2011年12月26日

タイトロープの女 TOP

タイトロープの女(タイトロープのおんな)は、NHK総合テレビジョン『ドラマ10』の2012年第1弾として、同年1月24日から2月28日まで6回シリーズで放送されたテレビドラマ。NHK大阪放送局制作。大阪局・および地方局が関与する「ドラマ10」は2011年の「フェイク 京都美術事件絵巻」についで2つ目。主演は池脇千鶴。


概要
タイトロープの女タイトロープの女アラサーのお嬢様が父親の死後、いきなり町工場の社長に転身することから始まる物語。大阪の親元を離れ、東京のホテルでピアノを演奏して、生計を立ててきた主人公・十倉由梨を演じるのは池脇千鶴。後見人として名乗りを上げた、父の元愛人で継母の十倉恭子に高岡早紀を配したことにも注目。これまで全く交わることがなかった女性2人が自分の立場や生き様を賭けて、凄絶なバトルを繰り広げる!


あらすじ
十倉由梨は父親が愛人・恭子と再婚したことをきっかけに絶縁し、東京都にあるホテルでピアノの演奏をしていた。しかし、突然父が病気で死亡するという訃報に接した。そこで残されたのは恭子と、父が残した大阪府にあるワイヤロープの工場であった。由梨と恭子、決して血のつながりのない2人が互いに対立しあいながら、ワイヤロープ工場再建へ向けた取り組みを描いていく。

タイトロープとは、「綱渡りに使う張り縄」のことで、それから転じて危ない橋を渡ることのたとえに使われている。


キャスト
十倉 由梨 - 池脇千鶴(少女期:後藤凪彩)
楽器演奏プロダクション「アンサンブル」でアルバイトしながらピアノ演奏者として活動を続けてきた。

十倉 恭子 - 高岡早紀
十倉ワイヤーの社長秘書で採用され経営者である龍司と出会い恋に落ちる。妻の死後、後妻に入る。

永沢 吉行 - 小澤征悦
永沢税理士事務所税理士。十倉ワイヤーの税理顧問、遺言書の立会を務める。

十倉ワイヤー工業
十倉 龍司 - 田村亮
由梨の父親。会長、十倉ワイヤー創業者。

小野田 克己 - 笹野高史
社長。十倉ワイヤーを龍司と創業し、長年会社の基盤となる経理を担当してきた。

高木 旭 - 本田博太郎
経理担当者。

橋本 昌治 - 佐川満男
ワイヤー職人、工場長。

榊 敬一郎 - 石田卓也
ワイヤー職人として優秀だった龍司を尊敬している。

井上 忠久 - 蟷螂襲
吉木 渡 - 木内義一

ワイヤー職人、出産を控えている妻がいる。

飯倉 敦美 - 松寺千恵美
市原 朋子 - 紅萬子   
菊池 舞 - みれいゆ 

その他
古谷 勇人 - 姜暢雄
コンサートの企画・施工しているストリングミュージックで働いている。由梨がレストランでピアノの演奏をしているときに出会う。

十倉 礼子 - 押谷かおり
由梨の母親、病気で他界する。

斎藤 サチ - 宮田圭子
十倉家家政婦。借金返済のため十倉邸を売りに出し、住む場所が無くなった恭子に夫婦で管理人を務めるマンションを紹介する。

古谷 美咲 - 山路梨瀬
勇人の妻。

山岡 誉 - 小松利昌
大阪東西銀行、十倉ワイヤー融資担当者。経営難に陥った会社に対して、明確な再建計画を提示しなければ融資を打ち切ると警告する。

佐倉 喜一 - 鍋島浩
大阪東西銀行支店長。

ゲスト
第1話
大柴 毅 - 田村ツトム
楽器演奏プロダクション「アンサンブル」、由梨の担当者。

第2話
清瀬 はなえ - 梅田千絵
恭子が以前、勤めていたクラブのママ。

第3話
村井 稔 - 後藤基治 / 園田 幸秀 - 井上学
十倉ワイヤー工業取引担当者。

第5話
大葉 恵子 - 八田麻住
難波物産、十倉ワイヤー工業取引担当者。

岡 英世 - 一木美貴子
岡和ゴム取締役社長、若手経営者ビジネス懇親会に参加する。

倉持 友美恵 - 杉江美生
眼鏡販売メーカー瞳美屋取締役社長、若手経営者ビジネス懇親会に参加する。


スタッフ
脚本:金子ありさ
音楽:江藤直子
演出:梛川善郎、小林大児、藤並英樹
制作統括:海辺潔
美術:荒井 敬
技術:山下 昭、江川治朗
撮影:岡本哲二 、石橋正和
照明:中村正則 、松崎隆志
音声:深田次郎、藤 善雄
制作・著作:NHK大阪

