藤井恵美(香里奈)は、社長の白石拓海(萩原聖人)から、大きなライブの仕事のチーフを任せられる。その仕事を共同で行うスターライツとの打ち合わせの席で、恵美は野口進(永井大)と出会う。以前、恵美と一緒に仕事をしたことがある野口は、照明に対する恵美のセンスを評価しており、彼女を自分の会社に迎えようとしていた。
半沢真子(大島優子)は山本正(平岡祐太)との別れで傷ついていた際に立ち寄ったビストロを再び訪れた。そのビストロでアルバイト店員を募集していたからだった。店主の榎本信司(青柳翔)は、真子の熱意に折れ、彼女を採用する。真子は、この店で修業をしながら、調理師免許を取ろうと決意していた。
一方、拓海とふたりで会っていたことを美鈴(稲森いずみ)に気付かれてしまった小倉咲(吉高由里子)は、それでも拓海への思いを捨て去ることができずにいた。咲は、自分の気持ちに整理をつけるために実家に帰った。しかし、ちょっとしたアクシデントから、キャバクラでアルバイトをしていたことが母親の由美子(根岸季衣)と姉のすみれ(松岡恵望子)にバレてしまう。
長谷川優(田中圭)は、前田ひかり(倉科カナ)との結婚がダメになってしまったことを仲間たちに打ち明ける。田村淳一(勝村政信)や高橋健太(中尾明慶)は、そんな優を励ました。
美鈴は、拓海が家を出てしまってからというもの、周囲が心配するほど仕事に没頭していた。それを知った恵美は、咲を止められなかったことを彼女に詫び、拓海が会社に寝泊まりしていることを話す。
ある夜、真子は、榎本の店に恵美と咲を招待した。拓海のことで気まずかった恵美と咲だったが、美味しい料理のおかげで思わず笑顔になるふたり。恵美たちは、真子の仕事が終わるのを待って、一緒に帰宅した。真子は、山本と別れて、改めていろいろ考えた、と恵美と咲に話す。相手に“重い”と感じさせてしまうのは、自分の中の不安を相手に押しつけていたからではないか、という真子。恋から遠ざかっているから冷静に恋を語れる、という真子の言葉が、恵美や咲の心にも響いた。
優は、拓海に、もう一度アメリカに行こうと思っている、と打ち明ける。以前、世話になった仲間が立ち上げた会社から、誘われたのだという。
咲のもとにやってきた由美子は、嘘を見抜けず、苦しめてしまったことを彼女に詫びた。咲は、父の思い出が残るあの店を潰したくなかっただけだから苦しくなかった、と返した。そんな咲に由美子は、たとえ店がなくなってもお父さんは咲と一緒にいる、咲がやりたい道に進むことがお父さんの望みでもある、と告げた。
真子は、山本から連絡があり、彼と会うことになった。山本は、真子が妊娠したから会社を辞めた、というウワサを確かめたかったらしい。不安そうな山本を見た真子は、妊娠はしていない、と答えたが…。
咲は、今日会えないか、と拓海にメールを送った。恵美たちとの同居を解消して、彼と一緒に住もうと思ったのだ。が、約束の時間になっても、拓海は現れなかった。美鈴が過労で倒れてしまったためだった。咲から連絡をもらった恵美は、雨の中、ずっと拓海のことを待ち続けていた咲を家に連れて帰った。
恵美は、野口から引き抜き話を持ちかけられたが、ライティングワークスへの恩義や仲間たちのこと…何より優のことが気になり、どうすべきか思い悩んでいた。そんな折、恵美は、優から、一緒にアメリカに行かないか、と誘われ…。
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