中身が入れ替わったままの城田(松田翔太)と鯖島仁(高橋克実)は、しかたなくお互いのふりを続けることになる。
しぶしぶ児童相談所に出社した城田に、水盛ミネコ(小林聡美)が新しい案件を持ってきた。
14歳の少年・亮介(藤原薫)が1年前から引きこもっているという。
城田が恭子(紺野まひる)と亮介の家に行くと、相談者である母親の由美(村岡希美)がオロオロと待っていた。
亮介は昨年中学受験に失敗してから、部屋に鍵をかけて閉じこもり、誰とも口もきかなくなってしまったという。
引きこもりには慎重に段階を踏んだ対応が必要……と言われているそばから、城田はやすやすと亮介の部屋に入り込む。
しかし相談に乗るわけでもなく、寝転がって漫画を読むだけ。そんな城田に、亮介も呆れていた。
いっぽうの鯖島はピンチに陥っていた。
組の若い衆が鰺沢組に因縁をつけられ、つい先に手を出してしまったのだ。
鯖島は若頭の兵藤(松重豊)から組員のヤス(山根和馬)が鰺沢組に拉致されたと聞かされ、
成り行きで相手の組に「かちこみ」(=殴りこみ)に行くことになってしまう。
そのころ城田の態度に我慢ならなくなった亮介が、ついにキレて―――。
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