総合テレビ 2011年10月18日 午後10時
再放送 総合 2011年10月25日午前0時15分(月曜深夜)
向島(伊藤英明)の問い詰めに対して、「私が横村さんを殺した」という亜希子(高島礼子)。しかし亜希子は、一緒に心中しようとした時、横村が「お前だけは生きろ」と突き放したからそうなったのだと説明する。そんな話は信じられない向島。
そこへ奥居(山崎樹範)が割って入り「亜希子さんを受取人にして僕が保険に入る。」と宣言する。奥居が亜希子の新しいターゲットだと心配した向島は、大野(中丸雄一)に「奥居から目を離すな」と指示。自分は亜希子の過去の案件の調査へと向かう。
しかし過去の2件とも、死んだ男は亜希子と一緒にいて幸せそうだったという話しか聞くことが出来ない。疑問を募らせた向島は亜希子に「なぜ横村さんを止めてくれなかったのか」と問う。「横村さん、私の面倒をみることでとても幸せそうだった…。」と語る亜希子。
その時突然、彼女の息子・翔が腹痛を訴えに来て病院に運ばれたが、腹痛の原因は不明。元気になるようにと翔に特製の野菜スープを飲ませる亜希子を見て、向島は5年前の事件を連想してしまう。折しも、その時の被害者・敦史は容態が悪化し集中治療室に入院していた。
数日後、翔が退院したと聞いた向島は亜希子を訪ねる。息子の翔を見守る亜希子と話すうち、向島には彼女が普通の優しい母親なのではないかと思えてきてしまう。そんな向島の様子が気に入らない如月(松重豊)は自分一人で調査を開始する。
翌日、5年前の被害者・敦史が亡くなった。ショックで呆然としながら向島が歩いていると、ちょうど通りかかったプールに翔が落ちて溺れそうになる。翔を助けた向島は、亜希子から翔は動物が大好きだと聞く。敦史を動物園に連れて行ってあげられなかったことを悔やみ、自分のせいで敦史が死んだと涙を流す向島。亜希子はそんな向島を抱きしめ「保険なんかなければ、みんな苦しまずにすんだ」となぐさめる。
向島が完全に亜希子にろう絡されてしまったと判断した如月は、亜希子を廃工場に呼び出し保険金請求を取り下げるよう迫る。ところが、一瞬の隙を見て亜希子は近くにあった鉄パイプで衝動的に如月を殴ってしまう。その頃、亜希子の過去の案件に疑いを持った警察の捜査が動き出そうとしていた。息子と二人、夜行バスで故郷の新潟に逃げる亜希子。病院に運ばれた如月から「新潟」の言葉を聞いた向島も、亜希子を追って走りだした。
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