鶴丸あや(名取裕子)は帰宅途中、スーツ姿の若い男が包丁を万引きする場面を目撃。しかも男はそのまま交番に駆け込み、「逮捕してくれ!」と包丁を振りかざした…!
その27歳の男・畑山逸平(柄本佑)は高校中退後、就職したものの2年で辞め、職を転々としたらしい。そして昨年末に"派遣切り"にあったのを最後に住居も失い、なんとなく京都にやって来たが、生きていく気力がなくなり、今回の犯行に至ったという。
畑山を取り調べることになった、あや。「早く刑務所に入りたい」という畑山は素直に供述するが、ただ"ホームレス"といわれることには強く反発する。自分はホームレスではない、たまたま仕事のないサラリーマンなのだと言い張るのだ。そう話す畑山の真意はどこにあるのか…!?
熟考の末、あやは彼の起訴猶予処分を決定。みじめな生活から立ち直ってほしいという願いから、携帯電話をプレゼントした。
ところが、まもなく非就労者を支援するNPO法人の代表・石橋和行(伊庭剛)が鉄パイプで殴られる事件が起き、被疑者の所持品から、あやが畑山に渡した携帯電話が見つかった…!いったい畑山に何が起こったのか…!?
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