主題歌
井手綾香「きっと、ずっと」


各話あらすじ(2012.1.24 - 2012.2.28)全6話 平均視聴率 5.18%
第1話「父の遺産は愛人」 2012年1月24日
愛人と再婚した父親を嫌い、大阪から上京した十倉由梨(池脇千鶴)は、ホテルのピアノ演奏をして身を立てていた。そこへ突然、父の訃報が飛び込んでくる。由梨に遺されたのは、父が経営していた潰れかけのワイヤー工場と、父の元愛人で由梨にとっては継母にあたる十倉恭子(高岡早紀)だった。工場の再生を目指す由梨は、後見人となる継母と激しくぶつかり合うことになる。

第2話 2012年1月31日「借金は8億円」
由梨(池脇千鶴)が会社の株の相続を宣言した直後、会社の海外法人が倒産する。税理士の永沢(小沢征悦)が財務を調べると、会社の負債総額は8億円にもなることが判明。株を相続することは、すなわち8億円の借金を背負うことになる。恭子(高岡早紀)からは相続放棄を、小野田(笹野高史)からは株を買い取ると迫られる。そこに恋人の古谷(姜暢雄)が現れる。既婚者であることを隠していた古谷の言動に、由梨はかつての父を見る。

第3話 2012年2月7日「思い出の値段」
由梨(池脇千鶴)が社長に就任して早々、会社が粉飾決算を続けてきたことが判明。運転資金の融資をストップされてしまう。由梨は高木(本田博太郎)と共に取引先へ支払い猶予を頼みに走り回るが、かえって信用不安を招いてしまう。動揺した社員は仕事をボイコット。永沢(小沢征悦)から「少しでも借金を減らす以外に融資再開の見込みはない」と言われた由梨は、屋敷を相続した恭子(高岡早紀)に売却を頼みに行く。

第4話 2012年2月14日「憎まずにはいられない」
小さなマンションに引っ越した由梨(池脇千鶴)と恭子(高岡早紀)だが、実母に対する申し訳なさから、由梨は会社で寝泊まりすることにする。一方、会社に居座る小野田(笹野高史)が大きな仕事を取ってきた。由梨は実母の思い出から新製品を思い付くが、仕事に追われる職人から相手にされない。そんな中、小野田の仕事に値下げ要求が突き付けられた。赤字覚悟で受注を続けるか、新製品開発に乗り出すか。由梨は決断を迫られる。

第5話 2012年2月21日「パンドラの箱」ラテ欄「パンドラの箱〜父は誰?衝撃の事実から裏切りの連鎖が…」
由梨(池脇千鶴)が思い付いた新製品の開発に成功、買い手も見つかり、職人たちは由梨を社長と認め、結束を固めていた。だが、敵役を演じてくれた恭子(高岡早紀)は会社に来なくなり、その真意を測りかねた由梨の心は晴れない。そんな中、龍司(田村亮)が使っていた机を片付けることになり、久しぶりに会社を訪れた恭子は、引き出しの中から1通の手紙を見つける。前妻が龍司に宛てて残した手紙には、衝撃の事実が書かれていた。

最終話 2012年2月28日「切っても切れない」
自分が龍司(田村亮)の子ではなかったことを知り、由梨(池脇千鶴)は会社を継いだ意味を自問自答していた。そんな折、恭子(高岡早紀)が倒れ、病院に呼び出された由梨は、お互いが唯一の縁者であることを思い知らされるが、恭子は姿を消してしまう。一方、新製品の情報を手土産にライバル会社へ移った小野田(笹野高史)は、由梨の会社を価格競争に巻き込んできた。多品種高品質で対抗しようと、由梨は社運を懸けたプレゼンテーションに臨む。

各話視聴率


番組公式サイト
(タイトロープの女 - Wikipedia)


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