2011年06月30日

バラ色の聖戦 第1話

「主婦モデル壮絶バトル!!夫に復讐する女vs10キロ脂肪を着た悪魔」

 三木真琴(吹石一恵)は30歳の専業主婦。二児の子育てと家事に毎日を費やすうち、お腹には脂肪がたっぷり…。このごろでは、夫の敦司(長谷川朝晴)とまともな会話もないが、「そんなもんか」と自分を慰め平穏な日々を送っていた。

 ところがある日、敦司の浮気が発覚。相手は会社の部下で、数日後にはその女の結婚式で仲人を務めるという屈辱を味わわされる。真琴は、せめてもの妻のプライドを賭け、胸を張って参列。その凛とした美しさがプロカメラマン・浅野宏輝(要潤)の目に留り…。

 改めて自分の人生を考えるようになった真琴は、もはや自分を女として見てくれない敦司の気持ちを取り戻したい一心で、ダイエット企画の読者モデルに応募する。面接で出会った中西紗良(芦名星)とは同じ目標を持つ者同士、すぐに意気投合。仲間もでき、真琴はますますやる気になる。ところが、審査会場に現れたあこがれのカリスマモデル、田宮茜子(滝沢沙織)は、三段腹を蓄えた真琴たちを容赦なく罵倒する。

「よくそんな体で生きてられるわね、脂肪はあきらめの塊よ!」

 自分を全否定された思いの真琴は、翌日からダイエットに発奮。着実にウェイトダウンしていく。しかし、結果は落選。一方の紗良は見事1位で合格する。実は、紗良にはかつてモデル経験があり、再起をかけた今回のチャンスをモノにするため、あらかじめ体重を増やして審査に臨んでいたのだ。紗良の執念ともいえる努力を知った真琴は、自分の甘さを痛感。以前と変わらないただの主婦として、子どもたちのもとに帰ることにする。

 ところが、紗良の経歴が編集部に漏えい。素人の変身企画にふさわしくないとの判断から、紗良に代わって急きょ繰り上げ当選となった真琴が、プロの手で大変身を遂げることに!

 真琴はその直前、過去の経歴を告げ口したのは真琴だと誤解した紗良から、強烈なビンタを見舞われていた。だが、自らの変身ぶりはその痛みをも忘れるものだった。トップモデルの茜子と並び、バラの花びらが舞う演出の中、偶然にも浅野の撮影で美の瞬間を切り取られていく真琴。茜子は言う。

「女はね、加工品なの。手をかければいくらでも極上に変わるの」

 その夜、真琴は久しぶりに子ども抜きでデートを楽しもうと、おしゃれして敦司を迎えに出る。自分の変貌ぶりに驚く敦司を見て、思わずうれしくなる真琴。だが、敦司は、「きれいになったのは認める。だからもう勘弁して」と、すげなく真琴の腕を振りほどく…。

 その晩、真琴はこれから先のことを真剣に考える。「きれいになっても、ならなくても、敦司にとってはどうでもいいんだ。もう二度と、女として見られることもなく、子どもだけを生き甲斐に一生脇役で生きていくしかないんだ…」。真琴の目からは自然と涙があふれてくる。そして、「このままじゃ、生きながら死んでいく」と思い至った真琴は、プロのモデルを目指すことを決意。敦司との衝突を覚悟で、美の世界に飛び込んでいく!

 数日後、真琴の写真が掲載される雑誌『GLAMOROUS』が送られてくる。期待を胸にページをめくる真琴。しかしそこには、バラの花びらが舞う中、優雅に微笑む紗良が写っていた!!


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Tracked: 2011-09-05 18:20

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Tracked: 2011-09-06 15:59
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