今回、鶴丸あや(名取裕子)が真実に迫るのは、主婦の清水和子(未來貴子)が家に押し入った「強盗」を消火器で殴った事件。彼女は警察でも正当防衛だと言いつづけており、検察での争点は正当防衛が成立するかどうかだった。
だが、あやの取り調べの結果、逃げようとしていた男・秦野満に対し、和子は故意に消火器を振り下ろしていたことが明らかになる。秦野は意識不明で、本当に「強盗」なのかどうかも定かではない。
あやは和子の様子から、秦野と面識があるのでは…という疑惑を抱く。「この事件、何かがおかしい!」と直感したあやは、中京署の池内刑事(益岡徹)や京都府警の成増警部補(寺島進)らと共に捜査をはじめる。
まず、あやは和子の夫・真一(国広富之)に会いに行く。真一は事件の前日に定年退職したばかりで、当日は和子に行き先も告げず、朝から外出していた。事件の日、いったいどこに出かけていたのか、真一はあやたちにも明らかにしなかった。
そんな中、和子が事件の直前、大原行きのバスに乗っていたという証言が浮上。実は、清水夫妻は念願のマイホームを1カ月前に大原に建てていたのだが、いまだ新居に引っ越していなかったのだ。新築の家を見に行ったあやは、その庭先に、新品の男物の箸が折られて捨てられているのを発見する。和子が、夫の箸を折ったのだろうか…!?
そこへ、秦野の意識が戻ったという知らせが入る。秦野は、自分は強盗でないと主張。しかも、和子との関係について驚くべき供述が…!はたして、真実はどこにあるのか…!? あやは"主婦の勘"を駆使して、事件の謎に迫る…!!
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