“ある事件”がきっかけで、無実の罪で北九州刑務所に収監された主人公・葛城アタル(市原隼人)。
恋人・由紀(福田沙紀)からの連絡で、由紀との間に生まれた娘・千春が重い心臓病に侵されたと知り、彼は脱走を決意する。
そして、ひょんなことから河島龍之介(塚本高史)・滝本空哉(上田竜也)・加賀美瞬(菅田将暉)の3人の仲間が脱走計画に加わることに。
彼らは理由や経緯は異なるものの、実は全員無実。
4人にはそれぞれ退所時期を待つことが出来ない理由があり、その想いから一刻も早くこの“檻”から脱出しなければならなかったのだ。
アタルと独居房が同室の山田(竜雷太)の知恵を借りながら、彼らの脱獄計画がついに決行されるときがやってくる…。
(写真)
一方、5年前の“ある事件”を担当していた定年退職の元刑事・柳川(渡哲也)がアタルの事件を再捜査し始め、関係者に接触しはじめた…。
アタルたちは、それぞれの目的を成し遂げるために、北九州から1,000キロも離れた東京を目指す旅がはじまる…。
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