2011年08月18日

京都地検の女 第7シリーズ 第6話

「父と子でいたかった…京風おでんに沁みる殺意の罠!!」

 鶴丸あや(名取裕子)のもとに、知人の青年を殺して自首した男・土屋秀樹(大和田伸也)が送致されてきた。土屋は元エリートビジネスマン。数日前、行きつけのおでん屋で顔なじみだった青年・前原信二(松田悟志)と公園で出会って、口論になり突き飛ばしたところ、運悪く信二が頭部を強打、死なせてしまったという。

 2人がもめた原因は、土屋がホームレスのことを人間のクズだと言い、彼らを追い払ったこと。ホームレスを守ろうとした信二が土屋をとがめたことから、トラブルに発展してしまったらしい。

 土屋はあやの取り調べでも、労働しないホームレスは生きる価値などないと、傲慢な発言を連発。一方、信二はインターネットを中心に"町の小さな英雄"だと取り上げられる。2人が出会ったおでん屋の女将・安藤真佐子(芦川よしみ)に聞いたところ、彼らは知り合ったときから反発しあっていたという。

 そんな中、あやは逮捕されたときの土屋の所持品の中に、トイレットペーパーが1ロールだけあったことに疑問を持つ。あやはどこかに違和感を抱くのだが、いったいどこがおかしいのかがわからない…。なぜ所持品の中にトイレットペーパーがあったのか…?あやはその謎が解けたとき、事件には別の顔が浮かびあがると考えるのだが…!?


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