女児誘拐事件の現場で怪我を負った東(北村有起哉)が不在の間も、ひとり竹内(遠藤要)の取調べを続ける美咲(多部未華子)。だが、なかなか事件の真相、そしてジウ(L)の正体について聞き出せないでいた。
防犯カメラと立てこもり事件の際に報道カメラに映ったジウの映像から、彼が何を呟いていると察した美 咲は、その映像を『捜査支援分析センター』へ提出し、映像解析を試みる。
一方、基子(黒木メイサ)は雨宮(城田優)の殉職後、誘拐事件での功績を認められ巡査部長に昇進。欠員の出ていた隊員も補充され、白石(遠藤雄弥)、三上、千葉という新しい部下を持った制圧一班の班長に就任していた。
そんな基子にある男が近づく。フリージャーナリストの木原(小市慢太郎)だった。木原は執拗に基子の周辺に現れ、雨宮の死の真相や一連の事件の首謀者であるジウについて語る。高い戦闘能力を持つ雨宮を叩きのめしたジウという人物に、基子は興味を持つ。さらに木原は、ここ数ヶ月に新宿で起きている暴力団事務所や飲食店の襲撃事件にもジウが関わっているとの見解を示す。自分と組んで、ジウを捕まえよう、と基子に持ちかける木原だったが…。
その頃、療養から復帰した東とともに臨んだ竹内の取調べで、美咲は思いも寄らぬ驚愕の事実を知ることとなる。『新世界秩序』という独自の思想を語る竹内に、違和感を感じる美咲。「人を殺してはいけない」という概念や「愛」という概念をくだらないと言い捨て、東と美咲に向かって「お前たちも覚醒してみろ。そうすれば理解できる」と嘯く竹内にふたりは大きな怒りを感じる。
木原とともに新宿・歌舞伎町に潜入した基子は、暴力団事務所やクラブなどに盗聴器を仕掛け様子を探り始める。すると、ある暴力団事務所が襲撃される瞬間に遭遇! 現場へ急行した基子は、そこでついにジウと対面する…!
ジウ 警視庁特殊犯捜査係 TOPへ
各話視聴率へ
2011年夏ドラマ(7-9月)TOPへ
タグ:ジウ 警視庁特殊犯捜査係