藤井恵美(香里奈)は、武居大介(小柳友)が出場していた剣道の試合中、会社で泥酔していた長谷川優(田中圭)のことが心配になり、会場を飛び出してしまった。恵美のために優勝すると意気込んでいた武居は、惜しくも決勝戦で敗れた。優に対する恵美の強い思いを改めて感じた武居は、彼女に別れようと提案した。恵美は、そんな武居に何も言うことができなかった。
一方、小倉咲(吉高由里子)は、白石拓海(萩原聖人)が美鈴(稲森いずみ)の夫だと知ってからも、拓海と会い続けていた。常々「不倫はしない」と言っていた咲だったが、自分でも説明がつかない拓海への想いに、戸惑いを感じていた。
半沢真子(大島優子)は、言われもないウワサが広まったせいで派遣契約を切られた上、木崎俊哉(中村竜)との仲を執拗に疑っていた山本正(平山祐太)からは別れを告げられる。真子は、得意の料理を作る気になれないほど落ち込んでいた。
恵美たちライティングワークスの面々は、大きなライブの照明を手がけることになった。今回は、急成長してきたスターライツという照明会社と合同での仕事だという。恵美は、スターライツの野口進(永井大)の指名で、チーフを務めることになった。
グッドオーダーでの最後の仕事を終えた真子は、榎本信司(青柳翔)が経営するビストロ風のレストランに立ち寄る。そこで美味しい料理に出合った真子は、食べているうちに泣けてきてしまう。心配して声をかけた青柳に、「どんなに惨めでも、美味しいものは美味しいんだな、と思って…」と返す真子。青柳は、そんな真子にそっとタオルを差し出した。
美鈴の会社・イベントライズでの打ち合わせを終えた拓海は、咲と会う。その際、手帳がないことに気づいた拓海は、車の助手席に咲を乗せ、会社に戻った。会社に置き忘れたのではないことを知った拓海は、咲のもとに戻り、車を走らせた。が、ちょうどそこにやってきた美鈴が、そんなふたりの姿を目撃してしまい…。
別の日、恵美たちの家に、優、高橋健太(中尾明慶)、田村淳一(勝村政信)がやってくる。恵美の初チーフを祝しての決起集会という名目で、飲み会をすることになったのだ。鍋料理を囲んで盛り上がる恵美たち。食事の後、恵美、高橋とテラスで飲んだ咲は、好きな人がいると告白する。一方、優と一緒に後片付けをしていた真子は、恵美と武居が別れたことを彼に告げ…。
優たちが帰った後、恵美は、ソファーで眠ってしまった咲のために、彼女の部屋まで毛布を取りに行く。そこで恵美は、拓海の名前が入ったペンがあることに気づく。
あくる日、イベントライズまでセットプランを取りに行った恵美は、前田ひかり(倉科カナ)が仕事に復帰していることを知る。恵美とカフェに行ったひかりは、恵美と優のような関係に憧れていたが自分には無理だった、と言うと、いまでも優のことが好きなのか、と問いかけ…。
優は、誤解があれば説明しようと思い、武居を呼び出す。すると武居は、悪いのは自分の方だと説明し、恵美にとっては今も優が一番だと告げる。
その夜、恵美たちの家に美鈴がやってくる。咲と会うためだった。
同じころ、咲と拓海は、いつもの港にいた。不妊検査の結果、美鈴を幸せにしてあげられないこと知って落ち込む拓海は、いらない人間はどこに行けばいいのだろう、とこぼす。咲は、そんな拓海の手を握り、ここに来ればいい、と返す。「いらないって言われても、私はいるから…」。咲は、そう拓海に告げた。
深夜、帰宅した咲は、恵美から、拓海との関係を責められる。咲は、やましいことは何もしていない、と主張しながらも、拓海のことを好きだという気持ちが止められない、と告白した。
あくる朝、拓海は、荷物をまとめて家を出ていく。拓海は、子どもを作れない体だから一緒にいても美鈴を幸せにできない、と彼女に告げた。
恵美は、ライブの照明プランを持って野口に会いに行く。そこで野口は、自分の会社にこないか、と恵美を誘い…。
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