第1話【最期のプレゼント】
総合 2011年9月13日 午後10時
再放送 総合 2011年9月20日午前0時15分(月曜深夜)
向島朔太郎(伊藤英明)は清和生命の保険金査定部に勤める査定人。その向島のもとに新人の大野(中丸雄一)が研修でつく。ある日、保険をかけられていた男・戸田浩介の車が崖から落ちて炎上。車にはその浩介と家族(妻・子供・妻の母)が乗っていたが、生き残ったのは妻の母・千種だけ。保険金の受取人は妻になっていたが、家族は同時死亡と推定。保険金は妻の相続人である妻の両親に支払われることになり、そのことに浩介の両親(蛍雪次郎・木野花)が向島たちに不服を唱える。
向島は大野と調査員の如月(松重豊)とともに生き残った千種(市毛良枝)に事故の様子を聞きに行くが、千種は「意識がなくて何も覚えてない」と言う。そんな折、向島の大学からの先輩で同じ会社の営業部に勤める横村(田中哲司)は、三浦の魚加工場で働く佐々倉亜希子(高島礼子)と親交を深めていた。数日後、向島は千種に「本当は意識があったはずだ」と詰問。千種は、生きていた妻が亡くなった浩介を車から引きずり出したと言う。しかし、浩介の両親はこの証言に納得がいかず、裁判で闘うと言いだす。
事態打開に向け、向島は千種の証言と目撃者の証言を照らし合わせ、事故時の浩介の体の向きに矛盾があることに気付く。再び千種夫婦を訪れる向島たち。向島が推論を話す途中、千種は「娘婿は妻子を見殺しにする子じゃない」と発言し、実は夫の方が後まで生きていたことが明らかになる。千種は嘘をついたのは、浩介の両親があまりに保険金にこだわるのを見てあわてさせてやりたかったからだと。
翌日向島は、浩介の両親に保険金の半分が渡ることを知らせるとともに、事故時浩介が妻子を救おうと火の中に飛び込もうとするのを千種が止めたことも伝える。そんな中、営業部の横村は、亜希子から保険をかけてくれとせがまれる。
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