012年11月14日「江戸川区京成小岩の激辛四川料理」
激辛京成小岩の隠れ名店!うわッ!四川の本気にゴローがむせた!ご飯にあう裏メニュー発見
五郎(松重豊)は、東京・小岩へ。今回、商用で訪れたのは写真館で、そこに並ぶ何枚もの家族写真を目にして、すっかり心満たされる。そして急に空腹を覚えた五郎は、その後「豚肉のニンニクタレかけ」や「じゃがとろ」といった、中国・四川家庭料理と出合う。
第7話 2012年11月21日「千葉県旭市飯岡のサンマのなめろうと蛤の酒蒸し」
千葉甘い!サンマなめろう海の味はまぐり酒蒸しこれぞ日本の味決定版九十九里浜名店発見!!
商品を届けるため千葉・銚子で1泊することになった五郎(松重豊)。海辺の宿に泊まったが、素泊まりのために翌朝は空腹で、頭の中は海の幸のことでいっぱいだ。そこで漁港近くの食堂を選び、新鮮なマグロやサンマのなめろう、ハマグリの酒蒸しなどに出合う。
第8話 2012年11月28日「墨田区両国の一人ちゃんこ鍋」
両国冬本番!寒い心も体も温まる絶品ちゃんこ鍋ハフハフハフ…しめは味の染みてるうどん!
五郎(松重豊)は東京・両国へ。注文されたオルゴールを届けに理髪店を訪れた五郎は、いかつい体格の店主・横山(長江英和)がかわいらしいオルゴールを注文したと知り、そのギャップに驚く。その後、五郎は両国といえばこれだと、1人でちゃんこを楽しむことに。
第9話 2012年12月5日「江東区砂町銀座を経て事務所飯」
砂町銀座商店街惣菜天国!うまっ!!まぐろメンチ煮込みおでん牛豚鳥も事務所で究極の独り飯
師走に入り、五郎(松重豊)は多忙を極めていた。ただでさえ忙しいのに、依頼主の久美子(ともさかりえ)が捻挫しているのを見かねて、明日に控えた喫茶店の開店準備を手伝ってしまう。その後、東京都江東区亀戸での仕事を終え、急いでパリにメールを送らなければならなくなった五郎は、不思議な店名の喫茶店で珍しいフレーバーコーヒーとコーヒーゼリーに出合う。
第10話 2012年12月12日「北区十条の鯖のくんせいと甘い玉子焼」
北区十条の秋田料理!胃袋を惑わせる商店街!鯖くんせい&玉子焼き!今夜は赤提灯気分です
東京・北区十条にやって来た五郎(松重豊)は、おしるこで温まろうと甘味店へ。ところが店内に並ぶ珍しいかき氷メニューにひかれ「栗のかき氷」を注文してしまう。その後、商用でちょうちんの店を訪ねるが、赤ちょうちんを見ているとどうにも腹が減ってくる。自分が何を食べたいのか分からず町をさまよううち、赤ちょうちんのある家庭的な店にピンときた五郎は「鯖(さば)のくんせい」や「甘い卵焼き」と出合う。
第11話 2012年12月19日「足立区北千住のタイカレーと鶏の汁なし麺」
千住女の園に狼一匹!?勇気出し魅惑のタイ料理!!鶏のジャガイモカレーうま辛汁なし麺にヒー
東京・北千住駅の近辺へとやってきた五郎(松重豊)。複数の路線が乗り入れている巨大な駅に、少し戸惑いながらも、さっそく飲食店を探すことにする。そして、五郎がやってきたのはタイ料理店。ほぼ満席の店内を埋め尽くすのは女性の客ばかりなうえに、さらに店員も女性だった。前菜から炒め物、メーン料理、麺料理と、タイ料理を食べ尽くしていく五郎。さらに食後のデザートとして、タイのスイーツも堪能する。
最終話 2012年12月26日「東京都三鷹市のお母さんのコロッケとぶり大根」
東京“三鷹”お母さんのコロッケとぶり大根年の瀬だから、こんな終わりがいいんですよ
年末、三鷹の駅から顧客のバーに向かう途中で、五郎はいつものごとく甘味処に引っかかる。バーでは携帯ばかりかけているマスターが待っていた。その後、そばを食べようと深大寺を目指すが意外と遠い。結局入ったのは、大皿料理が並ぶお食事処だった。
Season3 各話あらすじ(2013.7.10 - 9.25)全12話
第1話 2013年7月10日「第1話北区赤羽のほろほろ鳥とうな丼」
赤羽絶品うなぎ三昧!!ほろほろ鳥にオムレツトロリ!タレにキュン夏のスタミナ独り占め
