ハン・ユナ(キム・テヒ)は、やっと会えた弟のテソン(テギョン)の「忘れて欲しい」という言葉にすっかり落ち込んでいた。そんなユナを励ます並木航平(西島秀俊)。並木家では、姉の雪子(生田智子)が再び旅に出てしまい、航平の桃(桜庭ななみ)たちとの同居はまだ続くことに。
ボディガードでありながらユナを連れ出したことで芹沢直子(朝加真由美)が激怒。三枝恵実子(倍賞美津子)を通してユナの24時間警備の解除、昼は近藤保(石黒英雄)がボディガードを務め、航平は解任になることが告げられる。さらに航平は自宅謹慎に。近藤は航平に芹沢に脅されて計画を話したことを謝るが、航平は平気なふりをして家へ帰っていく。
ある日、芹沢はユナに内緒でテソンを喫茶店に呼び出した。芹沢はお金を差し出すと、生きる世界が違うからとユナの前から姿を消すように有無を言わさない口調で話す。しばらくの沈黙の後、テソンはお金を受け取り去っていく。喫茶店では橋爪和哉(要潤)がそんな2人の一部始終を見ていた。その後、桃と会ったテソンはユナとの関係や芹沢の話などすべてを話した。芹沢の言動に腹を立てる桃に対し、テソンはユナに迷惑をかけたくないと冷静に話し、自分には必要ないとお金を桃にあげて去っていく。
航平が解任されたことを聞いて必死でかばうユナだが、芹沢の意志は変わらない。また、航平の解任を聞いた高鍋大和(佐々木蔵之介)は、様々な企業に航平を雇うように声をかけていた。それを知らない航平はどんどんかかってくる企業からの誘いの電話に、断りながらも首をかしげるばかりだ。とりあえずは1階のたこ焼き「みっちゃん」で働くことになるが、そこへ橋爪がやってきた。橋爪はこのままでは終わらせないと意味深な笑みを浮かべた。
ドラマの撮影にやってきたユナ。結婚式のシーン用にウエディングケーキが用意されていたが、スタッフが目を離したすきにケーキがユナの方向へ向かって動き出していた。こっそり現場に来ていた航平は、それにいち早く気付き、飛び出していくと間一髪のところでケーキを受け止めた。ケーキだらけになりながら芹沢に怒られる航平だが、逆に近藤を脅したことやテソンにお金を渡したことなどを激しく責め、ユナは世間の偏見に負けない強い人と信じていると叫ぶと帰っていく。
夜、高鍋に呼び出されてバーにやってきた航平だが、話の中でユナをどう思っているのかを遠回しに探ろうとする高鍋の意図や、高鍋のユナへの気持ちにまったく気づかない。同じ頃、橋爪に呼び出されて公園にやってきたテソンは、ユナを悪く言う橋爪をガマンできずに殴ってしまう。
後日、写真週刊誌にテソンが橋爪を殴った写真と共にユナとテソンの関係やテソンを中傷する記事が掲載された。大騒ぎになり、航平は橋爪に会いに行き虚偽の記事を書いたと責めるが橋爪は平然としていた。桃もテソンの働いていたキャバクラを訪ねるが、辞めさせられた後だった。
一方、初回放送が3日後に迫っていたドラマ『白い記憶』の現場も騒然となっていた。放送が中止になるかもしれないと騒がれる中、芹沢がテソンにお金を渡したことを知ったユナがまたしても現場を抜け出した。ヒジン(韓英恵)から連絡を受けてユナを探しに向かった航平は、テソンと再会した公園でユナを見つけた。テソンに悪いことをしたと落ち込むユナを励ます航平。また、共演者として記者に囲まれた高鍋も、ユナがドラマを降板させられることがないように懸命にかばう発言をしていた。
「みっちゃん」で食事をしたユナを迎えに来た芹沢は、一時中断していたドラマの撮影が再開されることを告げる。そして、航平にはボディガードに復活するように話し…。
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