ブランドのイメージモデルに就任した真琴(吹石一恵)は、働く大変さを理解できるようになったことで、敦司(長谷川朝晴)とより良いパートナーになれると期待する。だが、敦司は相変わらず妻には家にいてほしいの一点張りで、溝は深まるばかり。
一方の紗良(芦名星)は、着実に階段を上ってくる真琴におびえ、この業界から追い出そうと策略をめぐらす。そして、桐嶋(池田鉄洋)の財力で世界が注目する新進デザイナー・黒田洋介(戸次重幸)の大々的なショーを企画すると、ウエイブエイジェンシーにオーディションへの参加を打診。まどか(夏木マリ)は紗良がなにかを企んでいると判断するが、真琴はひるむことなく紗良からの挑戦を受けて立つ!
オーディション当日、嫌々ながら初めて、真琴の留守中に子どもたちの面倒を見ることになっていた敦司が、大口取引が見込める客から急きょ誘いを受けたと言って、接待ゴルフへと出かけてしまう。真琴はやむなく託児所を利用するが、子どもたち泣かれ、これまでにない罪悪感に苛まれる。
また、オーディションに先立ち真琴の前に姿を現した紗良からは、敦司から真琴のことで相談を受けたとの衝撃の事実を告げられる。動揺する真琴。しかし、前回のように紗良の術中にはまるわけにはいかない。真琴も負けじと紗良に宣戦布告すると、雑念を排し全力で自分を表現することだけに集中していく。
いよいよオーディションがスタート。真琴は、黒田のドレスを着てランウェイを歩く審査に進む。そのドレスを選択中、真琴はふいにスタッフからの呼び出しを受ける。きちんと書いたはずの提出書類に不備があったというのだ。不審に思いつつも対応を終え真琴が戻ると、そこにはすでに1着しかドレスが残っていなかった。しかも、そのドレスは明らかな不良品。着れば下着が丸見えになってしまう。これが紗良の策略か…。呆然と立ち尽くす真琴。
だが、ここであきらめては、子どもたちに辛い思いをさせてまでこの場所に来た意味がない。真琴は気持ちを立て直すと、敦司の浮気相手の仲人を務めたときと同じように、追い込まれたときの強さを発揮。ドレスを後ろ前に着て、自分が持っていたストールでアレンジすると、黒田の貞淑なイメージとは真逆の大胆でセクシーな花嫁になり切り、堂々とランウェイを歩き通してみせる。その姿は審査員たちを圧倒。真琴は黒田に強烈な印象を与える。
その日、帰宅が遅くなった真琴は、敦司から育児放棄だと非難され頬をぶたれる。その上、オーディションの結果は不合格。黒田は真琴に興味を抱いたのだが、紗良は目立ちたいばかりに露悪的な行動に走った忌むべきモデルだと真琴を激しく非難。結局、真琴は紗良の思惑通り、恥知らずなモデルとして業界から追放されることに…!
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マコトが子供を預けてオーディションにいって帰ってきて「子供を犠牲に・・」って言うのはおかしいと思った。
サラも少し腹立たしいところはありますが
いずれマコトに負けるような気がします。
続きが楽しみです。
確かに、絵に描いたようなダメ亭主ですね…。