並木航平(西島秀俊)は自分から断った天文台の就職の話は不採用になったと嘘をつき、ハン・ユナ(キム・テヒ)のボディガードに戻った。ユナのことが好きな高鍋大和(佐々木蔵之介)は、仲良さそうな航平とユナの様子が気になってしかたがない。ある日、高鍋はユナを夕食に誘うが予定があると断られてしまう。次に航平を誘うが、やはり予定があるという。2人が会うことを確信する高鍋だが、8時過ぎならいいと言う航平と約束をする。その夜、航平は工事現場で働きだしたテソン(テギョン)の元へ差し入れに向かう。同じ頃、ユナの部屋にはたくさんの調理器具が運び込まれていた。
工事現場を後に、高鍋との待ち合わせの高級レストランにやって来た航平。用件を聞くと、高鍋が企画した航平の誕生日を祝うセレモニーが始まった。自分の誕生日をすっかり忘れていた航平は大感激。誕生日を祝うために航平とユナが会っていると勝手に勘違いしていた高鍋は拍子抜けしたと同時に安心する。帰宅すると並木桃(桜庭ななみ)がケーキを作っていた。自分のためだと思った航平はまたまた感激。ユナはホテルで1人、自分で作ったケーキにローソクを立て、ひそかにテソンの誕生日を祝っていた。
翌日、三枝恵実子(倍賞美津子)に呼び出された航平は、ユナのボディガードを辞めないかと提案される。恋愛関係になるのを心配する恵実子に、航平は絶対にないから最後までやらせてほしいと頭を下げる。家に戻ると「みっちゃん」にユナが手作りケーキを持ってやって来た。
夜空をモチーフにしたケーキを見た航平は自分のために作ったと勘違いするが、昨晩桃がケーキを作っていたことや、ユナのケーキにはすでにローソクを立てた跡があり、その本数からそれがテソンへのものだと察する。その夜、航平はテソンの元へ切り分けたケーキを持っていく。幼い頃を思い出し、涙を流しながらケーキを食べるテソン。
芹沢直子(朝加真由美)に呼ばれ、撮影現場にやってきた桃から航平がテソンにケーキを渡したことや、航平自身も誕生日であったことを聞いたユナ。その夜、航平が家に帰ると雨漏りで家中が水びたしになって桃たちが右往左往していた。それを知ったユナはホテルの部屋へみんなを招待する。屋根を修理すると家に戻った航平の元へ誕生日プレゼントを届けようとホテルを出たユナの前に高鍋が現れた。
勢いで航平が天文台の就職を断ったことを話してしまった高鍋の言葉を聞いて驚くユナは、高鍋を振り切って航平の元へ急ぐ。
天文台就職を蹴った理由は自分のせいかと問うユナに、航平は自分がボディガードとして必要とされていると思ったと話す。"ボディガードとして"という航平の言葉に寂しさを感じるユナ。
ドラマの撮影中、高鍋が高熱であることに気付くユナと航平。撮影が終わり、自宅で寝込んでいる高鍋を見舞うために出かけた航平とユナの後を橋爪和哉(要潤)がつけていた。航平が買い物に出かけ、ユナが看病を続けていると高鍋が目を覚ました。ユナは高鍋の幼少期の写真を見たことを告げ、とてもキュートだと褒める。さらに現在まで努力を続けていることや高熱の中でもしっかりと仕事をやりとげたことは素晴らしいと賞賛する。その言葉に感動した高鍋が思わずユナを抱きしめると、そこへ航平が帰ってきた。
抱き合っている2人を見て慌てて部屋を飛び出す航平。ユナは引きとめる高鍋の手を振りきって航平を追って外へ飛び出した。誤解している航平に、ユナは韓国語で好きと告げ、何を言っているかわからずに戸惑っている航平にキスをする。驚き呆然とする航平。高鍋はその一部始終を目撃しがく然とする。
翌日、ホテルへ現れた芹沢はドア前に立っていた航平の胸倉をつかみ部屋に引き入れる。怒っている芹沢がユナに投げつけるように渡した封筒を開けると、そこには昨晩のキスが写っている写真が入っていた。驚き言葉が出ない航平とユナ。同じ写真が航平の家にも送られていて、驚く桃たち。同じ頃、写真を送りつけた橋爪は、笑いが止まらず…。
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