20年ぶりに東京・赤羽駅に降りた五郎(松重豊)は、街並みの変貌に驚く。商談相手・真理子(広田レオナ)の怪しげなファッションや求める商品の奇抜さに食傷気味の五郎は、フルーツサンドでリフレッシュし、次の仕事へ。今度は気ままな商談相手・南木(千本松喜兵衛)に振り回される。仕事を終えた五郎は以前行ったことのある店を目指すが、方向転換。新規開拓を決めると、匂いに引き寄せられてうなぎ店に入る。
第2話 2013年7月17日「第2話 横浜市日ノ出町のチートとパタン」
横浜中華豚ホルモン天国!!レバは味噌!チートは生姜!?ニンニクパタンって何?元気モリモリ
五郎(松重豊)に商談相手・坂上(遊井亮子)から電話が。約束の時間を勘違いしていた五郎は、慌てて坂上の店へ。打ち合わせ後、五郎は動物園にでも行って坂上の要望に合う商品を考えようと歩き出すが、道に迷った末に、疲れて断念。そんな中、豚の看板が目に留まった五郎は「中華ホルモン」の店へ。選択に迷いながらも「チート(豚の胃)のしょうが炒め」などを注文。さらに常連客が頼んだ裏メニューを追加してみる。
第3話 2013年7月24日「第3話 静岡県賀茂郡河津町の生ワサビ付わさび丼」
伊豆ツーン!!やめられない初体験わさび丼の罠!?イチゴで心クラッシュ胸キュン河津温泉の旅
五郎(松重豊)は佐々木(小島康志)との商談で、静岡・河津へ。久しぶりの行楽地訪問に心をときめかせ、商談後に観光してから帰ることに。やがて空腹を覚えた五郎は、天城名物・ワサビを求めて店へ。初めは定番のそばを食べようとしていたが、ワサビとついたメニューの多さに驚き、想像がつかない「わさび丼」を注文。あまりのおいしさにおかわりをした五郎に、店の主人(渡辺哲)がワサビのうんちくを語りだす。
第4話 2013年7月31日「文京区江戸川橋の魚屋さんの銀ダラ西京焼き」
魚屋肉厚銀ダラ西京焼き!!江戸川橋で豪華酒の友爆弾納豆に卵がとろり海鮮三昧で究極和食!
東京・江戸川橋駅に降り立った五郎(松重豊)は碁盤店へ向かう。日本通のフランス人が、建設中の和室に置く碁盤を探しているためだ。だが五郎が独身と知った碁盤店主人(蛭子能収)に見合いを勧められ、話が進まない。逃げるように店を出た五郎は神楽坂まで行こうとするが、途中で商店街を見つける。そこで煎餅を購入した五郎は和食が食べたくなり、さらに散策を続行。すると、鮮魚店が営む食事どころを発見する。
第5話 2013年8月7日「中野区東中野の羊の鉄鍋とラグマン」
中野初体験!!アフガニスタン料理で遊牧民気分!鉄鍋カバブに混ぜ麺もさすらう胃袋ラム三昧
東京・東中野駅に初めて降りた五郎(松重豊)は、学生時代の先輩で現在は映画館長の時田(石丸謙二郎)と会う。その後、空腹を覚えた五郎は、自分の直感を信じて1軒の店へ。そこは中東系の陶芸品や織物も並ぶアフガニスタン料理店で、ラム肉料理などを注文する。
第6話 2013年8月14日「板橋区板橋のホルモン焼き」
板橋ついに焼き肉ホルモンプルプル肉!燃える炎究極タレとライスと男の涙…!?うまさの秘密
自宅でネイルサロンを開業するという静香(安藤玉恵)との商談で東京・板橋を訪れた五郎(松重豊)は、商店街へ。待ち合わせの喫茶店の隣に昔ながらのパン店を見つけた五郎は、きなこパンを購入。さらに、定食店ののれんや短冊を興味深く眺めながら、小さな商店街がひしめく町を散策する五郎。やがて空腹を覚えた五郎は、ホルモン焼きの看板を見つけて店内へ。ホルモンをはじめ、ナンコツ、ハツ、コメカミを注文する。
第7話 2013年8月21日「目黒区駒場東大前のマッシュルームガーリックとカキグラタン」
駒場東大前老舗洋食の王道白ふわっカキグラタンマッシュルームがガーリックとパンで王様に
東京・駒場東大前駅に降りた五郎(松重豊)は、女子高生が並ぶたこ焼き店を見つける。おすすめ品が書かれた張り紙に気付いた五郎は、その品を購入し、駒場野公園で約束までの時間をつぶすことに。その後、仕事を終えて外に出ると夜になっていた。空腹を覚えた五郎は、ふと目を向けた先の看板にひかれて洋食店へ。定番や本格的な品が並ぶメニューから「カキのグラタン」「マッシュルームガーリック」などを注文する。
