突然、学校を休んでいたはずの美和子に呼び出された春は、タトゥーを入れるのに付き添って欲しいと頼まれた。
理由を聞かれ、親からも存在を認めてもらえず居場所のない自分は、この世界にいる価値のない人間なのだと語る美和子だったが、家庭での美和子の幸せそうな様子を見ている春は、言葉の意味が理解出来ず、美和子はただ自分から逃げる為に誤魔化しているだけだと諭す。
そして、美和子に引かれることを覚悟の上で、春は自分がISであることを打ち明ける。ところが、春の予想に反し美和子は事実を知ってもたじろぐことなく、春が秘密を打ち明けてくれたことを喜んでくれる。
その頃、美和子の家では母の直子が美和子の帰りを苛立ちながら待っていた。
しかし、帰宅した美和子は直子に対し挑戦的な態度をとり、自分の「秘密」を暴露することをほのめかす。
翌朝、春は倒れた際に助けてくれた2年の伊吹憲次から声をかけられた。好きなサッカー選手が一緒だったことをきっかけに憲次と意気投合した春は、翌日にあるサッカーの試合を一緒に見に行かないかと誘われる。
やっと男友達が出来そうな気配に喜ぶ春だったが、食物調理科の教員を務める水沢加奈子からは、慎重に行動するよう釘を刺されてしまう。
その日、春の前に美和子は姿を現さなかった。
しかも、クラスメイトの樹里亜たちから、美和子は以前他の高校に通っていたが、ほとんど登校せず1年留年し、この学校に転校してきたのだと聞かされる。
と、そんな春のもとへ、美和子から母親に監禁されていると助けを求めるメールが届いて…!
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