美和子に連れられてやって来た税理士事務所で、春は税理士の乾しず江を紹介される。しず江は春や美和子と同じISであり、ISの自助グループ「しずくの会」を運営していた。そこで、しず江自身も春と似たタイプのISであることを聞かされた春は、憲次に恋をしたことはISに多い『ゆらぎ』と呼ばれるものの影響で、少しも変なことではないと励まされる。
そこへ美和子の父・賢一が事務所にやって来た。しかし、美和子ではなく春がカウンセリングを受けていると知り、賢一は複雑な気持ちにかられる。そんな賢一に、美和子は春が男の子に報われない恋をしてしまったのだと打ち明けてしまう。
翌日。登校した春は、憲次と付き合っているという噂が広まっていることを聞かされる。春は噂を気にした憲次から呼び出されるが、迷惑ではないと告げてしまう。気まずくなることを気にしていた憲次はそんな春の態度に喜び、日曜日に再び会う約束を取り付けるが…。
一方、乾税理士事務所ではしず江の元に再び賢一が訪ねて来ていた。しかし、そこへ春の父親・太郎が突然訪ねて来る。春の部屋で偶然しずくの会のチラシを見つけた太郎が、心配してやって来たのだ。しかし、その帰り道、太郎から美和子のことを認めてやったらどうかと言われた賢一は、つい太郎に春には好きな男の子がいることを告げてしまう。
その頃美和子は、今の状態はゆらぎのせいで起こる一時的なものだとして、春に憲次と距離をとるよう勧めていた。しかし、この気持ちが一時的なものだと思えない春は、憲次のことを好きになればなる程、本当のことを打ち明けて嫌われるのが怖いと、ありのままの気持ちを美和子に打ち明ける。
そんな中、憲次の父の元に一通の手紙が届く…。
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マジ面白い!!