自分の右腕のように動いてくれていた中島刑事(徳井優)が、5年前の警官殺しの事件に関わっていたことを白状し、柳川(渡哲也)に何も知らなかったことにしてくれと脅迫まがいに銃を向けた。
断る柳川に引き金を引こうとした瞬間、中島は警視庁公安部の高橋(滝藤賢一)に手を撃ち抜かれ咄嗟に逃げ出した。その高橋は、これ以上この件にクビを突っ込むなと柳川に念を押し去って行った。
その頃、アタル(市原隼人)の金を代わりに届けるため病院へ行ったサクラ(熊田聖亜)が警察に保護されてしまい、5千万円も警察に押収されてしまった。警察で事情聴取されるサクラは、誘拐されたのではなく自分でついて行ったと答え、急いで金を渡さなければならないことをいくら訴えても刑事は取り合ってくれなかった。
翌朝、中島が自殺したことが発覚。やっと5年前の真犯人を突き止めたと思った矢先の出来事で、これでアタルの無実を証明できる人間はいなくなってしまった。
一方、病院では、募金で集まった金ではデポジット料にはまだほど遠く、今回はあきらめざるを得ない状況になっていた。憔悴する由紀(福田沙紀)の携帯にアタルからすまないという電話が入る。千代子(石野真子)が その電話をとり、由紀と娘のために罪をかぶってくれたことを全部聞いたことを話し、本当に感謝していると伝えるが、その先に出た言葉は、アタルを絶望へと追い込むことに…。
憔悴するアタルの前に、リュウ(塚本高史)・空哉(上田竜也)・シュン(菅田将暉)が、サクラのニュースを知りやってきた。3人が持っている金をアタルにくれるというのだ。そして、3人とも自首することを決めたと告白する。3人の思いを噛み締めるアタル。
その時、リュウの携帯が鳴った。美咲(藤澤恵麻)が東京までリュウを追いかけて来たという連絡だった。戸惑うリュウに、アタルは会いに行くよう勧めるが…。
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