鶴丸あや(名取裕子)のもとに、ひったくり事件の被疑者・井川正代(藤田弓子)が送致されてきた。正代は静岡から観光のため京都にやってきたが、金に困って若い女性からバッグをひったくったという。事件の翌日、正代は自首したのだが、被害者はひったくられた際に転倒して頭部を強打し、意識不明の状態が続いていた。
あやの取り調べに対しても、正代は素直に容疑を認めた。だが、なぜ旅行の費用も持たずに京都に来たのかと聞くと、ただ口ごもるだけ。ひったくったバッグを捨てた場所についても二転三転。さらに事件の詳細を確かめるが、何もかもが曖昧な供述だった。
あやは「こんなあやふやな調書では起訴できない!」と中京署まで文句を言いに行くが、池内刑事(益岡徹)は意外な事実を告げて反論した。正代は事件の日の昼、スーパーで万引き事件を起こしており、窃盗の常習犯という可能性もあるのではないかというのだ。正代がスーパーで盗んだのは、"塩"ひと袋だった。
なぜ、旅先で塩を盗んでしまったのか…!? "塩"に事件を解く鍵が潜んでいると直感したあやは調べを進め、意外な真実を突き止める…!
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