第8話 2013年8月28日「台東区鴬谷のアボカドメンチと鶏鍋めし」
鶯谷庶民の味方安うま天国衝撃の謎のハムカツ?鶯谷コロッケ!?掛け算唐揚げ!?卵かけ鳥鍋飯
東京・鶯谷駅で下車した五郎(松重豊)。涼もうと入った喫茶店で注文した「コーヒーフロート」は、大胆なビジュアルだった。その後、五郎は商談相手の長沼(大杉漣)と、イベントスペースを見学。かつてあったグランドキャバレーを再現するイベントのための備品や装飾品のオーダーに、久しぶりに大きな仕事になると、覚悟を決める五郎。空腹を覚えた彼は、炭火焼きの店で「アボカドメンチ」「鳥鍋めし」などを注文する。
第9話 2013年9月4日「練馬区小竹向原のローストポークサンドイッチ朝食」
練馬パリッローストポークサンドイッチと熱々生ソーセージ!ふたりで徹夜明け!贅沢な朝食
五郎(松重豊)は東京・小竹向原駅で下車。明日開店の目的のギャラリーでは、店に置く商品が配送ミスで届かないという。用意できる商品を探し、ギャラリーで朝を迎えた五郎は、焼き立てのパンが食べられるカフェで「ローストポークサンドイッチ」などを注文する。
第10話 2013年9月11日「東京都荒川区西尾久の炎の酒鍋」
荒川燃え上がる炎の酒鍋!しゃぶしゃぶ&よせ鍋メルヘンレトロな下町で懐かしの麦とろご飯
東京・都電荒川線の荒川遊園地駅前で降りた五郎(松重豊)は、都電の資料館へ。館長の沖田(田山涼成)に、イベント用の模型を依頼される。「たこせん」をおやつに食べ、再び都電荒川線に乗車した五郎は、老婦人(吉田幸矢)を手助けして宮ノ前駅で下車。昼食のためとんかつ店に入ると、店内には鍋を囲む家族客が。店の主人(林泰文)から名物だと聞き、五郎もそのしゃぶしゃぶと寄せ鍋のコース「炎の酒鍋」を注文する。
第11話 2013年9月18日「十日町ドライブインの牛肉の煮込みと五目釜めし」
新潟米がうまい!五目釜飯鮭キノコ山菜におこげ黄金稲穂と塩にぎり!!牛肉煮込みに卵トロリ
五郎(松重豊)は雄大な自然の中、新潟県へ車を走らせていた。十日町駅に到着すると一度車を降り、駅前通りを散策。そこで正統派の菓子店を見つけ、土地の方言が名前になっている、くりまんじゅうとクッキーサンドを購入する。さらに、田園風景の中をドライブし”脱皮する家”へ。そこは、築150年の古民家に彫刻を施してアートとして再生させた農家民宿で、地域活性化イベントの一環として開催する予定の、輸入雑貨の販売会の相談を受けていた。
最終話 2013年9月25日「品川区大井町 いわしのユッケとにぎり寿司」
大井町で衝撃はしご飯中華と鰯三昧!蒲焼きチーズ巻きにつみれ汁握りでしめる最終飯!
五郎(松重豊)は東京・大井町駅に降り、商談相手の待つ猫カフェへ。カフェの主人に依頼されていた商品の資料を五郎が見せると、意外なリクエストを受ける。商談を終えた五郎は、記憶をたどって小さな飲食店が軒を連ねる路地へ向かう。しかし、酒飲みには合うが、酒が飲めない五郎には敷居の高い店ばかりと感じ、路地から離れることに。見つけた中華料理店で「エビのマヨネーズあえ」や「ピータン」を注文するが、「ご飯」がないと言われて動揺を隠せない。何ともいえない敗北感で中華料理店を後にした五郎は、「ご飯」を求めて2軒目を探す。すると、いわし料理専門店の看板が目に留まる。今度は「ご飯」があると確認してから入店し、「いわしユッケ」「いわしかば焼き」などを注文する。
孤独のグルメ Season4
TVドラマ版 孤独のグルメ Season1 公式HP(テレビ東京)
TVドラマ版 孤独のグルメ Season2 公式HP(テレビ東京)
TVドラマ版 孤独のグルメ Season3 公式HP(テレビ東京)
(孤独のグルメ - Wikipedia)
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