桜咲学園も夏休みに突入した。芦屋瑞稀(前田敦子)は、再びハイジャンプの練習に取り組み始めた佐野泉(中村蒼)のことが気になり、カリフォルニアの実家に戻らず寮で夏休みを過ごそうと考える。だが、当の佐野は、毎年祖父のところに行くらしい。一方、瑞稀が寮に残ることを知った中津秀一(三浦翔平)は、帰省を止めて、サッカーの自主合宿をすると言い出す。
夏休みの間、寮生たちは食堂で雑魚寝することになった。というのも、夏休みの期間は、食堂しかエアコンが使えないからだった。各寮の場所取り合戦が繰り広げられる中、瑞稀も部屋の片隅に場所を確保した。佐野は、そんな瑞稀のことを心配し、寮に残ることを決意する。
その夜、瑞稀たちが就寝の準備をしていると、ふいに怪しい物音やすすり泣くような声が聞こえ、次の瞬間、部屋の電気やテレビも消えてしまう。怯える一同に追い打ちをかけるように、第二次大戦の末期、空襲で命を落とした寮生がいたという話を始める難波南(桐山漣)。結局、単なる停電のようだったが、霊感少年の萱島大樹(柳下大)だけは、ひとりあらぬ方向を見つめていた。
あくる朝、練習に向かう中津の前に、菜吾八高校の2年生だという少女・今池こまり(荒井萌)が現れる。こまりは、いきなり中津のことが好きだと切り出すと、メールアドレスを書いた紙を渡して走り去る。普段から瑞稀のことばかり考えてしまい、思い悩んでいた中津は、こまりと交際することを決意する。
同じころ、ハイジャンプの練習を開始したものの、思うようなジャンプができずにいらついていた佐野は、連日練習を見守っていた瑞稀に、集中したいからしばらくこないでほしい、と当たってしまう。
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