高倉純平(香取慎吾)は、柳沢春菜(黒木メイサ)に自分から別れを告げた後も、気持ちは変わらなかった。純平は、まわりの応援もあり、もう自分の気持ちから逃げない、と心に決めるが、その頃には退院の日を迎えた矢代英彦(藤木直人)が春菜にあらためてプロポーズをしていたのだった。
柳沢家の前で純平は素直に、春菜に好きだという気持ちをぶつける。が、春菜は勝手すぎるとそんな純平を受け入れられない。
春菜は心の整理をつけるため仕事もやめ、母・高原早苗(高畑淳子)の会社で仕事をしながら、柳沢家を出て新たな一歩を踏み出す。一方、純平はもう二度とあきらめないと心に決め、ただひたすらに思いを日々メールで春菜に送る。だが、春菜からの返事はなかった。
純平は、上野隆雄(綾部祐二)や桜木まりか(仲里依紗)も驚くほど前向きに、一切くじけることなく春菜に思いを伝えながら、新たな職探しに奔走。同時に小松原進(大倉孝二)ら『B−ring』で担当していた会員たちの面倒も見るという多忙を極めた毎日を、春菜に振り返ってもらう日を待ち望みながら過ごしていた。
そんな時、矢代から純平に電話が入る。矢代は春菜からプロポーズの答えを聞きに行くという。純平は、もし春菜に断られたら教えて欲しいと矢代に頼む。
純平と話し終えた矢代は春菜に会う。早速、プロポーズの答えを聞くのだが春菜は自分を見つめ直したいと断った。矢代は、それならばなぜ純平に会わないのかと聞き、会わなければ何も始まらないと春菜を促す。
春菜の足は、高倉家に向いた。すると、高倉美津枝(原田美枝子)に声をかけられる。美津枝は亡くなった夫も純平にそっくりだったと話す。そして、純平がいつも胸にさしているペンは生前の父親に買ってもらったものだとも教えた。
矢代は春菜に断られたことを純平に伝える。また、矢代は幸せは与えたり、与えられたりするものではないことを純平と春菜に教えてもらったと話した。
純平の仕事は相変わらず決まらない。そんな時、家に帰ると柳沢匠悟(小林薫)が来ていた。驚く純平に、匠吾は春菜が早苗の会社で働いていることを明かす。家を飛び出した純平は、柳沢優次(玉森裕太)に早苗の会社の場所を教わり急ぐ。会社に着いた純平は、春菜を探し出してプロポーズ。春菜も純平の想いに答えて…。
一年後、純平と春菜は無事に式を挙げることになった。
第1話 2011年4月18日「結婚に恋は必要?」
第2話 2011年4月25日「つらい恋の忘れ方」
第3話 2011年5月2日「君とやり直したい…元彼の正体」
第4話 2011年5月9日「私、結婚するから」
第5話 2011年5月16日「一緒に過ごす夜」
第6話 2011年5月23日「好きって言っちゃった…動きはじめた恋」
第7話 2011年5月30日「恋の障害…彼女の父元カノの涙」
第8話 2011年6月6日「ゆれる心…一番大切な人は誰?」
第9話 2011年6月13日「別れの雨」
第10話 2011年6月20日「もう会わない…」
幸せになろうよ TOPへ
各話視聴率へ
2011年春ドラマ(4-6月)TOPへ
タグ:幸せになろうよ