京都地検に東京から敏腕と名高い瀬戸雅之検事(鶴見辰吾)が赴任してきた。瀬戸は若い女性・小原圭子(内田もも香)が性的暴行を受けた事件を担当。共犯の疑いのある久保田徹(反田孝幸)からすぐに自供を引き出す、仕事の速さを見せた。
だが、鶴丸あや(名取裕子)は太田事務官(渡辺いっけい)から、彼の悪い噂を聞く。瀬戸検事は事務官を外して被疑者と2人きりで事情聴取を行い、暴力をふるって自供を取ったらしいというのだ。
真実なら許されないことだと憤ったあやは高原副部長(蟹江敬三)に注進するが、高原はなぜか「自分に任せてくれ」と頑なに瀬戸をかばう。しかも、それをどこから聞きつけたのか、瀬戸は「非難するなら相応な証拠を見せろ」と、あやをあざ笑うのだった…。
そんな中、あやのもとに、傷害事件の被疑者・久保田強(Koji)が送致されてきた。「あんたら、汚ねぇ真似するよな」と自分をにらみつける強の様子や、半年以上前のトラブルが立件されてきたことに、疑問を抱いたあや。
調べると、なんと強は瀬戸に暴力的な取調べを受けた徹の兄であることが判明。しかも瀬戸の暗躍で逮捕されたとの疑惑がもちあがる。
この事態を重く見たあやは、瀬戸の周囲を捜査しはじめる。瀬戸検事の狙いとは…!?暴力検事の噂は本当なのか…!?
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